神戸がドウグラスと田中のゴールで逆転勝利!G大阪は連勝ならず【明治安田J1第22節】
2021.07.21 21:33 Wed
21日、明治安田生命J1リーグ第22節のガンバ大阪vsヴィッセル神戸がパナソニック スタジアム吹田で行われ、1-2で神戸が勝利を収めた。
ホームのG大阪は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)から戻ってきた初戦のアビスパ福岡戦でしっかりと勝ち点3を獲得。リーグ戦では4戦負けなしと、長いトンネルを脱出してからは良い状態が続いている。
対する神戸は、古橋のラストマッチとなった前節のセレッソ大阪戦で1-1の引き分けに終わったものの、リーグ戦では直近の6試合で負けがなく、安定した戦績を残している。エース退団後、どこまでこの調子を維持できるか。
中盤がダイヤモンド型になった[4-4-2]のシステムで攻める神戸は、ボールを回しつつ中央に選手を多く配置。そのため、奪われた際にはサイドの広いスペースから運ばれ、立ち上がりからカウンターでゴールを脅かされる場面が続いた。
すると19分にG大阪が先制に成功する。左サイドからのクロスに対して一美がニアに飛び込んで潰れると、ゴール前でフリーになったパトリックの前にボールがこぼれて冷静に流し込んだ。
勢いそのままに、神戸は31分に試合をひっくり返す。サンペールのサイドチェンジを受けた酒井がペナルティエリアに侵入してクロス。田中が頭で合わせてゴールネットを揺らし、逆転に成功した。
その後も神戸がボールを握り、コンパクトに守るG大阪の守備ブロックをサンペールや山口のパスで横に揺さぶっていく。前半終了間際にはドウグラスがゴール右下に鋭いグラウンダーのシュートを放ったが、GK東口に防がれた。
後半に入るとG大阪もボールポゼッションを高めていく。しかし、菊池、小林、GK廣永を中心とした堅牢な神戸ディフェンスを破ることができず、得点には至らない。
65分を過ぎたあたりからは、再び神戸が攻め込む時間帯に。サイドバックとサンペール、山口がポゼッションに積極的に絡んで幾度となくG大阪のゴールに迫ったが、シュート精度を欠いて3点目とはならなかった。
同点に追い付きたいG大阪はカウンターから得点機会を伺う。だが、前半から継続してボールを握られて疲労が溜まっていたために、速攻のスピードやパス精度が足りず、ゴールに近づくことができない。
80分手前から神戸が[5-4-1]にシステム変更して守りを固めたことにより、G大阪にボールを持つ権利が譲られる。83分にパトリックがゴール前でスルーパスを受けてビッグチャンスが訪れるも、ボールはクロスバーを直撃してゴールとはならなかった。
その後もG大阪がサイド攻撃を中心に攻め続けたが、ことごとく跳ね返され続け最後まで追いつくことができず。上手く試合を締めた神戸が逆転勝利を収めた。
ガンバ大阪 1-2 ヴィッセル神戸
【G大阪】
パトリック(前19)
【神戸】
ドウグラス(前27)
田中順也(前31)
ホームのG大阪は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)から戻ってきた初戦のアビスパ福岡戦でしっかりと勝ち点3を獲得。リーグ戦では4戦負けなしと、長いトンネルを脱出してからは良い状態が続いている。
中盤がダイヤモンド型になった[4-4-2]のシステムで攻める神戸は、ボールを回しつつ中央に選手を多く配置。そのため、奪われた際にはサイドの広いスペースから運ばれ、立ち上がりからカウンターでゴールを脅かされる場面が続いた。
すると19分にG大阪が先制に成功する。左サイドからのクロスに対して一美がニアに飛び込んで潰れると、ゴール前でフリーになったパトリックの前にボールがこぼれて冷静に流し込んだ。
しかし神戸はその4分後、右サイドの郷家のクロスを頭で合わせたドウグラスのシュートがGK東口のビッグセーブを強いると、26分のCKで再びドウグラスがヘディングシュート。今度はGK東口も反応できず、失点から7分で同点に追いついた。
勢いそのままに、神戸は31分に試合をひっくり返す。サンペールのサイドチェンジを受けた酒井がペナルティエリアに侵入してクロス。田中が頭で合わせてゴールネットを揺らし、逆転に成功した。
その後も神戸がボールを握り、コンパクトに守るG大阪の守備ブロックをサンペールや山口のパスで横に揺さぶっていく。前半終了間際にはドウグラスがゴール右下に鋭いグラウンダーのシュートを放ったが、GK東口に防がれた。
後半に入るとG大阪もボールポゼッションを高めていく。しかし、菊池、小林、GK廣永を中心とした堅牢な神戸ディフェンスを破ることができず、得点には至らない。
65分を過ぎたあたりからは、再び神戸が攻め込む時間帯に。サイドバックとサンペール、山口がポゼッションに積極的に絡んで幾度となくG大阪のゴールに迫ったが、シュート精度を欠いて3点目とはならなかった。
同点に追い付きたいG大阪はカウンターから得点機会を伺う。だが、前半から継続してボールを握られて疲労が溜まっていたために、速攻のスピードやパス精度が足りず、ゴールに近づくことができない。
80分手前から神戸が[5-4-1]にシステム変更して守りを固めたことにより、G大阪にボールを持つ権利が譲られる。83分にパトリックがゴール前でスルーパスを受けてビッグチャンスが訪れるも、ボールはクロスバーを直撃してゴールとはならなかった。
その後もG大阪がサイド攻撃を中心に攻め続けたが、ことごとく跳ね返され続け最後まで追いつくことができず。上手く試合を締めた神戸が逆転勝利を収めた。
ガンバ大阪 1-2 ヴィッセル神戸
【G大阪】
パトリック(前19)
【神戸】
ドウグラス(前27)
田中順也(前31)
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