酒井宏樹が感じるプレッシャー「OAは必ずしも歓迎されているわけではない」
2021.06.10 19:20 Thu
U-24日本代表にオーバーエイジ枠として参戦しているDF酒井宏樹(浦和レッズ)が10日にオンライン取材に応じ、東京オリンピックに向けた思いを明かした。
12日に行われるジャマイカ代表との国際親善試合に向けて調整を続けているU-24日本。次の一戦が東京オリンピックのメンバー入りを賭けたラストマッチとなる。
オーバーエイジ枠の酒井には無縁だが、今回のメンバーを「国内の選手も試合に出ていてなおかつ能力のある選手がいる」と高く評価しており、「強い世代だと思う。後ろからサポートしてあげたい」とコメント。立場をわきまえた活躍の仕方を心得ているようだ。
しかし、必ずしもオーバーエイジ枠の選手が歓迎されているとは限らないと酒井は言う。ベスト4進出の快進撃を見せたロンドン大会では、自身は歓迎していない側だったことを明かしつつ、勝ち上がるには運やコンディションが大事であると強調した。
「(東京五輪に懸ける思いは)複雑ですね。僕はロンドン五輪のとき、正直やっぱりOAの選手を100%歓迎はしていませんでした。今回もそういう選手たちは少なからずいると思います。枠を取ってしまっている以上、プレッシャーは感じています」
「(求められることは)すべてだと思います。ピッチ内でもピッチ外でも引っ張って行かないといけない立場だと思います。でもそういうタイプではないので、自分の場合はプレーで、ピッチ内で示していかないと。ピッチ外では航や麻也君がしっかりオーガナイズしてくれるので、ピッチ内で示していけるようになれればと思います」
12日に行われるジャマイカ代表との国際親善試合に向けて調整を続けているU-24日本。次の一戦が東京オリンピックのメンバー入りを賭けたラストマッチとなる。
しかし、必ずしもオーバーエイジ枠の選手が歓迎されているとは限らないと酒井は言う。ベスト4進出の快進撃を見せたロンドン大会では、自身は歓迎していない側だったことを明かしつつ、勝ち上がるには運やコンディションが大事であると強調した。
「(東京五輪に懸ける思いは)複雑ですね。僕はロンドン五輪のとき、正直やっぱりOAの選手を100%歓迎はしていませんでした。今回もそういう選手たちは少なからずいると思います。枠を取ってしまっている以上、プレッシャーは感じています」
「能力があったところで、トーナメントを勝ち上がれるわけではないので。僕らの世代に能力があったかというとそこまでではなかったと思うけど、短期決戦で上手くコンディションを上げていけたからこそああいう成績を残せましたし、本当にトーナメントは入ってみないとわかりません。だからそこまでのチーム作りがものを言うと思います」
「(求められることは)すべてだと思います。ピッチ内でもピッチ外でも引っ張って行かないといけない立場だと思います。でもそういうタイプではないので、自分の場合はプレーで、ピッチ内で示していかないと。ピッチ外では航や麻也君がしっかりオーガナイズしてくれるので、ピッチ内で示していけるようになれればと思います」
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