「ポジティブに捉えるしか」「熱い試合をできたら」 U-24日本代表選手の無観客試合への考えは
2021.07.09 11:50 Fri
8日、日本政府は東京都に対して7月12日から8月22日までの緊急事態宣言を発出することを決定。これにより5者協議が行われ、東京オリンピックに関して東京会場の無観客開催が決定した。
当初は、日本政府のイベント開催制限を踏まえ、全ての会場において観客数の上限を「収容定員50%以内で1万人まで」と定められていた。しかし、ここにきて東京都では新型コロナウイルス(COVID-19)の1日の新規感染者が1000人に近づくなど、再び感染が拡大する状況となっていた。
東京都の施設では、オリンピックスタジアム(国立競技場)で陸上競技とサッカー、東京スタジアムでサッカー、近代五種、ラグビーが行われるほか、体操や柔道、水泳、バレーボールなど数多くの競技が行われるも、全てが無観客になることが決定。東京都以外で行われるマラソンやサッカー、野球、レスリングなどは現時点で有観客となる。
実際に有観客から無観客へと方針転換され、他の会場でも状況は不透明となる中、選手たちはどのように捉えているのだろうか。
U-24日本代表として東京オリンピック前の事前合宿での取材では、選手たちが無観客についての考えを明かした。
また中山雄太(ズヴォレ)は「観客というか、まずオリンピックを開催していただけることが光栄なことで、目指していたものがこの状況下でありながら開催していただけることが嬉しいというのが第一に思うことです」と、観客の有無以前に大会開催がありがたいとコメントした。
その一方で、観客が入ることは決められないものの、入れば違う雰囲気になると語った。
「もちろんこの状況で、声を大にして僕たちだけの意見でお客さんが入って欲しいということは言いづらいですが、サッカー選手だったりスポーツをやっているエンターテイナーとしててお客さんの力は凄くあるので、まして東京での開催ですし、僕らにとってはホームになる雰囲気だったり、環境というのは想像できたと思います」
「ただ、僕たちだけの思いで、こういった状況で実現させられるかというとそうではないので、入るか入らないかで言えば、お客さんがいるかいないかで言えば、お客さんにはいて欲しいという思いが強いです」
ただ、無観客になった場合でも「画面越しの観戦であっても、何か感じてもらえるような熱い試合をできたらなと僕自身思います」と、自分たちのプレーで力を与えたいと語った。
当初は、日本政府のイベント開催制限を踏まえ、全ての会場において観客数の上限を「収容定員50%以内で1万人まで」と定められていた。しかし、ここにきて東京都では新型コロナウイルス(COVID-19)の1日の新規感染者が1000人に近づくなど、再び感染が拡大する状況となっていた。
実際に有観客から無観客へと方針転換され、他の会場でも状況は不透明となる中、選手たちはどのように捉えているのだろうか。
U-24日本代表として東京オリンピック前の事前合宿での取材では、選手たちが無観客についての考えを明かした。
湘南ベルマーレでプレーするGK谷晃生は、「難しさはある」とマイナス面があるとはしながらも、「そういう状況をポジティブに捉えるしかないですし、声が通ったり、味方とのコミュニケーションが取りやすいことはポジティブな部分かなと思います」とポジティブな面として捉える必要があると見解を語った。
また中山雄太(ズヴォレ)は「観客というか、まずオリンピックを開催していただけることが光栄なことで、目指していたものがこの状況下でありながら開催していただけることが嬉しいというのが第一に思うことです」と、観客の有無以前に大会開催がありがたいとコメントした。
その一方で、観客が入ることは決められないものの、入れば違う雰囲気になると語った。
「もちろんこの状況で、声を大にして僕たちだけの意見でお客さんが入って欲しいということは言いづらいですが、サッカー選手だったりスポーツをやっているエンターテイナーとしててお客さんの力は凄くあるので、まして東京での開催ですし、僕らにとってはホームになる雰囲気だったり、環境というのは想像できたと思います」
「ただ、僕たちだけの思いで、こういった状況で実現させられるかというとそうではないので、入るか入らないかで言えば、お客さんがいるかいないかで言えば、お客さんにはいて欲しいという思いが強いです」
ただ、無観客になった場合でも「画面越しの観戦であっても、何か感じてもらえるような熱い試合をできたらなと僕自身思います」と、自分たちのプレーで力を与えたいと語った。
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