J1初出場の大島が復活弾! リーグ戦1カ月半ぶりの川崎Fが清水に快勝で3連勝!【明治安田J1第18節】
2021.07.17 20:25 Sat
明治安田生命J1リーグ第18節、清水エスパルスvs川崎フロンターレが17日にIAIスタジアム日本平で行われ、0-2でアウェイの川崎Fが勝利した。
川崎FのACL参戦の影響で延期となっていた一戦。清水(勝ち点23)は1週間前に行われた直近の徳島ヴォルティス戦では終盤に追いつかれ痛恨のドロー。リーグ戦ここ4試合は2勝2分けと無敗を維持しているが、いずれも下位対決の結果だ。
一方の川崎F(勝ち点55)は、無事にACLのグループステージを突破し、1か月半ぶりのリーグ戦へ望む。21試合を消化し未だ無敗だが、この間に海外移籍が発表された田中や、東京オリンピックに出場する三笘・旗手の不在がどこまで影響するか注目だ。
スタメンに関しては、清水はサンフレッチェ広島から新加入の井林が先発。川崎Fは、ACLの北京国安戦でトップチームデビューを果たした宮城がJ1デビュー。また、2月からふくらはぎの肉離れで長期離脱していた大島も今季のJ1初出場となった。
試合は予想通りアウェイの川崎Fがボールを握る展開に。それでも清水は9分、敵陣右サイドのロングスローからボックス中央の鈴木がシュート。ここは相手のブロックに遭う。
登里のスルーパスに抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス左へ侵入。シュートを匂わせつつパスを選択し、最後は脇坂がダイレクトで流し込んだ。
先制弾を挙げた脇坂は20分にもボックス手前からのコントロールシュートで清水ゴールに襲い掛かる。後手に回る清水は32分、左サイドを突破したカルリーニョス・ジュニオのスルーパスからチアゴ・サンタナにビッグチャンス。ボックス左から左足を振り抜いたが、GKチョン・ソンリョンに弾かれた。
後半立ち上がりに攻めに出た清水。1分と経たないうちにボックス手前右から枠内シュートを放ったカルリーニョス・ジュニオは、48分にはボックス左に侵入するも、寄せてきたジェジエウに止められた。
難しい立ち上がりもしっかり対処した川崎Fは50分、左サイドの登里からボックス手前の脇坂に鋭いパスが通ると、相手に寄せられてこぼれたボールがゴール前にフリーランニングしていた大島の下へ。大島はこれを胸トラップし、冷静に右足で流し込んだ。
大島の復活を告げる今季初ゴールでリードを広げた川崎Fに対し、清水は54分にカルリーニョス・ジュニオが負傷交代を強いられ、更なる苦境に立たされる。その後、65分に互いに2人ずつ交代カードを切った中、追いかける清水が71分に好機を迎える。
中央のチアゴ・サンタナの大きな展開から左サイドでボールを持った片山がカットインからクロス。ボックス右で待っていた途中出場の中山が頭で折り返し、鈴木がシュートへ。これがGKチョン・ソンリョンに防がれると、こぼれ球に反応したチアゴ・サンタナのシュートもチョン・ソンリョンに弾き返されてしまった。
その後は連戦の疲労も影響してか守勢に回った川崎Fだが、リーグ15失点の堅守でもって清水を封殺。終盤には運動量の多かった登里や脇坂を下げるなど回復も考慮しながら時計の針を進めていく。
結局、体力を節約しながら戦う試合巧者ぶりを見せた川崎Fがアウェイで0-2で勝利。1カ月半の間を挟んで3連勝を収めた。一方の清水は5試合ぶりの黒星となった。
清水エスパルス 0-2 川崎フロンターレ
【川崎F】
脇坂泰斗(前17)
大島僚太(後5)
川崎FのACL参戦の影響で延期となっていた一戦。清水(勝ち点23)は1週間前に行われた直近の徳島ヴォルティス戦では終盤に追いつかれ痛恨のドロー。リーグ戦ここ4試合は2勝2分けと無敗を維持しているが、いずれも下位対決の結果だ。
スタメンに関しては、清水はサンフレッチェ広島から新加入の井林が先発。川崎Fは、ACLの北京国安戦でトップチームデビューを果たした宮城がJ1デビュー。また、2月からふくらはぎの肉離れで長期離脱していた大島も今季のJ1初出場となった。
試合は予想通りアウェイの川崎Fがボールを握る展開に。それでも清水は9分、敵陣右サイドのロングスローからボックス中央の鈴木がシュート。ここは相手のブロックに遭う。
川崎Fは宮城が4分に登里のシュートを演出すると、11分には自らシュートを放つなど存在感を放つ。すると17分、その左サイドからゴールが生まれた。
登里のスルーパスに抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス左へ侵入。シュートを匂わせつつパスを選択し、最後は脇坂がダイレクトで流し込んだ。
先制弾を挙げた脇坂は20分にもボックス手前からのコントロールシュートで清水ゴールに襲い掛かる。後手に回る清水は32分、左サイドを突破したカルリーニョス・ジュニオのスルーパスからチアゴ・サンタナにビッグチャンス。ボックス左から左足を振り抜いたが、GKチョン・ソンリョンに弾かれた。
後半立ち上がりに攻めに出た清水。1分と経たないうちにボックス手前右から枠内シュートを放ったカルリーニョス・ジュニオは、48分にはボックス左に侵入するも、寄せてきたジェジエウに止められた。
難しい立ち上がりもしっかり対処した川崎Fは50分、左サイドの登里からボックス手前の脇坂に鋭いパスが通ると、相手に寄せられてこぼれたボールがゴール前にフリーランニングしていた大島の下へ。大島はこれを胸トラップし、冷静に右足で流し込んだ。
大島の復活を告げる今季初ゴールでリードを広げた川崎Fに対し、清水は54分にカルリーニョス・ジュニオが負傷交代を強いられ、更なる苦境に立たされる。その後、65分に互いに2人ずつ交代カードを切った中、追いかける清水が71分に好機を迎える。
中央のチアゴ・サンタナの大きな展開から左サイドでボールを持った片山がカットインからクロス。ボックス右で待っていた途中出場の中山が頭で折り返し、鈴木がシュートへ。これがGKチョン・ソンリョンに防がれると、こぼれ球に反応したチアゴ・サンタナのシュートもチョン・ソンリョンに弾き返されてしまった。
その後は連戦の疲労も影響してか守勢に回った川崎Fだが、リーグ15失点の堅守でもって清水を封殺。終盤には運動量の多かった登里や脇坂を下げるなど回復も考慮しながら時計の針を進めていく。
結局、体力を節約しながら戦う試合巧者ぶりを見せた川崎Fがアウェイで0-2で勝利。1カ月半の間を挟んで3連勝を収めた。一方の清水は5試合ぶりの黒星となった。
清水エスパルス 0-2 川崎フロンターレ
【川崎F】
脇坂泰斗(前17)
大島僚太(後5)
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