スパーズがコンテ招へいに本腰! ユーベ時代の同僚パラティッチにも接触か?

2021.06.02 23:04 Wed
Getty Images
トッテナムがアントニオ・コンテ氏(51)の新指揮官招へいに向けて本腰を入れているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏など複数メディアが報じている。
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今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、ライアン・メイソン暫定監督の下で今シーズンのプレミアリーグで7位フィニッシュしたトッテナム。
新シーズンに向けた最重要課題となる新指揮官招へいに向けては、2014年から2019年11月までチームを率い、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)を指揮しているマウリシオ・ポチェッティーノ監督(49)の再招へいを優先事項に定めていた。

しかし、PSG側にアルゼンチン人指揮官を手放す意思がないこともあり、現時点で交渉は停滞しているという。

そういった中、並行して交渉が進められているのが、先日にインテルの指揮官を退任したばかりのコンテ氏だ。
就任2年目でインテルに11年ぶりのスクデットをもたらしたコンテ氏だが、来シーズンに向けてクラブ首脳が大幅な経営規模縮小のプランを掲示したことが引き金となり、クラブを離れることになった。

新天地に関しては古巣ユベントス、レアル・マドリーが候補に挙がったが、いずれもマッシミリアーノ・アッレグリカルロ・アンチェロッティと同胞指揮官の就任が決定。そのため、現時点でコンテ氏が率いるレベルのクラブで空席があるのは、トッテナムのみとなっている。

また、ロマーノ氏によると、トッテナムはコンテ氏の招へいを意識してか、新たなフットボール・ディレクターとして先日にユベントスのスポーツ・ディレクターを退任したファビオ・パラティッチ氏の招へいに向けて同じく交渉を進めているという。

なお、コンテ氏とパラティッチ氏はユベントス時代に共に仕事をしていた元同僚だ。

ちなみに、トッテナムとの交渉が進行中のコンテ氏だが、2017年にチェルシーを指揮していた当時、ダニエル・レヴィ会長の消極的な補強策に対して、「トッテナムの目標はどこにあるのだろうか?」、「もしトッテナムが優勝できなくても、それは悲劇でもなんでもない」と、痛烈な言葉で批判していた因縁がある。

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