堂安律が2ゴール! U-24日本、仮想メキシコのホンジュラスに3発快勝!《キリンチャレンジカップ2021》
2021.07.12 21:35 Mon
U-24日本代表は12日、U-24ホンジュラス代表と親善試合を行い、3-1で勝利した。
東京オリンピック初戦の南アフリカ戦を10日後に控える中、最終調整の一環として行われる今回の一戦。仮想メキシコとして対戦相手に選ばれたホンジュラスも東京五輪に出場するチームで、日本同様にこの試合に対するモチベーションは高い。
1カ月ぶりの実戦となる日本はACLの日程の関係で三笘や旗手といった一部戦力が不在の中、スタメンはGK谷、ディフェンスラインは右から酒井、吉田、冨安、中山が並び、中盤は遠藤と田中のダブルボランチに、堂安、久保、三好が前から2列目。そして最前線に林が配置される[4-2-3-1]の布陣となった。
オーバーエイジ枠の3人が揃って先発出場した中、開始2分のセットプレーからOAの一人である酒井のヘディングシュートでゴールに迫る。5分過ぎには久保のシュートが相手の腕に当たるも主審の笛は鳴らず。9分の左CKの場面では、ファーサイドでボールを収めた吉田が相手をかわして左足のシュートにつなげたが、ここは他選手のブロックに遭った。
続く10分にも左CKを獲得し、ショートコーナーから深い位置まで切り込んだ久保の折り返しに酒井が飛び込むチャンスシーンを演出。12分には中山のロングボールを最前線で収めた堂安のポストプレーを起点に、ボックス右の久保のグラウンダーのクロスを三好が合わせたが左ポストに嫌われてしまった。
その後も攻勢を続ける日本は、実績を求める林や三好が積極的にシュートを放っていく。29分には堂安と久保のコンビで守備をかく乱し、最後は久保の横パスをボックス中央の林が右足ダイレクトで合わせたが、GKの正面に飛ばしてしまい、追加点は奪えない。
それでも40分、機を見てオーバーラップを仕掛けた冨安が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアの三好がスルーし、ボックス中央の林がワンタッチでバックパス。これを堂安が流し込み、代表戦3試合連続ゴールで2点目のリードをもたらした。
後半からホンジュラスは4人の選手交代を行ったが、日本はペースを渡さず試合を進めていく。前半よりゴールに向かうシーンは減ったものの、要所を潰す守備で逆にチャンスも作らせない。
60分過ぎに互いに2枚の交代カードを切り、日本は林と田中を下げて前田と板倉を投入。その直後の66分、自陣でボールを奪った際の処理にもたつき奪い返されると、ボックス左から途中出場のリバスのシュートを許す。これはGK谷が防いだものの、こぼれ球が冨安の足に当たってオウンゴールとなってしまった。
ここからホンジュラスも息を吹き返し、試合は一進一退の攻防戦に。75分に前田が快足を生かしてゴールチャンスを迎えたが、ここは相手GKに軍配。80分にはさらに交代カードを切り、一挙に3人入れ替え。するとこれが功を奏す。
85分、冨安のロングボールを前田が落とし、遠藤が左サイド前方へ展開。これに反応した相馬のグラウンダーのクロスを堂安が合わせて、試合を決定づける3点目を決めた。
そして、試合はこのまま終了。メキシコを仮想した一戦で3-1の快勝を収めた。17日にはU-24スペイン代表と対戦
する。
U-24日本代表 3-1 U-24ホンジュラス代表
【U-24日本】
吉田麻也(前13)
堂安律(前40)
堂安律(後40)
【U-24ホンジュラス】
OG(後21)
東京オリンピック初戦の南アフリカ戦を10日後に控える中、最終調整の一環として行われる今回の一戦。仮想メキシコとして対戦相手に選ばれたホンジュラスも東京五輪に出場するチームで、日本同様にこの試合に対するモチベーションは高い。
オーバーエイジ枠の3人が揃って先発出場した中、開始2分のセットプレーからOAの一人である酒井のヘディングシュートでゴールに迫る。5分過ぎには久保のシュートが相手の腕に当たるも主審の笛は鳴らず。9分の左CKの場面では、ファーサイドでボールを収めた吉田が相手をかわして左足のシュートにつなげたが、ここは他選手のブロックに遭った。
続く10分にも左CKを獲得し、ショートコーナーから深い位置まで切り込んだ久保の折り返しに酒井が飛び込むチャンスシーンを演出。12分には中山のロングボールを最前線で収めた堂安のポストプレーを起点に、ボックス右の久保のグラウンダーのクロスを三好が合わせたが左ポストに嫌われてしまった。
立て続けに決定機を迎えた日本はその勢いのまま先制に成功する。13分の右サイドでのFKのシーン。久保が左足でふわりとしたインスイングのクロスを送ると、ゴール前に走り込んだ吉田が右足アウトサイドで優しく合わせてゴールイン。キャプテンによる3月のモンゴル戦以来の代表通算12ゴール目が決まった。
その後も攻勢を続ける日本は、実績を求める林や三好が積極的にシュートを放っていく。29分には堂安と久保のコンビで守備をかく乱し、最後は久保の横パスをボックス中央の林が右足ダイレクトで合わせたが、GKの正面に飛ばしてしまい、追加点は奪えない。
それでも40分、機を見てオーバーラップを仕掛けた冨安が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアの三好がスルーし、ボックス中央の林がワンタッチでバックパス。これを堂安が流し込み、代表戦3試合連続ゴールで2点目のリードをもたらした。
後半からホンジュラスは4人の選手交代を行ったが、日本はペースを渡さず試合を進めていく。前半よりゴールに向かうシーンは減ったものの、要所を潰す守備で逆にチャンスも作らせない。
60分過ぎに互いに2枚の交代カードを切り、日本は林と田中を下げて前田と板倉を投入。その直後の66分、自陣でボールを奪った際の処理にもたつき奪い返されると、ボックス左から途中出場のリバスのシュートを許す。これはGK谷が防いだものの、こぼれ球が冨安の足に当たってオウンゴールとなってしまった。
ここからホンジュラスも息を吹き返し、試合は一進一退の攻防戦に。75分に前田が快足を生かしてゴールチャンスを迎えたが、ここは相手GKに軍配。80分にはさらに交代カードを切り、一挙に3人入れ替え。するとこれが功を奏す。
85分、冨安のロングボールを前田が落とし、遠藤が左サイド前方へ展開。これに反応した相馬のグラウンダーのクロスを堂安が合わせて、試合を決定づける3点目を決めた。
そして、試合はこのまま終了。メキシコを仮想した一戦で3-1の快勝を収めた。17日にはU-24スペイン代表と対戦
する。
U-24日本代表 3-1 U-24ホンジュラス代表
【U-24日本】
吉田麻也(前13)
堂安律(前40)
堂安律(後40)
【U-24ホンジュラス】
OG(後21)
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