ゴール後に侮辱発言疑惑の、アルナウトビッチが自身の行動を謝罪「人種差別主義者ではない」
2021.06.15 11:05 Tue
オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが、自身のパフォーマンスについて謝罪した。
現在は中国スーパーリーグの上海海港でプレーするアルナウトビッチは、オーストリア代表の一員としてユーロ2020に出場している。
初戦となった13日のグループC第1節の北マケドニア代表戦では、58分から出場すると、89分に駄目押しの3点目を記録。しかし、この際のゴールパフォーマンスが問題となっていた。
アルナウトビッチは、ゴール後に大声で何かを叫んでいた中、キャプテンを務めるDFダビド・アラバが急いでやってきて、アルナウトビッチの口を掴み、怒っている様子が見られた。
イギリス『スカイ・スポーツ』など複数のメディアによると、DFエグゾン・ベイトゥライとMFエズジャン・アリオスキに対して行われたものだという。
アラバは、侮辱的な言葉を叫んでいたアルナウトビッチに対し、ピッチ上で怒りを示していたとのことだ。
また、北マケドニアサッカー連盟はこの件について、欧州サッカー連盟(UEFA)に対し「最も厳しいペナルティを要求する公式し文書を送付した」と声明を発表。差別を強く主張していた。
問題を起こしたアルナウトビッチは自身の振る舞いについてインスタグラムを通じて謝罪。差別の意図はなかったとした。
「昨日の試合では、試合中に激しい言葉が飛び交ったが、これについては特に北マケドニアとアルバニアの友人たちに謝罪したい」
「1つだけハッキリと言いたいことがあある。僕は人種差別主義者ではない。ほぼ全ての国に友人がいて、多様性を支持している。僕を知っている人なら、誰でもそれを知っている」
現時点でUEFAからの処分などは発表されていないが、アルバニアを巡っては2018年のロシア・ワールドカップで、アルバニアにルーツを持つスイス代表のMFグラニト・ジャカとコソボ出身のMFジェルダン・シャキリがアルバニアの国旗に描かれている“双頭の鷲”を表すゴールパフォーマンスを見せてセルビアを挑発。政治的な意味があるとし、国際サッカー連盟(FIFA)は罰金処分を下していた。
現在は中国スーパーリーグの上海海港でプレーするアルナウトビッチは、オーストリア代表の一員としてユーロ2020に出場している。
アルナウトビッチは、ゴール後に大声で何かを叫んでいた中、キャプテンを務めるDFダビド・アラバが急いでやってきて、アルナウトビッチの口を掴み、怒っている様子が見られた。
イギリス『スカイ・スポーツ』など複数のメディアによると、DFエグゾン・ベイトゥライとMFエズジャン・アリオスキに対して行われたものだという。
アルナウトビッチはセルビアにルーツを持つが、ベイトゥライとアリオスキはアルバニアにルーツを持っており、コソボ紛争での両国の関係が発端とみられている。
アラバは、侮辱的な言葉を叫んでいたアルナウトビッチに対し、ピッチ上で怒りを示していたとのことだ。
また、北マケドニアサッカー連盟はこの件について、欧州サッカー連盟(UEFA)に対し「最も厳しいペナルティを要求する公式し文書を送付した」と声明を発表。差別を強く主張していた。
問題を起こしたアルナウトビッチは自身の振る舞いについてインスタグラムを通じて謝罪。差別の意図はなかったとした。
「昨日の試合では、試合中に激しい言葉が飛び交ったが、これについては特に北マケドニアとアルバニアの友人たちに謝罪したい」
「1つだけハッキリと言いたいことがあある。僕は人種差別主義者ではない。ほぼ全ての国に友人がいて、多様性を支持している。僕を知っている人なら、誰でもそれを知っている」
現時点でUEFAからの処分などは発表されていないが、アルバニアを巡っては2018年のロシア・ワールドカップで、アルバニアにルーツを持つスイス代表のMFグラニト・ジャカとコソボ出身のMFジェルダン・シャキリがアルバニアの国旗に描かれている“双頭の鷲”を表すゴールパフォーマンスを見せてセルビアを挑発。政治的な意味があるとし、国際サッカー連盟(FIFA)は罰金処分を下していた。
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