無失点継続のGK権田修一、1試合の重要性を語る「崩れるのも1試合で、好転するのも1試合」
2021.06.05 13:50 Sat
札幌でのU-24日本代表戦を終えた日本代表は、活動の場を大阪に移し、7日に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン代表戦に向けて準備を進める。
すでに2次予選突破を決めている日本代表は、4日のトレーニングを休みにし、選手たちの休養に当てることに。5日から改めて準備をスタートする。
GK権田修一(清水エスパルス)が、メディアのオンライン取材に応対した。
カタールW杯アジア2次予選では5試合をクリーンシートで終えるなど、守護神としてプレーしていた権田。5月28日のモンゴル代表戦はJリーグとの関係で招集されなかったため、GK川島永嗣(ストラスブール)が出場。さらに、3日のU-24日本代表戦では、前半はGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、後半はGK中村航輔(ポルティモネンセ)がゴールを守った。
守護神争いは常に行われている中で、権田は他のGKについて「みんな良いGKだなと思います」とコメント。「短い距離のシュートストップは永嗣さんの方が強いと思います。ダン(シュミット・ダニエル)のような身長になるのは難しいですが、ダンとか沖(悠哉)選手のロングボールの正確さはもっと自分がつけないといけないです」とコメント。「(鈴木)彩艶選手は一緒にやったことがないので分からないですが、大迫(敬介)選手がハイボールにチャレンジするのは自分にはあまりないですし、谷(晃生)選手も良いGKで高さもあって、キックもできます」と語った。
さらに守備範囲の広さも求められる日本代表。「GKがより広いスペースを守ることは大事」と権田は語るが、「エスパルスは守備ラインが低いので自分がクロスに出るのも難しいです。基本的にDFの選手がいれば出る必要がないと思っているので、クラブとここでのやり方の違いなので、どっちにも合わせないといけないです」と、クラブと代表の違いは難しさがあると語った。
ただ「守備範囲が広いことを見せていけば、クラブでもこれだけ守れるならライン高くていいよねとなってくれたら、自分ももっとやりやすくなります」と、プレーで見せてアピールすることは必要だとし、「代表でもクラブでも1試合プレーすることの重みは大事。こういったプレーができると見せることが大事です」と、試合で見せて周りの印象を変えていく必要があるとした。
権田は、今回の活動で唯一起用されていないGK。タジキスタン戦は起用が見込まれる中「僕自身は代表の試合ということだけで十分すぎるモチベーションがあります」とコメント。ただ、「色々なものが1試合で変わるのがサッカー界で、今まで続けてきたものが崩れるのも1試合ですし、ダメだった部分が好転するのも1試合です」と、無失点記録を継続しているものの、1試合でその評価は大きく変わる可能性があるとした。
また「ポルトガルでずっと使われてきた中で、最後数試合がよくなかったことで全てが終わりました」と、ポルティモネンセで試合に出られなくなったことについて言及。「1試合で全てが変わることを経験しているので、こうやって言われているからこそ、より慎重に。でもアグレッシブにやることが必要です」と語り、しっかりとゼロに抑えながらも、消極的なプレーをしないことが重要だと語った。
すでに2次予選突破を決めている日本代表は、4日のトレーニングを休みにし、選手たちの休養に当てることに。5日から改めて準備をスタートする。
カタールW杯アジア2次予選では5試合をクリーンシートで終えるなど、守護神としてプレーしていた権田。5月28日のモンゴル代表戦はJリーグとの関係で招集されなかったため、GK川島永嗣(ストラスブール)が出場。さらに、3日のU-24日本代表戦では、前半はGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、後半はGK中村航輔(ポルティモネンセ)がゴールを守った。
守護神争いは常に行われている中で、権田は他のGKについて「みんな良いGKだなと思います」とコメント。「短い距離のシュートストップは永嗣さんの方が強いと思います。ダン(シュミット・ダニエル)のような身長になるのは難しいですが、ダンとか沖(悠哉)選手のロングボールの正確さはもっと自分がつけないといけないです」とコメント。「(鈴木)彩艶選手は一緒にやったことがないので分からないですが、大迫(敬介)選手がハイボールにチャレンジするのは自分にはあまりないですし、谷(晃生)選手も良いGKで高さもあって、キックもできます」と語った。
また「練習するとよりすごいなというのは分かりますが、試合だとなんとなくしかわらかなくで。でも、それぞれのGKが特徴を持っています」と語り、「そういう部分で勝とうというよりは、参考にして自分の強みを伸ばしたいと思います」と、吸収した上で自分の強みを出したいと語った。
さらに守備範囲の広さも求められる日本代表。「GKがより広いスペースを守ることは大事」と権田は語るが、「エスパルスは守備ラインが低いので自分がクロスに出るのも難しいです。基本的にDFの選手がいれば出る必要がないと思っているので、クラブとここでのやり方の違いなので、どっちにも合わせないといけないです」と、クラブと代表の違いは難しさがあると語った。
ただ「守備範囲が広いことを見せていけば、クラブでもこれだけ守れるならライン高くていいよねとなってくれたら、自分ももっとやりやすくなります」と、プレーで見せてアピールすることは必要だとし、「代表でもクラブでも1試合プレーすることの重みは大事。こういったプレーができると見せることが大事です」と、試合で見せて周りの印象を変えていく必要があるとした。
権田は、今回の活動で唯一起用されていないGK。タジキスタン戦は起用が見込まれる中「僕自身は代表の試合ということだけで十分すぎるモチベーションがあります」とコメント。ただ、「色々なものが1試合で変わるのがサッカー界で、今まで続けてきたものが崩れるのも1試合ですし、ダメだった部分が好転するのも1試合です」と、無失点記録を継続しているものの、1試合でその評価は大きく変わる可能性があるとした。
また「ポルトガルでずっと使われてきた中で、最後数試合がよくなかったことで全てが終わりました」と、ポルティモネンセで試合に出られなくなったことについて言及。「1試合で全てが変わることを経験しているので、こうやって言われているからこそ、より慎重に。でもアグレッシブにやることが必要です」と語り、しっかりとゼロに抑えながらも、消極的なプレーをしないことが重要だと語った。
|
関連ニュース