LGBT支援の腕章をつけたノイアーをUEFAは罰せず、同性愛制限のハンガリー戦でも着用か
2021.06.22 05:35 Tue
ドイツ代表は20日、キャプテンのGKマヌエル・ノイアーが着用した腕章に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)が結論を出したことを発表した。ユーロ2020に臨んでいるドイツ代表の守護神であるノイアーは、大会前に行われた国際親善試合のラトビア代表戦から、虹色の腕章を着用。これはLGBTなど性的マイノリティーの人たちが「プライド月間」として権利の向上などを呼びかける6月に合わせ、その支持を表すものであった。
UEFAはこれが政治的主張に当たる可能性があるとして調査していたが、ドイツ代表によると、「腕章は多様性の象徴であり、正当な理由のシンボルとして認められ、UEFAから調査を終了する旨のレターを受け取った」とのことだ。
ドイツ代表は24日にグループ最終節でハンガリー代表と対戦。ハンガリーでは18歳未満に対し、同性愛や性転換を広める議論を制限する法案が可決され、人権団体などからは批判の声があがっていたこともあり、虹色の腕章は大きな注目を集めそうだ。
ドイツ代表は24日にグループ最終節でハンガリー代表と対戦。ハンガリーでは18歳未満に対し、同性愛や性転換を広める議論を制限する法案が可決され、人権団体などからは批判の声があがっていたこともあり、虹色の腕章は大きな注目を集めそうだ。
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