本番の連戦を意識する遠藤航、ホンジュラス戦について「後半は意図的にペースを落とした」
2021.07.13 19:46 Tue
U-24日本代表のMF遠藤航(シュツットガルト)が、U-24ホンジュラス代表戦を振り返った。
東京オリンピック開幕を10日後に控えたU-24日本代表は12日、同じく大会に参加するホンジュラス代表と対戦した。互いのグループでの対戦相手を意識した調整試合となった中、日本は13分にセットプレーからDF吉田麻也のゴールで先制。さらに40分には、左サイドから上がったクロスをFW林大地がワンタッチで落とし、堂安が流しこむ綺麗なゴールで追加点を挙げる。
後半は運動量の低下やメンバー交代の影響もあり、前半のような流れを維持できなかった中、65分には一瞬の隙を突かれて冨安のオウンゴールで1点を返される。それでも、85分には途中出場のMF相馬勇紀の左サイドからの折り返しをゴール前に飛び込んだ堂安がワンタッチで合わせ、この試合2点目を奪取。最終的に3-1の勝利を挙げた。
試合翌日にリモート会見に応じた遠藤は、久々のフル出場に「すごく大事なこと」と満足感を示す。また、後半にややペースが落ちた点については、個人的に意図したことだったと振り返った。
「シンプルにコンディションの面もあったと思いますが、後半は2点差で勝っていたのでそんなに前から行く必要はないなという風にも感じていました。本番を想像して、中2日の連戦の中で前半を2点差で折り返した時に、リードを守る上ではブロックを敷いて守ることを選択するのは全然問題はないなと思ってたので」
しかしながら、同じオーバーエイジ枠でキャプテンを務めるDF吉田麻也は、守りに回るか迷ったと語る。その点の齟齬に関して、遠藤は問題ないと断言した。
「チームとしては3点目を取りに行こうという話だったので、それができれば理想の展開ではあったと思うんですけど。僕の考えをハーフタイムに伝えたわけではなかったので、ちゃんとコミュニケーション取れば問題ないと思います」
「昨日は前の4人だけで攻撃が完結できるシーンが多かったので、そこまで押し上げるかというところで言うと、僕も(田中)碧も前半ほど前線との距離を近くしていたわけではなく、4人で1点取ってきてというイメージでいたので、そのギャップはあったかなと。奪っても前線との距離があったので間延びした展開になったのかなと思います」
最後に、東京五輪の開催の延期について「延長していなかったら僕がオーバーエイジ枠に入れるかわからなかったと思うし、1年間ブンデス1部でプレーし続けたことでオーバーエイジ枠に入れる感覚を持てたので」と、ポジティブに捉えていると話した。
なお、U-24日本代表は17日に、開幕前最後となるスペインとの親善試合が控えている。
東京オリンピック開幕を10日後に控えたU-24日本代表は12日、同じく大会に参加するホンジュラス代表と対戦した。互いのグループでの対戦相手を意識した調整試合となった中、日本は13分にセットプレーからDF吉田麻也のゴールで先制。さらに40分には、左サイドから上がったクロスをFW林大地がワンタッチで落とし、堂安が流しこむ綺麗なゴールで追加点を挙げる。
試合翌日にリモート会見に応じた遠藤は、久々のフル出場に「すごく大事なこと」と満足感を示す。また、後半にややペースが落ちた点については、個人的に意図したことだったと振り返った。
「シンプルにコンディションの面もあったと思いますが、後半は2点差で勝っていたのでそんなに前から行く必要はないなという風にも感じていました。本番を想像して、中2日の連戦の中で前半を2点差で折り返した時に、リードを守る上ではブロックを敷いて守ることを選択するのは全然問題はないなと思ってたので」
「(ペースが)落ちたというより落としたという言い方ができるかと思いますけど。もちろん相手がパワーを使ってきたところもあるにせよ、引いて守るのは自分の中では想定内というか意図的にそういう風に戦ってみても良いかなと思う部分はありました」
しかしながら、同じオーバーエイジ枠でキャプテンを務めるDF吉田麻也は、守りに回るか迷ったと語る。その点の齟齬に関して、遠藤は問題ないと断言した。
「チームとしては3点目を取りに行こうという話だったので、それができれば理想の展開ではあったと思うんですけど。僕の考えをハーフタイムに伝えたわけではなかったので、ちゃんとコミュニケーション取れば問題ないと思います」
「昨日は前の4人だけで攻撃が完結できるシーンが多かったので、そこまで押し上げるかというところで言うと、僕も(田中)碧も前半ほど前線との距離を近くしていたわけではなく、4人で1点取ってきてというイメージでいたので、そのギャップはあったかなと。奪っても前線との距離があったので間延びした展開になったのかなと思います」
最後に、東京五輪の開催の延期について「延長していなかったら僕がオーバーエイジ枠に入れるかわからなかったと思うし、1年間ブンデス1部でプレーし続けたことでオーバーエイジ枠に入れる感覚を持てたので」と、ポジティブに捉えていると話した。
なお、U-24日本代表は17日に、開幕前最後となるスペインとの親善試合が控えている。
|
関連ニュース