ターンオーバーが裏目に…先制を許したC大阪、途中出場の坂元が同点弾も連勝ストップ《ACL2021》
2021.06.30 21:15 Wed
セレッソ大阪は30日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第3節でポートFC(タイ)とタイのブリーラム・スタジアムで対戦し、1-1で引き分けた。
2連勝で第3節を迎えたC大阪は大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ。システムは [4-4-2]を採用し、GKには松井、最終ラインには右から喜田、西尾、鳥海、小池を並べた。松本と藤田がダブルボランチを組み、サイドハーフは右に中島、左に為田。大久保と加藤が縦関係の2トップを組んだ。
キックオフ直後にはこぼれ球を拾った松本がファーストシュートを放つ。これは枠を大きく外れ、以降はポートFCがボールを持つ展開となり、C大阪は守備の時間が増える序盤となった。
その守勢の時間を耐え抜くと、19分には藤田のロングボールに反応した加藤が抜け出してGKスリスファーと一対一のチャンスを迎える。だが、コントロールから右足で狙ったシュートは、枠の左へ外れてしまった。
さらには、大久保が立て続けにミドルを放ち、藤田もボックス手前から左足で狙う。いずれも枠を捉えられなかったが、次第に相手の重心を下げることに成功。今度はC大阪がポゼッションを高めていく。
ポートFCは前半の終了間際、右からのクロスをバッジョが収め、胸コントロールからボレーで狙う。これは西尾がブロックし、左CKからコ・スルギが狙ったヘディングは枠の右にそれた。
ゴールレスで前半を終えるかと思われたが、アディショナルタイムに思わぬ形でスコアが動く。GKスリスファーからのフィードを受けたプレムパックが自陣の右サイドから長いボールを裏へ送ると、反応したバッジョには上手く繋がらなかったものの、ボックス内でワンバウンドしたボールがGK松井の頭上を越えてゴールイン。目測を誤った松井は指先で触れはしたものの、弾き出すことはできなかった。
1点ビハインドで折り返したC大阪は、後半から為田、西尾に代えて高木、瀬古を投入する。一方のポートFCは、後半開始直後にGKスリスファーが足を痛めて座り込み、GKワッチャラ・ブアトンとの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。
C大阪はボールを握っているものの、サイドへ展開してから崩しの一手がなく、ボックスに侵入できない。攻めあぐねる展開を打破しようと、67分には大久保、中島を下げて清武、坂元を送り出す。すると、この交代が79分に実る。
右サイドで坂元がキープし、ボックス角に斜めのパスを入れると、清武がゴールを背にした状態で受けて素早くヒールでリターンパス。これでボックスに侵入した坂元が思い切りよく左足を振り抜と、強烈なシュートがGKの手をはじいてネットを揺らした。
逆転を狙うC大阪は90分、敵陣の左サイドでFKを得ると、清武のクロスに瀬古が飛び込む。だが、ここはGKブアトンにパンチングで阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めない。
後半アディショナルタイムには左CKを獲得し、清武のクロスがGKブアトンにクリアされたところで試合終了のホイッスル。先制されながらも追い付いたC大阪だったが、3連勝とはならなかった。
セレッソ大阪 1-1 ポートFC
【C大阪】
坂元達裕(後34)
【ポートFC】
プレムパック(前48)
◆グループJ順位表
勝点(勝/引/負/得失)
1.C大阪 7(2/1/0/3)
2.ポートFC 4(1/1/1/1)
3.傑志 3(1/0/1/1)
4.広州FC 0(0/0/2/-5)
2連勝で第3節を迎えたC大阪は大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ。システムは [4-4-2]を採用し、GKには松井、最終ラインには右から喜田、西尾、鳥海、小池を並べた。松本と藤田がダブルボランチを組み、サイドハーフは右に中島、左に為田。大久保と加藤が縦関係の2トップを組んだ。
その守勢の時間を耐え抜くと、19分には藤田のロングボールに反応した加藤が抜け出してGKスリスファーと一対一のチャンスを迎える。だが、コントロールから右足で狙ったシュートは、枠の左へ外れてしまった。
さらには、大久保が立て続けにミドルを放ち、藤田もボックス手前から左足で狙う。いずれも枠を捉えられなかったが、次第に相手の重心を下げることに成功。今度はC大阪がポゼッションを高めていく。
29分には、右からのクロスが流れて左の高い位置で小池が拾うと、再び中へ折り返す。ゴール前での混戦から最後は加藤が左足でシュートを放つも、これはクロスバーに嫌われた。
ポートFCは前半の終了間際、右からのクロスをバッジョが収め、胸コントロールからボレーで狙う。これは西尾がブロックし、左CKからコ・スルギが狙ったヘディングは枠の右にそれた。
ゴールレスで前半を終えるかと思われたが、アディショナルタイムに思わぬ形でスコアが動く。GKスリスファーからのフィードを受けたプレムパックが自陣の右サイドから長いボールを裏へ送ると、反応したバッジョには上手く繋がらなかったものの、ボックス内でワンバウンドしたボールがGK松井の頭上を越えてゴールイン。目測を誤った松井は指先で触れはしたものの、弾き出すことはできなかった。
1点ビハインドで折り返したC大阪は、後半から為田、西尾に代えて高木、瀬古を投入する。一方のポートFCは、後半開始直後にGKスリスファーが足を痛めて座り込み、GKワッチャラ・ブアトンとの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。
C大阪はボールを握っているものの、サイドへ展開してから崩しの一手がなく、ボックスに侵入できない。攻めあぐねる展開を打破しようと、67分には大久保、中島を下げて清武、坂元を送り出す。すると、この交代が79分に実る。
右サイドで坂元がキープし、ボックス角に斜めのパスを入れると、清武がゴールを背にした状態で受けて素早くヒールでリターンパス。これでボックスに侵入した坂元が思い切りよく左足を振り抜と、強烈なシュートがGKの手をはじいてネットを揺らした。
逆転を狙うC大阪は90分、敵陣の左サイドでFKを得ると、清武のクロスに瀬古が飛び込む。だが、ここはGKブアトンにパンチングで阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めない。
後半アディショナルタイムには左CKを獲得し、清武のクロスがGKブアトンにクリアされたところで試合終了のホイッスル。先制されながらも追い付いたC大阪だったが、3連勝とはならなかった。
セレッソ大阪 1-1 ポートFC
【C大阪】
坂元達裕(後34)
【ポートFC】
プレムパック(前48)
◆グループJ順位表
勝点(勝/引/負/得失)
1.C大阪 7(2/1/0/3)
2.ポートFC 4(1/1/1/1)
3.傑志 3(1/0/1/1)
4.広州FC 0(0/0/2/-5)
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