横浜FMがポステコグルー退任後初白星! 8戦負け無しの鳥栖に2発快勝【明治安田J1第19節】
2021.06.23 21:09 Wed
明治安田生命J1リーグ第19節、横浜F・マリノスvsサガン鳥栖が23日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、2-0で横浜FMが勝利した。
代表ウィークを挟んで3週間ぶりに再開するJ1リーグ。横浜FMは前田やオナイウ阿道がそれぞれ代表で結果を残し、前田は東京五輪に臨むU-24日本代表に内定した。
しかし、この間にクラブでは天皇杯とルヴァンカップ敗退に加え、指揮官のポステコグルーがセルティックからのオファーを受ける形で電撃退任。順風満帆のシーズンが一転して、チームに影を落とすことになった。
一方の鳥栖は天皇杯ではロアッソ熊本を下して3回戦進出。リーグ戦でも直近8試合は4勝4分けと絶好調で、ここまでの失点はわずかに「8」と、川崎フロンターレに次ぐ攻撃力を誇る相手との対戦は注目だ。
先にチャンスを作ったのはアウェイの鳥栖。8分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを奪い素早く攻撃へ。ボックス左へ侵入した小屋松の折り返しを仙頭がペナルティアーク付近からダイレクトで叩くが、DFにブロックされゴールには届かず。
さらに28分にマルコス・ジュニオールのシュートがGKを強襲した横浜FMは直後、右サイドへの大きな展開からボックス手前の小池が上げたクロスをオナイウがヘディングシュート。前に出てきたGKより先に合わせたが、今度は右ポストに嫌われ、なかなかゴールを奪えない。
序盤以降防戦の続く鳥栖だったが43分、自陣で相手のプレスを回避し一気に攻勢を強めると、味方の巧みなポストプレーでボックス右に侵入した樋口がマイナスへ折り返し。これを大畑がボックス中央で合わせたが、ゴール前でDFに跳ね返された。
ゴールレスで迎えた後半、ホームチームは49分にオナイウの強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、鳥栖はこれもGK朴一圭の好セーブで凌ぎ、リーグ最少失点の堅守を見せつける。
しかし迎えた63分、横浜FMは敵陣中央でボールを奪ったM・ジュニオールがそのままドリブルで前進。ボックス手前で左足を振り抜くと、相手に当たってゴールイン。さすがのGK朴一圭も防ぎきれなかった。
その直後に横浜FMは二度の決定機を迎えるが、前田のシュートはGK朴一圭、和田のシュートはDFに遮られ、追加点とはならず。75分過ぎには、途中出場のレオ・セアラが味方の巧みなワンタッチバックヒールパスで最終ラインを抜け出し、その折り返しを前田が詰めてネットを揺らすが、レオ・セアラのオフサイドを取られ、ゴールは認められなかった。
一方、78分に林を下げて二田を投入した鳥栖は、GK朴一圭のクリアボールがその二田に繋がり一気にチャンスへ。ボックス手前右から右足でアウト回転をかけたシュートを放ったが、トリコロールの守護神・高丘も集中した守りで好セーブを見せる。
千載一遇の同点チャンスを逃した鳥栖。横浜FMは逃げ切りを図ろうと86分に前田とエウベルを下げて高野と水沼を投入。するとその1分後、攻め込む中でボールを奪われた横浜FMだったが、高野の素早い守備への切り替えでボールを奪い返し、ボックス左の和田が左足でクロス。これが思ったよりゴール方向へ向かうと、立ち位置を誤ったGK朴一圭が慌てて反応するも弾き切れず、ボールはネットを揺らした。
これで勝利を決定づけた横浜FMは、後半アディショナルタイムにレオ・セアラがGKとの接触で倒れるシーンもあったが、PKは貰えず試合終了。6月の悪い流れを断ち切る快勝となった。一方の鳥栖は、リーグ戦9試合ぶりの黒星を喫した。
