キックオフ前に空からピッチに侵入で負傷者が…UEFAが危険行為に声明「必要な措置を講じる」
2021.06.16 22:25 Wed
15日に行われたユーロ2020グループF第1節、フランス代表vsドイツ代表の一戦であわや大惨事という事態に陥った。キックオフ直前、両チームの選手がピッチに散っていく中、スタジアム上空から黄色いパラグライダーに乗った人物が、かなりのスピードに乗ってピッチへと着陸。スタジアムは騒然となった。
イギリス『ガーディアン』によると、この流れでキックオフが遅れただけでなく、数名が負傷。パラグライダーはカメラを運ぶワイヤーに絡まり、その破片がピッチとスタンドに落下したとのことだ。
この乱入者のもとにはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが駆け寄り無事を確認していたが、医師の診察を受けた後に警備員に連れ去られた。
この人物は国際環境NGO『GREENPEACE』のメンバーで、パラシュートには「KICK OUT OIL!」という言葉と団体名が書かれていた。
「今夜のミュンヘンでのフランスとドイツの試合が始まる少し前に、抗議者が空中からスタジアムに侵入し、ピッチに着陸しようとしました」
「この軽率な行為は、この試合に関わる多くの人々に非常に深刻な影響をもたらす可能性があり、数人を負傷させ、彼らは現在入院中です。法務当局は必要な措置を講じます」
「UEFAとそのパートナーは、ユーロ2020で持続可能な社会のために全力で取り組んでおり、二酸化炭素排出量を削減するために多くの施策を実施しています。幸いなことに、試合はこのような無謀で危険な行動の影響を受けませんでしたが、それでも数人が負傷しました」
また、『GREENPEACE』のドイツ語版ツイッターは、一連の行動を「大会のスポンサー(フォルクスワーゲン)に対し、気候に悪影響を与えるディーゼル車とガソリン車の販売を中止させることを目的としていた」と説明。
負傷者が出たことに関しては、「本日の一連の事態について謝罪します。#Greenpeaceの行動において、技術的な不具合により緊急着陸を行い、1人が負傷したようです。 皆様のご健勝をお祈り申し上げます」と謝罪している。
この乱入者のもとにはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが駆け寄り無事を確認していたが、医師の診察を受けた後に警備員に連れ去られた。
この人物は国際環境NGO『GREENPEACE』のメンバーで、パラシュートには「KICK OUT OIL!」という言葉と団体名が書かれていた。
『ガーディアン』は、今回の事態を受けたユーロを主催する欧州サッカー連盟(UEFA)の声明を伝えている。
「今夜のミュンヘンでのフランスとドイツの試合が始まる少し前に、抗議者が空中からスタジアムに侵入し、ピッチに着陸しようとしました」
「この軽率な行為は、この試合に関わる多くの人々に非常に深刻な影響をもたらす可能性があり、数人を負傷させ、彼らは現在入院中です。法務当局は必要な措置を講じます」
「UEFAとそのパートナーは、ユーロ2020で持続可能な社会のために全力で取り組んでおり、二酸化炭素排出量を削減するために多くの施策を実施しています。幸いなことに、試合はこのような無謀で危険な行動の影響を受けませんでしたが、それでも数人が負傷しました」
また、『GREENPEACE』のドイツ語版ツイッターは、一連の行動を「大会のスポンサー(フォルクスワーゲン)に対し、気候に悪影響を与えるディーゼル車とガソリン車の販売を中止させることを目的としていた」と説明。
負傷者が出たことに関しては、「本日の一連の事態について謝罪します。#Greenpeaceの行動において、技術的な不具合により緊急着陸を行い、1人が負傷したようです。 皆様のご健勝をお祈り申し上げます」と謝罪している。
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