山﨑凌吾が前半だけで初ゴール含むハットトリック! 名古屋が無失点で3連勝《ACL2021》
2021.06.28 20:52 Mon
28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループG第3節のラチャブリFC(タイ)vs名古屋グランパスの一戦がタイのラジャマンガラ・スタジアムで行われ、0-4で名古屋が勝利を収めた。
開幕から2連勝を収め、すでに3試合目を迎えた名古屋。中2日で迎えたこの試合では、スタメン3名を変更。長澤和輝、齋藤学、柿谷曜一朗に代えて、マテウス、相馬勇紀、山﨑凌吾を起用。また、長澤と阿部浩之はベンチ外となった。
一方のラチャブリは、開幕2連敗。今大会初勝利を目指す中で、名古屋との対戦となった。
連戦による荒れたピッチ、さらにキックオフ後には大きな雨粒のスコールが発生するなどする中、立ち上がりからペースを握ったのは名古屋。積極的にラチャブリゴールに迫っていく。
シュート本数も積極的に攻めた中で増えていくと、25分あたりで決定機を作りだす。すると26分には右からのスローインを受けた前田がボックス内右で相手を1人かわし、そのまま左足でシュート。ニアサイドを狙うが、これは相手GKがセーブする。
攻め込む中でしっかりと先制した名古屋は31分にも追加点。左サイドでボールを持った吉田がアーリークロスを送ると、飛び出すGKのパンチングの前に山﨑が競り勝ちヘッド。これがネットを揺らし、名古屋が早々に追加点を挙げる。
前半アディショナルタイムには山﨑がボックス中央の前田に縦パス。反転した前田はトラップがやや大きくなると、GKが弾くことに。こぼれ球をしっかりと山﨑が流し込み、前半だけでハットトリックの活躍を見せた。
3点リードで迎えた後半、名古屋は選手交代なし。ラチャブリは1名を代えて臨んだ。
激しい雨が降り続く中56分に名古屋がビッグチャンス。マテウスの浮き球のパスに反応した山﨑が抜け出すと、前田とともに独走。GKとの一対一となるが、山﨑のシュートはGKがセーブ。フリーの前田は天を仰いだ。
59分にはハットトリックの山﨑、相馬を下げ、柿谷曜一朗、齋藤学を投入した名古屋。すると69分に右サイドからの米本のロングフィードに対して後方から猛然と走り込んだ齋藤がボックス内で華麗にトラップ。GKとの一対一を冷静に沈めてリードを4点とする。
さらに71分にもビッグチャンス。カウンターを仕掛けると、マテウスからのスルーパスを受けた前田がボックス内右で相手と対峙。華麗なタッチでかわし左足を振り抜くが、シュートはクロスバーに嫌われる。
名古屋は前田と木本を下げ、森下龍矢と藤井陽也を投入する。すると74分にピンチ。入ったばかりの藤井が滑ってしまい、相手が決定機に。ボールを拾ったペンプラコーンがボックス右からのグラウンダーのパスを送ると、最後はランギルが思い切り蹴り込むが、GKランゲラックが足で止めてことなきを得る。
ピンチを凌いだ名古屋は75分、右サイドから宮原のスルーパスを受けた稲垣がグラウンダーのパス。これに柿谷が飛び込むが、わずかに届かずゴールとはならない。76分にもショートカウンターから柿谷のパスを齋藤がボックス内でフリーでシュートも、GKがセーブする。
84分には途中出場の森下がボックス内に侵入すると、左足で自らシュート。これは右ポストに嫌われて追加点とはならない。
86分には米本を下げて、MF石田凌太朗がACLデビュー。この試合では若手を積極的に起用したものの、なかなかプレー機会は訪れず。そのまま試合終了。結局、終始押していた名古屋が4ゴールを奪い、0-4で大勝。3連続クリーンシートでグループステージ3連勝を飾った。
ラチャブリFC 0-4 名古屋グランパス
【名古屋】
山﨑凌吾(前26、前31、前46)
齋藤学(後24)
◆グループG 順位表
勝点(勝/引/負/得失)
1.名古屋グランパス 9(3/0/0/8)
2.浦項スティーラーズ 3(1/0/1/-1)
3.ジョホール・ダルル・タクジム 3(1/0/1/0)
