隙を突いたFC東京が相手のミスから永井弾で4連勝! 湘南は痛い3連敗【明治安田J1第22節】
2021.07.11 21:28 Sun
11日、明治安田生命J1リーグ第22節の湘南ベルマーレvs FC東京がレモンガススタジアム平塚で行われ、0-1でFC東京が勝利を収めた。
現在2連敗中の湘南が、3連勝中のFC東京をホームに迎えた一戦。6月の月間最優秀監督賞を受賞した長谷川健太監督としては、今季最長の4連勝を懸けた戦いとなった。
湘南は前節からスタメンを5名変更。舘、岡本、田中、タリク、ウェリントンが外れ、大岩、畑、三幸、池田、大橋を起用した。
対するFC東京は1名のみを変更。品田愛斗に代わり、青木拓矢を起用した。
連敗中の湘南と連勝中のFC東京と相対する調子の両者。公式戦ではYBCルヴァンカップのプレーオフステージでも対戦しているため、4度目の対戦となった。
20分にもFC東京がチャンス。自陣で相手からボールを奪うと、レアンドロがボールを奪うと、追い抜いた東へパス。東がボックス手前からクロス。これにアダイウトンがヘディングで合わせるが、枠を捉えられない。
湘南は22分にビッグチャンス。町野がスルーパスを送ると、完璧に抜け出した大橋が持ち込みボックス内からシュート。しかし、飛び出たGK波多野がセーブし湘南は決定機を生かせない。
ピンチを凌いだFC東京は湘南陣内でのプレータイムが増え、押し込んでいくが、決定力を欠いてゴールを奪えないまま試合を折り返す。
後半に入ってもペースはFC東京。すると61分、アダイウトンの縦パスをディエゴ・オリヴェイラがダイレクトで叩くと、受けたレアンドロがボックス内に持ち込み落ち着いてニアサイドを抜くシュート。これがネットを揺らす。
完璧なパスワークでの崩しかと思われたが、VARが介入。アダイウトンからのパスが出た際にディエゴ・オリヴェイラの位置がオフサイドだったとし、FC東京のゴールは認められなかった。
命拾いした湘南だったが、その後もなかなか攻め込むことはできない。徐々に雨脚が強くなっていく中、スピードを持って攻めるも、精度を欠いてしまう。
流れを変えたい湘南は大橋と三幸に代えてウェリントンと田中聡を投入。対するFC東京は東とアダイウトンを下げて、永井謙佑と田川亨介を入れてスピードのある2枚を前線に置く。
するとこの交代がハマったのはFC東京だった。83分、GKからのビルドアップをディエゴ・オリヴェイラがカット。さらに田川がプレスを掛けて奪うと、パスを受けたレアンドロがボックス内で切り返してシュート。これは枠に飛ぶも、懸命に戻った田中がブロック。しかし、こぼれ球を永井が豪快にシュート。今度こそしっかりと決めたFC東京が、相手のミスに乗じて先制点を奪った。
ミスから先制を許した湘南。90分には田中がルーズボールを奪いに行ったところ、取りに来た安部と接触しファウル。これでイエローカードが提示され、安部は足を痛めてピッチ上に倒れ込み治療が行われる。
すると、ここで主審がVARからの連絡を受け、OFR(オン・フィールド・レビュー)に。中村太主審はピッチサイドのモニターに映像を確認しにいくと、田中のスパイク裏が安部のふくらはぎに直撃。中村主審はレッドカードへと変更し、田中は一発退場となる。ベンチに戻った田中は途中出場での退場となり、涙を見せていた。
湘南はロングボールをウェリントンに預ける形で活路を見出すが、FC東京はしっかりと守備。また、最後は相手陣内でしっかりと時間を使い続けたFC東京が逃げ切りタイムアップ。0-1でFC東京が勝利し、リーグ戦4連勝を飾った。
湘南ベルマーレ 0-1 FC東京
【FC東京】
永井謙佑(後38)
現在2連敗中の湘南が、3連勝中のFC東京をホームに迎えた一戦。6月の月間最優秀監督賞を受賞した長谷川健太監督としては、今季最長の4連勝を懸けた戦いとなった。
対するFC東京は1名のみを変更。品田愛斗に代わり、青木拓矢を起用した。
連敗中の湘南と連勝中のFC東京と相対する調子の両者。公式戦ではYBCルヴァンカップのプレーオフステージでも対戦しているため、4度目の対戦となった。
風が強い中で行われた一戦。その調子の通り、FC東京が押し込む形で試合を進める。6分、この日も右サイドバックで起用された小川がボックス内に侵入。落としたボールをレアンドロがボックス内右からシュートも、枠を外れる。
20分にもFC東京がチャンス。自陣で相手からボールを奪うと、レアンドロがボールを奪うと、追い抜いた東へパス。東がボックス手前からクロス。これにアダイウトンがヘディングで合わせるが、枠を捉えられない。
湘南は22分にビッグチャンス。町野がスルーパスを送ると、完璧に抜け出した大橋が持ち込みボックス内からシュート。しかし、飛び出たGK波多野がセーブし湘南は決定機を生かせない。
ピンチを凌いだFC東京は湘南陣内でのプレータイムが増え、押し込んでいくが、決定力を欠いてゴールを奪えないまま試合を折り返す。
後半に入ってもペースはFC東京。すると61分、アダイウトンの縦パスをディエゴ・オリヴェイラがダイレクトで叩くと、受けたレアンドロがボックス内に持ち込み落ち着いてニアサイドを抜くシュート。これがネットを揺らす。
完璧なパスワークでの崩しかと思われたが、VARが介入。アダイウトンからのパスが出た際にディエゴ・オリヴェイラの位置がオフサイドだったとし、FC東京のゴールは認められなかった。
命拾いした湘南だったが、その後もなかなか攻め込むことはできない。徐々に雨脚が強くなっていく中、スピードを持って攻めるも、精度を欠いてしまう。
流れを変えたい湘南は大橋と三幸に代えてウェリントンと田中聡を投入。対するFC東京は東とアダイウトンを下げて、永井謙佑と田川亨介を入れてスピードのある2枚を前線に置く。
するとこの交代がハマったのはFC東京だった。83分、GKからのビルドアップをディエゴ・オリヴェイラがカット。さらに田川がプレスを掛けて奪うと、パスを受けたレアンドロがボックス内で切り返してシュート。これは枠に飛ぶも、懸命に戻った田中がブロック。しかし、こぼれ球を永井が豪快にシュート。今度こそしっかりと決めたFC東京が、相手のミスに乗じて先制点を奪った。
ミスから先制を許した湘南。90分には田中がルーズボールを奪いに行ったところ、取りに来た安部と接触しファウル。これでイエローカードが提示され、安部は足を痛めてピッチ上に倒れ込み治療が行われる。
すると、ここで主審がVARからの連絡を受け、OFR(オン・フィールド・レビュー)に。中村太主審はピッチサイドのモニターに映像を確認しにいくと、田中のスパイク裏が安部のふくらはぎに直撃。中村主審はレッドカードへと変更し、田中は一発退場となる。ベンチに戻った田中は途中出場での退場となり、涙を見せていた。
湘南はロングボールをウェリントンに預ける形で活路を見出すが、FC東京はしっかりと守備。また、最後は相手陣内でしっかりと時間を使い続けたFC東京が逃げ切りタイムアップ。0-1でFC東京が勝利し、リーグ戦4連勝を飾った。
湘南ベルマーレ 0-1 FC東京
【FC東京】
永井謙佑(後38)
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