J1ホーム通算800得点を記録した横浜FMが6連勝を達成!福岡は前半2失点が響いて4連敗【明治安田J1第22節】
2021.07.10 20:15 Sat
明治安田生命J1リーグ第22節、横浜F・マリノスvsアビスパ福岡が10日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、2-0で横浜FMが勝利を収めた。
5連勝中の横浜FMはU-24代表合宿のため不在の前田に代わり、仲川を5試合ぶりにスタメンで起用。さらに、出場停止のマルコス・ジュニオールに代わって天野を6試合ぶりに先発に並べた。また、クラブエンブレムではなく錨をあしらった『アンカーコレクション』と題したスペシャルユニフォームを着用して臨んだ。
一方の福岡は対照的に、3連敗中と元気がない。前節からスタメンを4人変更し、宮、湯澤らに代わって奈良、志知らが入った。5戦連続で先制を許しており、3連敗中はいずれも早い時間帯で失点を喫している。そして、この試合でも立ち上がりから横浜FMに押し込まれ、守勢に回ってしまう。
7分に天野のミドルシュートのこぼれ球に反応した仲川にダイレクトで狙われると、16分にも天野のフリックから再び仲川のチャンスを許す。だが、いずれもGK村上が好セーブを見せ、早々の失点を回避する。
魔の時間帯を切り抜けはしたもののボールを前に運べない福岡は、依然として防戦一方の展開に。すると22分、横浜FMは扇原のパスを受けた天野がボックスの右角付近から右足で折り返すと、GK村上がパンチングしたボールが奈良に当たってゴールイン。福岡は不運な形でビハインドを負った。
その後も攻め続ける横浜FMは、再び仲川に決定機が訪れる。ボックス内でエウベルからのプレゼントパスを受けた仲川だったが、ボールが深めに収まってしまい、シュートは寄せてきたDFに防がれた。
主導権を握る横浜FMだったが、37分にアクシデント。エミル・サロモンソンのボレーを至近距離でブロックしたチアゴ・マルチンスが倒れ込んでしまう。顔に当たったため脳震盪の心配もあり、ピッチ外で確認が行われた。この間のセットプレーで福岡が畳みかけたが得点は奪えず、チアゴ・マルチンスは無事にピッチへ戻ってきた。
2点を追い掛ける福岡は、後半の頭から重廣を下げてジョルディ・クルークスを投入。右サイドの活性化を図る。だが、先に決定機を迎えたのは横浜FMだった。52分、エウベルのクロスからオナイウがフリーでヘディングシュート。これはGK村上に阻まれ、さらにこぼれ球を拾ってのボレーもGK村上に止められてしまった。
横浜FMは65分、天野、扇原、實藤に代えて渡辺、ティーラトン、喜田を送り出す。岩田がセンターバックに、和田がボランチの一角に入るなど、個々の立ち位置を変化させた。
半ば以降は次第にオープンな展開になり始め、73分には福岡がカウンターからチャンスメイク。ボックス右の深い位置まで侵入したクルークスがグラウンダーのクロスを送り込んだが、ニアに走り込んだ山岸はボールに触れられなかった。
横浜FMもボックス右からのエウベルの折り返しを、ファーで渡辺が頭で合わせる。これはGK村上が左手一本ではじき出し、ピンチをしのぐ。それに応えようと、終盤には山岸のラストパスからボックス手前で前が狙うも、わずかにポストの右へ逸れ、その後も攻勢を見せるもゴールは奪えずにタイムアップとなった。
横浜FMは後半こそゴールを奪えなかったものの、クリーンシートで締めて6連勝を達成。対する福岡は、前半の失点が響いて難しいゲームに。攻撃陣も決定的なシーンをほとんど作り出せず、4連敗を喫した。
横浜F・マリノス 2-0 アビスパ福岡
【横浜FM】
OG(前22)
オナイウ阿道(前28)
5連勝中の横浜FMはU-24代表合宿のため不在の前田に代わり、仲川を5試合ぶりにスタメンで起用。さらに、出場停止のマルコス・ジュニオールに代わって天野を6試合ぶりに先発に並べた。また、クラブエンブレムではなく錨をあしらった『アンカーコレクション』と題したスペシャルユニフォームを着用して臨んだ。
7分に天野のミドルシュートのこぼれ球に反応した仲川にダイレクトで狙われると、16分にも天野のフリックから再び仲川のチャンスを許す。だが、いずれもGK村上が好セーブを見せ、早々の失点を回避する。
魔の時間帯を切り抜けはしたもののボールを前に運べない福岡は、依然として防戦一方の展開に。すると22分、横浜FMは扇原のパスを受けた天野がボックスの右角付近から右足で折り返すと、GK村上がパンチングしたボールが奈良に当たってゴールイン。福岡は不運な形でビハインドを負った。
思わぬ形でJ1ホーム通算800得点を記録した横浜FM。攻撃の手を緩めることなく立て続けに追加点を奪う。28分、小池から右サイドの高い位置でパスを受けたエウベルが、外側を追い越した小池を囮にしてクロスを入れると、ファーポストでオナイウが頭で合わせて2点目を決めた。
その後も攻め続ける横浜FMは、再び仲川に決定機が訪れる。ボックス内でエウベルからのプレゼントパスを受けた仲川だったが、ボールが深めに収まってしまい、シュートは寄せてきたDFに防がれた。
主導権を握る横浜FMだったが、37分にアクシデント。エミル・サロモンソンのボレーを至近距離でブロックしたチアゴ・マルチンスが倒れ込んでしまう。顔に当たったため脳震盪の心配もあり、ピッチ外で確認が行われた。この間のセットプレーで福岡が畳みかけたが得点は奪えず、チアゴ・マルチンスは無事にピッチへ戻ってきた。
2点を追い掛ける福岡は、後半の頭から重廣を下げてジョルディ・クルークスを投入。右サイドの活性化を図る。だが、先に決定機を迎えたのは横浜FMだった。52分、エウベルのクロスからオナイウがフリーでヘディングシュート。これはGK村上に阻まれ、さらにこぼれ球を拾ってのボレーもGK村上に止められてしまった。
横浜FMは65分、天野、扇原、實藤に代えて渡辺、ティーラトン、喜田を送り出す。岩田がセンターバックに、和田がボランチの一角に入るなど、個々の立ち位置を変化させた。
半ば以降は次第にオープンな展開になり始め、73分には福岡がカウンターからチャンスメイク。ボックス右の深い位置まで侵入したクルークスがグラウンダーのクロスを送り込んだが、ニアに走り込んだ山岸はボールに触れられなかった。
横浜FMもボックス右からのエウベルの折り返しを、ファーで渡辺が頭で合わせる。これはGK村上が左手一本ではじき出し、ピンチをしのぐ。それに応えようと、終盤には山岸のラストパスからボックス手前で前が狙うも、わずかにポストの右へ逸れ、その後も攻勢を見せるもゴールは奪えずにタイムアップとなった。
横浜FMは後半こそゴールを奪えなかったものの、クリーンシートで締めて6連勝を達成。対する福岡は、前半の失点が響いて難しいゲームに。攻撃陣も決定的なシーンをほとんど作り出せず、4連敗を喫した。
横浜F・マリノス 2-0 アビスパ福岡
【横浜FM】
OG(前22)
オナイウ阿道(前28)
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