ジダン氏の退任理由にレアル納得いかず、「自らを省みていない」と言及
2021.06.01 19:30 Tue
レアル・マドリーの指揮官を退任し、その理由を明かしたジネディーヌ・ジダン氏(48)だが、クラブ側はその内容に反論した。
ジダン氏は、2016年1月から一次政権を築き、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成。その後、一度監督から離れたが、2019年3月から再び指揮を執ると、2019-20シーズンに3年ぶりのラ・リーガ制覇を果たした。
今シーズンは優勝争いを繰り広げた中、アトレティコ・マドリーに敗れ2位に終わっていた。そして5月27日に辞任していた。
そのジダン氏はスペイン『アス』を通じて、チームを離れた理由を告白。「クラブからの信頼や中長期的に何かを築き上げていくためのサポートをもう得られないと感じた」と上層部との関係性を挙げていた。
一方で、ジダン氏に対してクラブはスペイン『マルカ』を通じてジダン氏への反論を展開した。
しかしながら、「監督の発言には共感していない」と、クラブ側はジダン氏の主張を受け入れられないとしており、ジダン氏について「何よりも自らを省みていない」と態度に納得いっていない様子。「監督は契約した選手や復帰させた選手がいたものの、その失敗を認めていない」と、自身で決断を下していたことでの失敗を認めていないと主張した。その例としては、セルビア代表FWルカ・ヨビッチやノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールなどを『マルカ』は挙げている。
ジダン氏はクラブのサポートがないことを主張していたが、マドリーはクラブの意向に沿わない決断を下したと感じており、少なくとも両者が同じ道を歩んでいなかったということだろう。
ジダン氏は、2016年1月から一次政権を築き、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成。その後、一度監督から離れたが、2019年3月から再び指揮を執ると、2019-20シーズンに3年ぶりのラ・リーガ制覇を果たした。
そのジダン氏はスペイン『アス』を通じて、チームを離れた理由を告白。「クラブからの信頼や中長期的に何かを築き上げていくためのサポートをもう得られないと感じた」と上層部との関係性を挙げていた。
一方で、ジダン氏に対してクラブはスペイン『マルカ』を通じてジダン氏への反論を展開した。
まず、大前提としてクラブはジダン氏に対して感謝しているとのこと。『マルカ』は「選手として、そしてトップチームの監督としてのこの7年間、クラブを代表し、クラブのために尽くしてくれた監督を引き続きリスペクトしており、監督と言い争うつもりはない」と伝えている。
しかしながら、「監督の発言には共感していない」と、クラブ側はジダン氏の主張を受け入れられないとしており、ジダン氏について「何よりも自らを省みていない」と態度に納得いっていない様子。「監督は契約した選手や復帰させた選手がいたものの、その失敗を認めていない」と、自身で決断を下していたことでの失敗を認めていないと主張した。その例としては、セルビア代表FWルカ・ヨビッチやノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールなどを『マルカ』は挙げている。
ジダン氏はクラブのサポートがないことを主張していたが、マドリーはクラブの意向に沿わない決断を下したと感じており、少なくとも両者が同じ道を歩んでいなかったということだろう。
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