「納得できなかったところ」、2点リードからの失点悔やむ吉田麻也 自身の先制点は「スカウティング通り」と謙遜
2021.07.13 00:06 Tue
U-24日本代表でキャプテンを務めるDF吉田麻也(サンプドリア)が、自身の先制点もあり勝利した一戦を振り返った。
U-24日本代表は12日、ヨドコウ桜スタジアムで開催されたキリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表と対戦した。
試合は立ち上がりからコンディションの良さと成熟度で勝る日本が攻勢を仕掛けると、13分に得たFKの場面でMF久保建英が相手の背後に落とした絶妙な浮き球のパスを吉田が見事なフィニッシュで合わせ、日本が先制に成功。
以降も畳みかける攻めで相手を圧倒した中、前半終了間際の40分には機を見てオーバーラップを仕掛けたDF冨安健洋が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアの三好がスルーし、ボックス中央のFW林大地がワンタッチでバックパス。これをMF堂安律が流し込み、代表戦3試合連続ゴールで2点目のリードをもたらした。
後半は運動量の低下やメンバー交代の影響もあり、前半のような流れを維持できなかった中、65分には一瞬の隙を突かれて冨安のオウンゴールで1点を返される。それでも、85分には途中出場のMF相馬勇紀の左サイドからの折り返しをゴール前に飛び込んだ堂安がワンタッチで合わせ、この試合2点目を奪取。最終的に3-1の勝利を挙げた。
「前半も仕留められるところはありましたし、そこで3点目を取れていれば試合を終わらせられていたと思います。逆に、2-0の状況で1点を返されると、一気に相手に勢いが付くので、そこは気を付けようとハーフタイムに話し合っていましたが、実際にそうなってしまいました」
「そこが今日の試合で最も納得できなかったところというか、課題でした。個人的にも後半パフォーマンスが落ちたところがありましたし、全体的にもミスが増えていました。もちろん、久々の試合でしたが、ここからもう一歩フィットネスのギアを上げていかないといけないと感じています」
「ただ、3点目を取って試合を終わらせることができた点、替わった選手が最後のゲームを締めるところをうまくできたところは悪くなかったと思います」
さらに、今後に向けては「試合の中での軌道修正」を勝ち切るために重要な要素として挙げている。
「細かいミスをなくすことと、うまくいかないときに軌道修正をうまくやっていきたい。前半の終わり方に関して3点目を決められたかもしれなかったですが、2-0で終わらせるためのボールの回し方は良かったと思います」
「後半は入り自体は悪くなかったですが、徐々に流れを持っていかれる中でもう一回自分たちで流れを引き寄せる力、ゲームマネジメント。あとは3点目を取り切るか、後ろがしっかりと我慢する。相手のチャンスが少ない中で1点取られてしまったので、そこら辺はうまくやっていかなければいけないと感じています」
また、自身が決めた技ありの先制点に関しては、「練習通り、スカウティング通り」と謙遜している。
「(ゴール前への)入り方とボールは練習通り、スカウティング通りでした。良いボールと良いタイミング、もちろん良いスカウティングがあったからこそ。たまたま自分のところに合っただけでした。ただ、フリー過ぎて少し緊張したぐらいでした」
なお、東京オリンピック本番に向けて最後のテストの場となるU-24スペイン代表戦は17日にノエビアスタジアム神戸で開催される。
U-24日本代表は12日、ヨドコウ桜スタジアムで開催されたキリンチャレンジカップ2021でU-24ホンジュラス代表と対戦した。
以降も畳みかける攻めで相手を圧倒した中、前半終了間際の40分には機を見てオーバーラップを仕掛けたDF冨安健洋が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアの三好がスルーし、ボックス中央のFW林大地がワンタッチでバックパス。これをMF堂安律が流し込み、代表戦3試合連続ゴールで2点目のリードをもたらした。
後半は運動量の低下やメンバー交代の影響もあり、前半のような流れを維持できなかった中、65分には一瞬の隙を突かれて冨安のオウンゴールで1点を返される。それでも、85分には途中出場のMF相馬勇紀の左サイドからの折り返しをゴール前に飛び込んだ堂安がワンタッチで合わせ、この試合2点目を奪取。最終的に3-1の勝利を挙げた。
同試合後、オンラインの会見に出席した吉田は、自身の先制点を含め2ゴールを奪い、相手に攻撃の機会を全く与えなかった前半の出来に満足感を示しつつも、後半に関しては「先に3点目を決めなければいけなかった」と、課題を口にしつつ試合全体を振り返った。
「前半も仕留められるところはありましたし、そこで3点目を取れていれば試合を終わらせられていたと思います。逆に、2-0の状況で1点を返されると、一気に相手に勢いが付くので、そこは気を付けようとハーフタイムに話し合っていましたが、実際にそうなってしまいました」
「そこが今日の試合で最も納得できなかったところというか、課題でした。個人的にも後半パフォーマンスが落ちたところがありましたし、全体的にもミスが増えていました。もちろん、久々の試合でしたが、ここからもう一歩フィットネスのギアを上げていかないといけないと感じています」
「ただ、3点目を取って試合を終わらせることができた点、替わった選手が最後のゲームを締めるところをうまくできたところは悪くなかったと思います」
さらに、今後に向けては「試合の中での軌道修正」を勝ち切るために重要な要素として挙げている。
「細かいミスをなくすことと、うまくいかないときに軌道修正をうまくやっていきたい。前半の終わり方に関して3点目を決められたかもしれなかったですが、2-0で終わらせるためのボールの回し方は良かったと思います」
「後半は入り自体は悪くなかったですが、徐々に流れを持っていかれる中でもう一回自分たちで流れを引き寄せる力、ゲームマネジメント。あとは3点目を取り切るか、後ろがしっかりと我慢する。相手のチャンスが少ない中で1点取られてしまったので、そこら辺はうまくやっていかなければいけないと感じています」
また、自身が決めた技ありの先制点に関しては、「練習通り、スカウティング通り」と謙遜している。
「(ゴール前への)入り方とボールは練習通り、スカウティング通りでした。良いボールと良いタイミング、もちろん良いスカウティングがあったからこそ。たまたま自分のところに合っただけでした。ただ、フリー過ぎて少し緊張したぐらいでした」
なお、東京オリンピック本番に向けて最後のテストの場となるU-24スペイン代表戦は17日にノエビアスタジアム神戸で開催される。
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