なでしこジャパンで最後のアピール合戦 高倉麻子監督「チームに火つける選手を待ち望む」
2021.06.01 21:25 Tue
なでしこジャパンの高倉麻子監督が東京オリンピックのメンバー入りを目指す選手にさらなるアピールを求めた。
日本サッカー協会(JFA)は1日、今月に行われるウクライナ女子代表戦&メキシコ女子代表戦の国際親善試合2試合に向け、なでしこジャパンの招集23名を発表。海外組からはDF熊谷紗希やFW岩渕真奈ら7選手がメンバー入りした。
自国でのオリンピックはいよいよ来月に開幕が迫る。今回の代表活動で23選手が招集されたが、オリンピックに向けてはここから18選手に絞り込まれるため、当落線上の選手を含め、全員にとって最後のアピール合戦の場だ。
チーム作りの最終段階に入る高倉監督は「この23人で大枠が決まってくる」としたが、選手の状態やチーム戦術に対するフィット感も大事になると続け、「ここから18人(を選ぶ)とは言い切れない」と逆転選出も示唆した。
そういう考えも巡らせ、呼ばれたのが今回の23選手だが、114試合の代表歴を誇るDF鮫島綾が落選。その理由として「新しい選手が出てくる中で、彼女の良さもあるが、若い選手の良さもあり、今回は外した」と説明した。
また、最終選考に向けて「なでしこを背負って戦う強い思いを持つ選手、それをグラウンドやピッチ外で表現できる選手がすごく少ない」と述べた上で、「チームに火をつけてくれる選手を待ち望んでいる」と発破をかけた。
日本サッカー協会(JFA)は1日、今月に行われるウクライナ女子代表戦&メキシコ女子代表戦の国際親善試合2試合に向け、なでしこジャパンの招集23名を発表。海外組からはDF熊谷紗希やFW岩渕真奈ら7選手がメンバー入りした。
チーム作りの最終段階に入る高倉監督は「この23人で大枠が決まってくる」としたが、選手の状態やチーム戦術に対するフィット感も大事になると続け、「ここから18人(を選ぶ)とは言い切れない」と逆転選出も示唆した。
そういう考えも巡らせ、呼ばれたのが今回の23選手だが、114試合の代表歴を誇るDF鮫島綾が落選。その理由として「新しい選手が出てくる中で、彼女の良さもあるが、若い選手の良さもあり、今回は外した」と説明した。
一方で「他の選手のパフォーマンス次第で十分にチャンスがある。今回、名前のない選手はサメ以外も終わったわけではないと伝えているし、そういった信頼は揺るぎないもの」とも述べ、メンバー入りの扉を閉ざさなかった。
また、最終選考に向けて「なでしこを背負って戦う強い思いを持つ選手、それをグラウンドやピッチ外で表現できる選手がすごく少ない」と述べた上で、「チームに火をつけてくれる選手を待ち望んでいる」と発破をかけた。
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