東京Vのサポーターになりすまし差別的投稿、クラブが注意喚起

2021.07.23 13:21 Fri
©︎J.LEAGUE
東京ヴェルディは23日、『なりすましアカウント』による差別的な投稿を報告した。

クラブの発表によると、『なりすましアカウント』はSNS上で実在する東京Vのサポーターのアカウントになりすまし、他クラブや他クラブの選手に対して差別的な表現や誹謗中傷で相手を貶めるような投稿をしていたとのことだ。
さらに、プロフィール写真やプロフィール内容もまったく同じで巧妙になりすましており、投稿で攻撃した相手のみならず、真似たアカウントの保有者も傷つけることとなった。

東京Vは声明を発表し「こうした行為に反対し、『なりすましアカウント』による被害を拡大させないようにSNSを運用する事業者にも『なりすましアカウント』の投稿削除やアカウントの凍結を求めていきます」としている。

またサポーターに対しては「皆様も『なりすましアカウント』を見つけた際には、SNSを運用する事業者へ投稿削除やアカウントの凍結を依頼するご連絡をお願いします」と注意喚起している。
今年に入ってはFC岐阜の選手や、FC東京、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズのサポーターになりすまして差別投稿、誹謗中傷する件が報告されるなど、Jリーグで多発している。
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「羨ましい」「さすがはヴェルディサポ」Xで話題の駐日ジョージア大使の「親戚の少年」がレジェンドと2ショット!「ガチガチに緊張して…ます?」

ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使の「親戚の少年」が、サッカー界の大物と記念撮影をしている。 レジャバ大使は、1992年から日本で過ごし、早稲田大学にも留学。2012年から2015年にはキッコーマン株式会社で勤務していた。 2018年にジョージア外務省に入省。2019年7月に駐日特命全権公使兼臨時代理大使となると、2021年11月から駐日特命全権大使に就任。日本語での投稿が人気のX(旧ツイッター) では、32.6万人のフォロワーを持っており、2023年1月にジョージアから「親戚の少年」が来日した際には、納豆などを食べる様子を投稿し、そのほのぼのとした光景が大きな注目を集めていた。 そして、16日に「親戚の少年」が久しぶりに再来日。1年3カ月ぶりの再会にファンも喜びの声をあげていたが、24日の投稿には羨望の声も集まることとなった。 レジャバ大使の投稿には、かつた読売クラブやヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、さらには日本代表としても活躍したラモス瑠偉氏と「親戚の少年」の2ショットが写っていた。 「親戚の少年は、サッカー少年でもあります。ラモス瑠偉さんと!」という投稿には、懐かしのヴェルディのJリーグキャップを被った「親戚の少年」とラモス氏が肩を組んで2ショットが添えられている。 実は、幼少期を日本で過ごしたレジャバ氏はヴェルディファン。そのことを自身のXで明かすと、その後クラブ関係者から実際の試合にも招待されていた。 「親戚の少年」とラモス氏の2ショットには、ファンも「羨ましい限りです」、「さすがはヴェルディサポ」、「レジェンドと少年」、「少年ってこんなに緊張するんだね」、「ガチガチに緊張して…ます?」と反応。中々ない経験をしている「親戚の少年」に羨望の声が寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【写真】話題の少年がレジェンドと2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">親戚の少年は、サッカー少年でもあります。ラモス瑠偉さんと! <a href="https://t.co/nPmzcDyDkb">pic.twitter.com/nPmzcDyDkb</a></p>&mdash; ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) <a href="https://twitter.com/TeimurazLezhava/status/1771785866496589961?ref_src=twsrc%5Etfw">March 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 18:30 Mon

「入りが上手くいかなかった」後半頭から出場の染野唯月、課題を口に「まずはボールを受ける位置」

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