デンマーク国民のために…準決勝控えるシュマイケル「イングランドについては何も考えていない」
2021.07.07 14:55 Wed
デンマーク代表のGKカスパー・シュマイケルが、ユーロ2020準決勝を前に母国への想いを強めている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
3日に行われたユーロ2020準々決勝でチェコ代表を破ったデンマークは、7日の準決勝でイングランド代表と対戦する。優勝した1992年大会以来の決勝進出が期待されている一方、イングランドでは1966年のワールドカップ優勝以降初めての主要タイトル獲得を目前にして「フットボールは故郷に帰ってくる」という言葉が国内で飛び交っているようだ。
レスター・シティ所属のシュマイケルはしかし、そのフレーズを意に介さず、デンマーク代表に集中していることを強調。むしろ逆手にとって皮肉を浴びせている。
「フットボールは今まで故郷に帰ってきたことはあるのか? 僕は知らないよ。(ユーロで)優勝したことがあるのかい? あれはワールドカップではなかったのか?」
「正直に言うと、イングランドを止める意味なんて全く考えていない。僕の大きな焦点はデンマークのために何をするかだ」
「だから、イングランドの気持ちはあまり考えていない」
また、先月12日に行われたフィンランド代表戦中に昏倒したMFクリスティアン・エリクセンに対する母国のサポートや、チームスポーツのすばらしさについても語っている。
「このチームは常に特別な存在なんだ。何年も前から言っている。それが今回、劇的な形で明らかになったね。でも、このチームの集団的な強さと精神性を疑ったことはないよ」
「僕たちに何ができるかを世界に示した。デンマークにとっては、非常にショッキングなことを経験したと思う」
「それによって国全体が寄り添い合ったのは間違いない。母国で見たサポートは僕のキャリアや人生で経験したことのないものであり、二度と見られないだろう」
「しかし、この出来事はサッカーに何ができるかを示すものだ。チームスポーツをしている理由は、仲間が困っているときに助けてくれるからなんだ」
「だからこそ、僕たちはどこからでも、特に自国では多くの愛を受けているのだと思うよ」
3日に行われたユーロ2020準々決勝でチェコ代表を破ったデンマークは、7日の準決勝でイングランド代表と対戦する。優勝した1992年大会以来の決勝進出が期待されている一方、イングランドでは1966年のワールドカップ優勝以降初めての主要タイトル獲得を目前にして「フットボールは故郷に帰ってくる」という言葉が国内で飛び交っているようだ。
「フットボールは今まで故郷に帰ってきたことはあるのか? 僕は知らないよ。(ユーロで)優勝したことがあるのかい? あれはワールドカップではなかったのか?」
「正直に言うと、イングランドを止める意味なんて全く考えていない。僕の大きな焦点はデンマークのために何をするかだ」
「母国のためにできること。今僕らが戦っているような国と競えることが、たった550万人のこの国に喜びをもたらすんだ」
「だから、イングランドの気持ちはあまり考えていない」
また、先月12日に行われたフィンランド代表戦中に昏倒したMFクリスティアン・エリクセンに対する母国のサポートや、チームスポーツのすばらしさについても語っている。
「このチームは常に特別な存在なんだ。何年も前から言っている。それが今回、劇的な形で明らかになったね。でも、このチームの集団的な強さと精神性を疑ったことはないよ」
「僕たちに何ができるかを世界に示した。デンマークにとっては、非常にショッキングなことを経験したと思う」
「それによって国全体が寄り添い合ったのは間違いない。母国で見たサポートは僕のキャリアや人生で経験したことのないものであり、二度と見られないだろう」
「しかし、この出来事はサッカーに何ができるかを示すものだ。チームスポーツをしている理由は、仲間が困っているときに助けてくれるからなんだ」
「だからこそ、僕たちはどこからでも、特に自国では多くの愛を受けているのだと思うよ」
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