東京五輪の女子開幕戦はホワイトの2発でイギリスが快勝!初出場のチリは奮闘するも攻撃の形を作れず…《東京オリンピック》
2021.07.21 18:36 Wed
21日、東京オリンピック(女子)グループE第1節のイギリス代表vsチリ代表が札幌ドームで行われ、2-0でイギリスが勝利を収めた。
FIFAランキング6位のイングランド代表を中心に編成されたイギリス代表。ホワイトを頂点とし、インサイドハーフにスコットランド勢の2名を置いた[4-3-3]の布陣で臨んだ。
一方、オリンピック初出場となるFIFAランキング37位のチリは、パリ・サンジェルマン(PSG)からリヨンに移籍したGKエンドレルを中心に[4-4-2]を敷いた。
下馬評ではイギリスが有利と見られていた中、序盤は比較的チリがボールを握る展開に。積極的な入りを見せ、立ち上がりにはセットプレーのこぼれ球をウルティアが狙うも枠の左へ外れた。
その中でミドルパスと縦に速い攻撃でチリゴールに迫るイギリスは11分、スタンウェイのシュートをGKエンドレルがはじいたところにホワイトが詰めてネットを揺らす。だが、ここはオフサイドを取られて先制とはならず。
これで勢いに乗ったイギリスは23分にカットインからヘンプが狙う。その後はチリが敷くコンパクトな守備陣形の外側を両ウイングが攻略し始め、高い位置でのボール奪取も増えたことでゲームの主導権を握っていく。
押し込まれる時間が増えたチリは29分にアラヤがミドルで牽制するも、流れを取り戻すことができない。イギリスは終了間際にもチャンスを創出。スルーパスに反応したホワイトが一対一を迎えるも、GKエンドレルが右手一本でファインセーブを見せる。その直後にオフサイドディレイの笛が鳴った。
両チームとにメンバー交代なしで迎えた後半も、立ち上がりからイギリスが仕掛ける。スタンウェイと左右を入れ替えたヘンプが続けざまにゴールを狙う。55分には前半と同じようにスタンウェイのミドルのこぼれにホワイトが詰めるも、辛うじてチリがクリアした。
68分にはイギリスベンチが動く。ヘンプとウォルシュを下げてパリスとイングルを投入。イングルはウェールズの選手として初めてオリンピックの舞台に立った選手となった。一方のチリも、Y・ロペスに代えてマルドネスを送り込み、反撃を試みる。
イギリス優位の展開は変わらぬまま、73分に再びゴールを奪う。左サイド高い位置でのスローインから中央を経由して右に展開。ブロンズがボックス右に侵入してクロスを送ると、ホワイトが今度は右足のボレーで合わせてリードを広げた。
一矢報いようとするチリに対してイギリスは最後まで集中を切らさずに対応。危なげなくタイムアップを迎え、イギリスが白星発進となった。対するチリは、序盤こそボールを持てたものの惜敗。オリンピック最初のゲームは黒星で終わった。
イギリス女子代表 2-0 チリ女子代表
【イギリス女子代表】
ホワイト(前18、後28)
FIFAランキング6位のイングランド代表を中心に編成されたイギリス代表。ホワイトを頂点とし、インサイドハーフにスコットランド勢の2名を置いた[4-3-3]の布陣で臨んだ。
下馬評ではイギリスが有利と見られていた中、序盤は比較的チリがボールを握る展開に。積極的な入りを見せ、立ち上がりにはセットプレーのこぼれ球をウルティアが狙うも枠の左へ外れた。
その中でミドルパスと縦に速い攻撃でチリゴールに迫るイギリスは11分、スタンウェイのシュートをGKエンドレルがはじいたところにホワイトが詰めてネットを揺らす。だが、ここはオフサイドを取られて先制とはならず。
さらに攻勢をかけるイギリスは7分後に試合を動かす。右サイドの高い位置からブロンズから柔らかいクロスをファーへ送ると、これをヘンプが頭で折り返す。ゴール前でホワイトが体を倒しながら左足のボレーで沈め、先制点を奪った。
これで勢いに乗ったイギリスは23分にカットインからヘンプが狙う。その後はチリが敷くコンパクトな守備陣形の外側を両ウイングが攻略し始め、高い位置でのボール奪取も増えたことでゲームの主導権を握っていく。
押し込まれる時間が増えたチリは29分にアラヤがミドルで牽制するも、流れを取り戻すことができない。イギリスは終了間際にもチャンスを創出。スルーパスに反応したホワイトが一対一を迎えるも、GKエンドレルが右手一本でファインセーブを見せる。その直後にオフサイドディレイの笛が鳴った。
両チームとにメンバー交代なしで迎えた後半も、立ち上がりからイギリスが仕掛ける。スタンウェイと左右を入れ替えたヘンプが続けざまにゴールを狙う。55分には前半と同じようにスタンウェイのミドルのこぼれにホワイトが詰めるも、辛うじてチリがクリアした。
68分にはイギリスベンチが動く。ヘンプとウォルシュを下げてパリスとイングルを投入。イングルはウェールズの選手として初めてオリンピックの舞台に立った選手となった。一方のチリも、Y・ロペスに代えてマルドネスを送り込み、反撃を試みる。
イギリス優位の展開は変わらぬまま、73分に再びゴールを奪う。左サイド高い位置でのスローインから中央を経由して右に展開。ブロンズがボックス右に侵入してクロスを送ると、ホワイトが今度は右足のボレーで合わせてリードを広げた。
一矢報いようとするチリに対してイギリスは最後まで集中を切らさずに対応。危なげなくタイムアップを迎え、イギリスが白星発進となった。対するチリは、序盤こそボールを持てたものの惜敗。オリンピック最初のゲームは黒星で終わった。
イギリス女子代表 2-0 チリ女子代表
【イギリス女子代表】
ホワイト(前18、後28)
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