J2残留へ大宮が横浜FCのキャプテン、元日本代表GK南雄太を期限付きで獲得「ともに勝利を目指して戦えることが今から楽しみ」
2021.07.25 10:15 Sun
大宮アルディージャは25日、横浜FCの元日本代表GK南雄太(41)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。
期限付き移籍期間は2022年1月31日までとなる。背番号は「35」。
南は静岡学園高校から1998年に柏レイソルへと入団。長らく正守護神を務めると、2010年にロアッソ熊本へと完全移籍。2014年から横浜FCでプレーしていた。
これまでJ1で266試合、J2で363試合に出場している大ベテラン。今シーズンは明治安田生命J1で8試合の出場に終わっていた。
また、U-20日本代表として1997年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)で準優勝。2000年のシドニー・オリンピックにも出場し、2001年には日本代表にも選出されていた。
◆大宮アルディージャ
「はじめまして!このたび横浜FCから移籍してきた南雄太です。大宮アルディージャというポテンシャルの高い素晴らしいクラブに加入することができて、大変嬉しく光栄に思います」
「自分の年齢的にもラストチャンスと思って覚悟をもってここに来ましたし、まずは残留、そして更に上へとチームが上昇するよう、自分の持てるすべてを出してチームの勝利ために全身全霊で闘うことを誓います」
「敵として何度も何度も大宮アルディージャと戦ってきましたが、NACK5スタジアム大宮の独特な雰囲気と熱いサポーターは本当に脅威で、正直あまり勝った記憶がないくらいです(笑)。そのようなサポーターとスタジアムが、今度は味方としてともに勝利を目指して戦えることが今から楽しみでなりません」
「このクラブは今の順位にいるクラブではないと思います。大宮アルディージャが本来あるべき位置に戻れるように全力を尽くして戦いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
◆横浜FC
「このたび大宮アルディージャに期限付き移籍する事になりました。まず今季もキャプテンという大役を与えられ、現在チームが苦しい状況にもかかわらず、チームに貢献出来ずにシーズン途中でチームを離れてしまう事をただただ申し訳なく思います。7年半も在籍させて頂き、酸いも甘いも味わわせて頂いた横浜FCを去るというのは、自分の決断とはいえ今でも本当に寂しい限りです」
「2018年昇格プレーオフでアディショナルタイムに失点して敗退した失意のヴェルディ戦、J1昇格を決めた2019年最終節の歓喜の愛媛戦は自分のサッカー人生の中でも何ものにも代え難い忘れられない瞬間となりました。正直このまま横浜FCで自分は燃え尽きて引退するんだとも思っていました」
「そんな中、今年で42歳になる自分に届いた、自分を必要としてくれた大宮さんからのオファーは、とても刺激的で心が震えました。自分の気持ちに素直に今回挑戦する選択をしました。そして自分のサッカー人生も間違いなく終わりに近づく中、今回挑戦したいという自分のわがままを理解してくれたクラブには本当に感謝しても感謝しきれません。自分はクラブを離れますが、どんな時も愛着のある横浜FCの成功を願い応援しています」
「この苦境をクラブ全体で乗り越え、今年も必ず残留すると信じていますし、今後もJ1に定着していくクラブだと確信しています。『横浜FCに来てよかった!』と心の底から思える、素晴らしい7年半でした。横浜FCに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました!」
大宮はGKフィリップ・クリャイッチが右ヒザ前十字じん帯断裂で今季絶望。現在は今季加入のGK上田智輝が正守護神となり、GK笠原昂史が2ndGKを務めている。
期限付き移籍期間は2022年1月31日までとなる。背番号は「35」。
これまでJ1で266試合、J2で363試合に出場している大ベテラン。今シーズンは明治安田生命J1で8試合の出場に終わっていた。
また、U-20日本代表として1997年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)で準優勝。2000年のシドニー・オリンピックにも出場し、2001年には日本代表にも選出されていた。
南は両クラブを通じてコメントしている。
◆大宮アルディージャ
「はじめまして!このたび横浜FCから移籍してきた南雄太です。大宮アルディージャというポテンシャルの高い素晴らしいクラブに加入することができて、大変嬉しく光栄に思います」
「自分の年齢的にもラストチャンスと思って覚悟をもってここに来ましたし、まずは残留、そして更に上へとチームが上昇するよう、自分の持てるすべてを出してチームの勝利ために全身全霊で闘うことを誓います」
「敵として何度も何度も大宮アルディージャと戦ってきましたが、NACK5スタジアム大宮の独特な雰囲気と熱いサポーターは本当に脅威で、正直あまり勝った記憶がないくらいです(笑)。そのようなサポーターとスタジアムが、今度は味方としてともに勝利を目指して戦えることが今から楽しみでなりません」
「このクラブは今の順位にいるクラブではないと思います。大宮アルディージャが本来あるべき位置に戻れるように全力を尽くして戦いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
◆横浜FC
「このたび大宮アルディージャに期限付き移籍する事になりました。まず今季もキャプテンという大役を与えられ、現在チームが苦しい状況にもかかわらず、チームに貢献出来ずにシーズン途中でチームを離れてしまう事をただただ申し訳なく思います。7年半も在籍させて頂き、酸いも甘いも味わわせて頂いた横浜FCを去るというのは、自分の決断とはいえ今でも本当に寂しい限りです」
「2018年昇格プレーオフでアディショナルタイムに失点して敗退した失意のヴェルディ戦、J1昇格を決めた2019年最終節の歓喜の愛媛戦は自分のサッカー人生の中でも何ものにも代え難い忘れられない瞬間となりました。正直このまま横浜FCで自分は燃え尽きて引退するんだとも思っていました」
「そんな中、今年で42歳になる自分に届いた、自分を必要としてくれた大宮さんからのオファーは、とても刺激的で心が震えました。自分の気持ちに素直に今回挑戦する選択をしました。そして自分のサッカー人生も間違いなく終わりに近づく中、今回挑戦したいという自分のわがままを理解してくれたクラブには本当に感謝しても感謝しきれません。自分はクラブを離れますが、どんな時も愛着のある横浜FCの成功を願い応援しています」
「この苦境をクラブ全体で乗り越え、今年も必ず残留すると信じていますし、今後もJ1に定着していくクラブだと確信しています。『横浜FCに来てよかった!』と心の底から思える、素晴らしい7年半でした。横浜FCに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました!」
大宮はGKフィリップ・クリャイッチが右ヒザ前十字じん帯断裂で今季絶望。現在は今季加入のGK上田智輝が正守護神となり、GK笠原昂史が2ndGKを務めている。
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