オリンピックに向けたメンバー選考になでしこ高倉監督「夜な夜な磁石を動かしている」
2021.06.09 21:45 Wed
ウクライナ女子代表との国際親善試合を控えるなでしこジャパンの高倉麻子監督が9日、オンラインのメディア取材に応じた。
東京オリンピックに向けての強化試合として、10日にエディオンスタジアム広島でウクライナ女子代表と対戦するなでしこジャパン。7日にはすべての海外組が合流し、翌日から全員そろってのトレーニングを開始した。
4月の親善試合、5月のキャンプを経て、今回は海外組も呼べてチームのコンセプトを共有した中での試合となるなか、高倉監督は冒頭で試合のポイントを語った。
「ゲームの中で様々なことが起きた時に、チームとして選手個々が何か行動を起こしていけるかっていうを見ながら、攻守ともにチームの戦術的な部分で完成度を上げたいし、そこにとらわれるだけでなく、個々がそれを打ち破って輝いていけるようなゲームが見たいなと考えています」
東京オリンピックへの選手選考に当たっての心境については指揮官も思うところがある様子。「選手一人ひとりの顔は思い浮かべています」と語りつつ、勝つために下すべき判断も当然想定しているようだ。
特に「コンディションの良さ・メンタルの強さ」を絶対に外せない点として列挙。選手の組み合わせに関しては、フォーメーションボードを使って「磁石を夜な夜な動かしている」と話した高倉監督は、選手たちにチーム戦術の中で個を発揮できるようになってほしいと考えているようだ。
「選手は日々戦っていると思いますし、チーム戦術が強調されがちなところではありますけれど、そこに縛られて自分の特徴が出せないっていうのは本末転倒なので、思い切ってプレーしてほしいなと思います」
また、オリンピックはワールドカップとは異なり、サッカーファン以外の目に触れる機会があるとし、雰囲気や心持ちについて次のように述べた。
「サッカーをやっている人間にとってはワールドカップ(W杯)は特別なことだが、普段興味がない人にとっては(オリンピックは)特別な大会。自分たちが必死に戦う中で世の中が少しでも元気になればいいなっていう、暗いことが多い世の中で光になれれば、何かを発信できればいいなと思います」
東京オリンピックに向けての強化試合として、10日にエディオンスタジアム広島でウクライナ女子代表と対戦するなでしこジャパン。7日にはすべての海外組が合流し、翌日から全員そろってのトレーニングを開始した。
「ゲームの中で様々なことが起きた時に、チームとして選手個々が何か行動を起こしていけるかっていうを見ながら、攻守ともにチームの戦術的な部分で完成度を上げたいし、そこにとらわれるだけでなく、個々がそれを打ち破って輝いていけるようなゲームが見たいなと考えています」
東京オリンピックへの選手選考に当たっての心境については指揮官も思うところがある様子。「選手一人ひとりの顔は思い浮かべています」と語りつつ、勝つために下すべき判断も当然想定しているようだ。
「選手のいいところを頭に思い浮かべながらも、実際にグラウンドで表現できているかっていうのが勝負になってくるかなと思います。チームを勝たせていくっていう冷静な目を持ちながら、しっかりとした選考をしていきたいと考えています」
特に「コンディションの良さ・メンタルの強さ」を絶対に外せない点として列挙。選手の組み合わせに関しては、フォーメーションボードを使って「磁石を夜な夜な動かしている」と話した高倉監督は、選手たちにチーム戦術の中で個を発揮できるようになってほしいと考えているようだ。
「選手は日々戦っていると思いますし、チーム戦術が強調されがちなところではありますけれど、そこに縛られて自分の特徴が出せないっていうのは本末転倒なので、思い切ってプレーしてほしいなと思います」
また、オリンピックはワールドカップとは異なり、サッカーファン以外の目に触れる機会があるとし、雰囲気や心持ちについて次のように述べた。
「サッカーをやっている人間にとってはワールドカップ(W杯)は特別なことだが、普段興味がない人にとっては(オリンピックは)特別な大会。自分たちが必死に戦う中で世の中が少しでも元気になればいいなっていう、暗いことが多い世の中で光になれれば、何かを発信できればいいなと思います」
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