【日本代表プレビュー】日本代表の現在地は? 今シリーズ最強の相手にどう通用するか《キリンチャレンジカップ/日本vsセルビア》
2021.06.11 13:30 Fri
◆現在地を測れる唯一の戦い
DF吉田麻也(サンプドリア)が以前語っていた通り、アジア2次予選の相手は力の差があり過ぎて、自分たちの実力を測るのが難しい相手。7日のタジキスタンこそ苦戦したようにも見えたが、逆に日本側が普段組まないメンバー、そして国内組を揃えたことで均衡した展開となった。
これがベストメンバーで臨んでいたら、結果はもっと差がついていたようにも思う。それだけ、今の日本代表のレベルは上がっている。
9月からはアジアの強豪が揃って出場するW杯アジア最終予選が始まる。確実にこれまでの相手とはレベルが違い、ベストメンバーを揃えても多少は苦戦するだろう。しかし、その戦いに向けて、本来の現在を知ることがなかなかできていない。
今回のセルビア代表はベストメンバーではない。それでも、この先のカタールW杯欧州予選に向けて、アピールしたい若手は揃っている。主力は複数名おらずとも、ヨーロッパでプレーする高いレベルの選手が相手となれば、歯応えのある相手となるはずだ。
森保一監督も「世界で我々が勝っていく基準を確かめられること、測るには最高の対戦相手だと考えています」とコメント。この一戦に対しては「我々がどれだけ相手を上回っていけるかということを選手たちには思い切りトライして欲しいと思います」と語り、選手たちには欧州の強豪相手にトライを望んだ。
海外組が多い状況では、彼らにとっては普段対峙しているレベルの選手となり、本来の意味で代表活動を感じられるチャンスとなる。この先何を強化しなくてはいけないのか。どこを磨けば良いのかをしっかりと掴める一戦にしたいところだ。
Getty Images
DF吉田麻也(サンプドリア)が以前語っていた通り、アジア2次予選の相手は力の差があり過ぎて、自分たちの実力を測るのが難しい相手。7日のタジキスタンこそ苦戦したようにも見えたが、逆に日本側が普段組まないメンバー、そして国内組を揃えたことで均衡した展開となった。
これがベストメンバーで臨んでいたら、結果はもっと差がついていたようにも思う。それだけ、今の日本代表のレベルは上がっている。
9月からはアジアの強豪が揃って出場するW杯アジア最終予選が始まる。確実にこれまでの相手とはレベルが違い、ベストメンバーを揃えても多少は苦戦するだろう。しかし、その戦いに向けて、本来の現在を知ることがなかなかできていない。
今回のセルビア代表はベストメンバーではない。それでも、この先のカタールW杯欧州予選に向けて、アピールしたい若手は揃っている。主力は複数名おらずとも、ヨーロッパでプレーする高いレベルの選手が相手となれば、歯応えのある相手となるはずだ。
森保一監督も「世界で我々が勝っていく基準を確かめられること、測るには最高の対戦相手だと考えています」とコメント。この一戦に対しては「我々がどれだけ相手を上回っていけるかということを選手たちには思い切りトライして欲しいと思います」と語り、選手たちには欧州の強豪相手にトライを望んだ。
海外組が多い状況では、彼らにとっては普段対峙しているレベルの選手となり、本来の意味で代表活動を感じられるチャンスとなる。この先何を強化しなくてはいけないのか。どこを磨けば良いのかをしっかりと掴める一戦にしたいところだ。
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