イングランドのレジェンドたちが決勝でのラッシュフォードのPKについて議論
2021.07.12 17:18 Mon
イングランド代表の歴戦の選手たちが、ユーロ2020決勝でのFWマーカス・ラッシュフォードのPKについて議論している。
11日に行われた決勝戦でイタリア代表との頂上決戦に臨んだイングランド。1-1のスコアで延長戦に突入するも決着はつかず、PK戦に突入した。FWハリー・ケイン、DFハリー・マグワイアがきっちり成功させたが、そこからラッシュフォード、MFジェイドン・サンチョが立て続けに失敗。そして5人目のFWブカヨ・サカがGKジャンルイジ・ドンナルンマに止められてしまい、悲願のタイトル獲得の夢を果たせなかった。
試合後、スリーライオンズのレジェンドたちはラッシュフォードの、ボールの手前で細かくステップを刻みGKのタイミングを外すような助走について議論を展開。現役時代にチェルシーでPKキッカーを担っていたフランク・ランパード氏は、プレッシャーのかかる状況で使用するには難しいテクニックだと言及している。
「あのスタイルでPKを蹴ったことはないよ。私は常に自分に合ったPKの蹴り方があると考えているし、ほとんどのキッカーは上手くやっているよ」
「観客のいない練習場ではラッシュフォードのような蹴り方はより簡単となる。だが、この試合がもたらす重圧の中では難しくなる」
「彼(ラッシュフォード)の目がボールに全く向いておらず、GKを見ているのがわかる。(ドンナルンマが逆方向に飛んだのを)確認した後、残念ながらボールを擦りすぎて引っ張ってしまった」
「ただ、あの絶望的で恐ろしい状況の中で、勇気を持って蹴った人を批判することは絶対にできないよ。若者たちが『分かった、PKを蹴る』と言ったことについては評価しなければならない」
「精神的なダメージが残るから、彼らにとっては難しい時期になるだろう。それでも時間が味方してくれるし、きっと乗り越えてくれるはずだ」
そして、リオ・ファーディナンド氏は「どんな蹴り方でも外すことはある」とラッシュフォードを擁護。同様にPKを止められたサカやイタリア代表のMFジョルジーニョについても言及している。
「サカは細かく足踏みすることなく、素早くボールへと向かっていった。それも難しいね」
「ジョルジーニョも(ラッシュフォードと)似たような蹴り方をしていたが、ピックフォードがビッグセーブしてくれたのは幸運だったよ」
「(PKは)勇気を持って蹴らなければならない。何百試合も経験しているベテラン選手がキッカーを拒否するのを見たことがある」
11日に行われた決勝戦でイタリア代表との頂上決戦に臨んだイングランド。1-1のスコアで延長戦に突入するも決着はつかず、PK戦に突入した。FWハリー・ケイン、DFハリー・マグワイアがきっちり成功させたが、そこからラッシュフォード、MFジェイドン・サンチョが立て続けに失敗。そして5人目のFWブカヨ・サカがGKジャンルイジ・ドンナルンマに止められてしまい、悲願のタイトル獲得の夢を果たせなかった。
「あのスタイルでPKを蹴ったことはないよ。私は常に自分に合ったPKの蹴り方があると考えているし、ほとんどのキッカーは上手くやっているよ」
「観客のいない練習場ではラッシュフォードのような蹴り方はより簡単となる。だが、この試合がもたらす重圧の中では難しくなる」
また、アラン・シアラー氏は、ラッシュフォードがGKを注視するあまりキックが上手くいかなかったことコメント。一方で若い選手がキッカーを務めるという勇敢さを評価している。
「彼(ラッシュフォード)の目がボールに全く向いておらず、GKを見ているのがわかる。(ドンナルンマが逆方向に飛んだのを)確認した後、残念ながらボールを擦りすぎて引っ張ってしまった」
「ただ、あの絶望的で恐ろしい状況の中で、勇気を持って蹴った人を批判することは絶対にできないよ。若者たちが『分かった、PKを蹴る』と言ったことについては評価しなければならない」
「精神的なダメージが残るから、彼らにとっては難しい時期になるだろう。それでも時間が味方してくれるし、きっと乗り越えてくれるはずだ」
そして、リオ・ファーディナンド氏は「どんな蹴り方でも外すことはある」とラッシュフォードを擁護。同様にPKを止められたサカやイタリア代表のMFジョルジーニョについても言及している。
「サカは細かく足踏みすることなく、素早くボールへと向かっていった。それも難しいね」
「ジョルジーニョも(ラッシュフォードと)似たような蹴り方をしていたが、ピックフォードがビッグセーブしてくれたのは幸運だったよ」
「(PKは)勇気を持って蹴らなければならない。何百試合も経験しているベテラン選手がキッカーを拒否するのを見たことがある」
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