堂安律、強豪スペインから堂々の4試合連続ゴールも「理想の10番像には程遠い」
2021.07.18 00:31 Sun
U-24日本代表のFW堂安律(PSV)がスペイン戦を振り返り、プレーの反省点と相手に感じた力の差を語った。
U-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸で行われたキリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦し、1-1のドローに終わった。12日に行われたU-24ホンジュラス戦を3-1で勝利した日本は、東京五輪本大会前最後の一戦で金メダル候補の格上との対戦に臨んだ。
試合は立ち上がりからスペインに押し込まれる展開となり、久々に守備の時間が長くなる戦いとなった。それでもなんとか粘り強く戦っていた日本は少ないチャンスを生かす。42分にスローインの流れからFW久保建英が左サイドを突破。ボックス付近まで持ち込み、グラウンダーのクロスを送ると、堂安が左足でダイレクトでゴール左上に蹴り込み先制点を挙げた。
ハーフタイムでは7人の選手交代を行なった中、前半以上に守勢を強いられることになった日本は78分に被弾。スコア以上に攻め込まれる展開となったものの、なんとか最小失点に抑え込み、優勝候補相手に価値あるドローとなった。
4試合連続ゴールを挙げた堂安もその点はポジティブに感じている様子。しかし、自身が格上と称する相手とはサッカーに対する認知度合いで大きな差があったと話した。
「ただ、ああいう相手にもボールを保持したいというのを選手たちのミーティングで話していた中で、僕を含めてボールをキープしなければならない時間帯に見失ってしまうシーンが多かったので、そこは反省しなくちゃいけないなと」
「スペインは明らかに格上で、ピッチでも力の差は感じていましたが、どうやって勝ち点3を取っていくかという戦い方を共通で認識しながらプレーできました。ただ、まだまだ力の差を感じたというのが本音で、大会中にでも上手くならないと優勝できないと思いますので、開幕戦から6試合ありますけど、1試合ごとに上手くなれるようなチームにしたいなと思います」
「彼らはワンタッチのプレーを何度かしてましたが、おそらく彼らは味方がどこにいるかを見なくても、そこにいると、敵は来ないだろうというのがわかる、サッカーの上手さや賢さを感じました。それはどれだけ守備が良くても奪えなくて、サッカーに対する知識の多さを実感しました」
また、強豪相手に引き分けという結果をもたらした自身のゴールについて堂安は、前半の反省点を帳消しにするのが精一杯だったとコメント。背番号10に対する思いも明かした。
「建英から良いボールが来て、僕は前半に一本もシュートを打てていなかったので、コースを意識せず思い切って打ってみたら良いコースに飛んでくれました。マイナスからのシュートは練習していたので、良い成果になったなと思ってます」
「(背番号10は)もちろん緊張感を与えてくれる番号ではありますし、この番号が成長の手助けになってくれたらなと思ってるので、そういうのがピッチの上で影響しているのであれば、すごくありがたいことです」
「ただ、僕の10番像というのはもっともっと上にあるので、もっとチームに貢献しなきゃいけないです。今日の前半は課題だらけで、ゴールで帳消しにできたかなという感じです」
U-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸で行われたキリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦し、1-1のドローに終わった。12日に行われたU-24ホンジュラス戦を3-1で勝利した日本は、東京五輪本大会前最後の一戦で金メダル候補の格上との対戦に臨んだ。
ハーフタイムでは7人の選手交代を行なった中、前半以上に守勢を強いられることになった日本は78分に被弾。スコア以上に攻め込まれる展開となったものの、なんとか最小失点に抑え込み、優勝候補相手に価値あるドローとなった。
4試合連続ゴールを挙げた堂安もその点はポジティブに感じている様子。しかし、自身が格上と称する相手とはサッカーに対する認知度合いで大きな差があったと話した。
「最初からボールを持たれて難しい時間が来ることはチーム内でも話してましたが、前半に決定機を相手に許さなかったのはポジティブな材料ではあります」
「ただ、ああいう相手にもボールを保持したいというのを選手たちのミーティングで話していた中で、僕を含めてボールをキープしなければならない時間帯に見失ってしまうシーンが多かったので、そこは反省しなくちゃいけないなと」
「スペインは明らかに格上で、ピッチでも力の差は感じていましたが、どうやって勝ち点3を取っていくかという戦い方を共通で認識しながらプレーできました。ただ、まだまだ力の差を感じたというのが本音で、大会中にでも上手くならないと優勝できないと思いますので、開幕戦から6試合ありますけど、1試合ごとに上手くなれるようなチームにしたいなと思います」
「彼らはワンタッチのプレーを何度かしてましたが、おそらく彼らは味方がどこにいるかを見なくても、そこにいると、敵は来ないだろうというのがわかる、サッカーの上手さや賢さを感じました。それはどれだけ守備が良くても奪えなくて、サッカーに対する知識の多さを実感しました」
また、強豪相手に引き分けという結果をもたらした自身のゴールについて堂安は、前半の反省点を帳消しにするのが精一杯だったとコメント。背番号10に対する思いも明かした。
「建英から良いボールが来て、僕は前半に一本もシュートを打てていなかったので、コースを意識せず思い切って打ってみたら良いコースに飛んでくれました。マイナスからのシュートは練習していたので、良い成果になったなと思ってます」
「(背番号10は)もちろん緊張感を与えてくれる番号ではありますし、この番号が成長の手助けになってくれたらなと思ってるので、そういうのがピッチの上で影響しているのであれば、すごくありがたいことです」
「ただ、僕の10番像というのはもっともっと上にあるので、もっとチームに貢献しなきゃいけないです。今日の前半は課題だらけで、ゴールで帳消しにできたかなという感じです」
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