バイエルン元会長に続いて西独代表のレジェンドもトニ・クロースに厳しい意見「もはや代表クラスではなかった」
2021.07.19 22:00 Mon
元西ドイツ代表のローター・マテウス氏が、同胞のMFトニ・クロースに厳しい意見を寄せている。ドイツ『Sport1』が伝えた。
ユーロ2020をもってドイツ代表からの引退を発表したクロース。同じく今大会を最後に身を退いたヨアヒム・レーブ元監督のスタイルを体現する申し子として通算106試合に出場し、2014年のブラジル・ワールドカップでは優勝に大きく貢献した。
華々しい引退とはいかなかったものの、ドイツ代表のレジェンドとも言えるクロースには大きな労いの言葉がかけられた。しかし、そうは思っていない人物がいるのもまた事実のようだ。
今夏でバイエルンの会長を辞したウリ・ヘーネス氏は先日、「私は彼のことが好きだ」と前置きしつつ、ユーロで見せたプレーについては「彼のプレースタイルは完全に終わりだ。現在のフットボールには適していない」と赤裸々に切って落とした。
思わぬ狙撃を受けたクロースは自身のツイッターを通じて「彼はフットボールに関する専門知識が豊富で、論争に興味はなく、完全に自惚れている男だ」と皮肉を返していたが、ローター・マテウス氏はバイエルン元会長に便乗する形でクロースを批判。
「ユーロでは選手だけでなくボールのスピードも重要であることがわかった。彼は1、2回は上手くやっていたが、ボールを持つとスペースがほとんどないため全体のペースが乱れ、スピードを落としてしまっていた」
「レアル・マドリーや2014年のW杯では素晴らしかったが、またその姿を失った。だから私にとってトニ・クロースはもはや代表クラスではなかったのだ」
2人のレジェンドから痛烈な批判を浴びてしまったクロース。ローター・マテウス氏に対してはどのような対応を見せるのだろうか。
ユーロ2020をもってドイツ代表からの引退を発表したクロース。同じく今大会を最後に身を退いたヨアヒム・レーブ元監督のスタイルを体現する申し子として通算106試合に出場し、2014年のブラジル・ワールドカップでは優勝に大きく貢献した。
今夏でバイエルンの会長を辞したウリ・ヘーネス氏は先日、「私は彼のことが好きだ」と前置きしつつ、ユーロで見せたプレーについては「彼のプレースタイルは完全に終わりだ。現在のフットボールには適していない」と赤裸々に切って落とした。
思わぬ狙撃を受けたクロースは自身のツイッターを通じて「彼はフットボールに関する専門知識が豊富で、論争に興味はなく、完全に自惚れている男だ」と皮肉を返していたが、ローター・マテウス氏はバイエルン元会長に便乗する形でクロースを批判。
西ドイツ代表として1990年のワールドカップを制覇し、翌年のバロンドールとFIFA最優秀選手賞を獲得したレジェンドも「個人的には恨みはないが」とクッションを挟みながらも、プレーのレベルに疑問を呈した。
「ユーロでは選手だけでなくボールのスピードも重要であることがわかった。彼は1、2回は上手くやっていたが、ボールを持つとスペースがほとんどないため全体のペースが乱れ、スピードを落としてしまっていた」
「レアル・マドリーや2014年のW杯では素晴らしかったが、またその姿を失った。だから私にとってトニ・クロースはもはや代表クラスではなかったのだ」
2人のレジェンドから痛烈な批判を浴びてしまったクロース。ローター・マテウス氏に対してはどのような対応を見せるのだろうか。
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