4.ラチャブリ 0(0/0/3/-7)
開幕から2連勝を収め、すでに3試合目を迎えた名古屋。中2日で迎えたこの試合では、スタメン3名を変更。長澤和輝、齋藤学、柿谷曜一朗に代えて、マテウス、相馬勇紀、山﨑凌吾を起用。また、長澤と阿部浩之はベンチ外となった。
連戦による荒れたピッチ、さらにキックオフ後には大きな雨粒のスコールが発生するなどする中、立ち上がりからペースを握ったのは名古屋。積極的にラチャブリゴールに迫っていく。
シュート本数も積極的に攻めた中で増えていくと、25分あたりで決定機を作りだす。すると26分には右からのスローインを受けた前田がボックス内右で相手を1人かわし、そのまま左足でシュート。ニアサイドを狙うが、これは相手GKがセーブする。
これで得たCKをショートコーナーでリスタート。相馬からのリターンを受けたマテウスがボックス右から左足で鋭いクロス。これをボックス中央に走り込んだ山﨑がヘッドで合わせ、名古屋が先制に成功する。なお、山﨑はACL初ゴールとなった。
攻め込む中でしっかりと先制した名古屋は31分にも追加点。左サイドでボールを持った吉田がアーリークロスを送ると、飛び出すGKのパンチングの前に山﨑が競り勝ちヘッド。これがネットを揺らし、名古屋が早々に追加点を挙げる。
前半アディショナルタイムには山﨑がボックス中央の前田に縦パス。反転した前田はトラップがやや大きくなると、GKが弾くことに。こぼれ球をしっかりと山﨑が流し込み、前半だけでハットトリックの活躍を見せた。
3点リードで迎えた後半、名古屋は選手交代なし。ラチャブリは1名を代えて臨んだ。
激しい雨が降り続く中56分に名古屋がビッグチャンス。マテウスの浮き球のパスに反応した山﨑が抜け出すと、前田とともに独走。GKとの一対一となるが、山﨑のシュートはGKがセーブ。フリーの前田は天を仰いだ。
59分にはハットトリックの山﨑、相馬を下げ、柿谷曜一朗、齋藤学を投入した名古屋。すると69分に右サイドからの米本のロングフィードに対して後方から猛然と走り込んだ齋藤がボックス内で華麗にトラップ。GKとの一対一を冷静に沈めてリードを4点とする。
さらに71分にもビッグチャンス。カウンターを仕掛けると、マテウスからのスルーパスを受けた前田がボックス内右で相手と対峙。華麗なタッチでかわし左足を振り抜くが、シュートはクロスバーに嫌われる。
名古屋は前田と木本を下げ、森下龍矢と藤井陽也を投入する。すると74分にピンチ。入ったばかりの藤井が滑ってしまい、相手が決定機に。ボールを拾ったペンプラコーンがボックス右からのグラウンダーのパスを送ると、最後はランギルが思い切り蹴り込むが、GKランゲラックが足で止めてことなきを得る。
ピンチを凌いだ名古屋は75分、右サイドから宮原のスルーパスを受けた稲垣がグラウンダーのパス。これに柿谷が飛び込むが、わずかに届かずゴールとはならない。76分にもショートカウンターから柿谷のパスを齋藤がボックス内でフリーでシュートも、GKがセーブする。
84分には途中出場の森下がボックス内に侵入すると、左足で自らシュート。これは右ポストに嫌われて追加点とはならない。
86分には米本を下げて、MF石田凌太朗がACLデビュー。この試合では若手を積極的に起用したものの、なかなかプレー機会は訪れず。そのまま試合終了。結局、終始押していた名古屋が4ゴールを奪い、0-4で大勝。3連続クリーンシートでグループステージ3連勝を飾った。
ラチャブリFC 0-4 名古屋グランパス
【名古屋】
山﨑凌吾(前26、前31、前46)
齋藤学(後24)
◆グループG 順位表
勝点(勝/引/負/得失)
1.名古屋グランパス 9(3/0/0/8)
2.浦項スティーラーズ 3(1/0/1/-1)
3.ジョホール・ダルル・タクジム 3(1/0/1/0)
4.ラチャブリ 0(0/0/3/-7)
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