横浜F・マリノス 2-0 サガン鳥栖
【横浜FM】
マルコス・ジュニオール(後18)
和田拓也(後42)
代表ウィークを挟んで3週間ぶりに再開するJ1リーグ。横浜FMは前田やオナイウ阿道がそれぞれ代表で結果を残し、前田は東京五輪に臨むU-24日本代表に内定した。
一方の鳥栖は天皇杯ではロアッソ熊本を下して3回戦進出。リーグ戦でも直近8試合は4勝4分けと絶好調で、ここまでの失点はわずかに「8」と、川崎フロンターレに次ぐ攻撃力を誇る相手との対戦は注目だ。
先にチャンスを作ったのはアウェイの鳥栖。8分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを奪い素早く攻撃へ。ボックス左へ侵入した小屋松の折り返しを仙頭がペナルティアーク付近からダイレクトで叩くが、DFにブロックされゴールには届かず。
対して、松永暫定監督にとって2試合目となる横浜FMは12分、味方のスルーパスに抜け出したオナイウが決定機を迎えるが、シュートはGK朴一圭のビッグセーブに遭う。20分には前田のヘディングシュートでゴールに迫るも、ここも鳥栖の守護神が立ちはだかった。
さらに28分にマルコス・ジュニオールのシュートがGKを強襲した横浜FMは直後、右サイドへの大きな展開からボックス手前の小池が上げたクロスをオナイウがヘディングシュート。前に出てきたGKより先に合わせたが、今度は右ポストに嫌われ、なかなかゴールを奪えない。
序盤以降防戦の続く鳥栖だったが43分、自陣で相手のプレスを回避し一気に攻勢を強めると、味方の巧みなポストプレーでボックス右に侵入した樋口がマイナスへ折り返し。これを大畑がボックス中央で合わせたが、ゴール前でDFに跳ね返された。
ゴールレスで迎えた後半、ホームチームは49分にオナイウの強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、鳥栖はこれもGK朴一圭の好セーブで凌ぎ、リーグ最少失点の堅守を見せつける。
しかし迎えた63分、横浜FMは敵陣中央でボールを奪ったM・ジュニオールがそのままドリブルで前進。ボックス手前で左足を振り抜くと、相手に当たってゴールイン。さすがのGK朴一圭も防ぎきれなかった。
その直後に横浜FMは二度の決定機を迎えるが、前田のシュートはGK朴一圭、和田のシュートはDFに遮られ、追加点とはならず。75分過ぎには、途中出場のレオ・セアラが味方の巧みなワンタッチバックヒールパスで最終ラインを抜け出し、その折り返しを前田が詰めてネットを揺らすが、レオ・セアラのオフサイドを取られ、ゴールは認められなかった。
一方、78分に林を下げて二田を投入した鳥栖は、GK朴一圭のクリアボールがその二田に繋がり一気にチャンスへ。ボックス手前右から右足でアウト回転をかけたシュートを放ったが、トリコロールの守護神・高丘も集中した守りで好セーブを見せる。
千載一遇の同点チャンスを逃した鳥栖。横浜FMは逃げ切りを図ろうと86分に前田とエウベルを下げて高野と水沼を投入。するとその1分後、攻め込む中でボールを奪われた横浜FMだったが、高野の素早い守備への切り替えでボールを奪い返し、ボックス左の和田が左足でクロス。これが思ったよりゴール方向へ向かうと、立ち位置を誤ったGK朴一圭が慌てて反応するも弾き切れず、ボールはネットを揺らした。
これで勝利を決定づけた横浜FMは、後半アディショナルタイムにレオ・セアラがGKとの接触で倒れるシーンもあったが、PKは貰えず試合終了。6月の悪い流れを断ち切る快勝となった。一方の鳥栖は、リーグ戦9試合ぶりの黒星を喫した。
横浜F・マリノス 2-0 サガン鳥栖
【横浜FM】
マルコス・ジュニオール(後18)
和田拓也(後42)
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