GK権田修一「勝てるGKの方が良い」、最終予選、そしてW杯への想い「人生で大きなウェイトを占めている」
2021.05.31 19:15 Mon
日本代表は31日、6月3日のジャマイカ代表との国際親善試合に向けてトレーニングキャンプを実施した。
30日に国内組が合流。この日から、海外組と国内組が揃った合宿が行われる。
トレーニング前に選手たちがメディアのオンライン取材に応対。GK権田修一(清水エスパルス)が、W杯最終予選への思い、そしてGKの難しさを語った。
3月に続いて招集された権田。今回も海外組との接触は限られている中での活動となる。その点については「前回3月の活動の時は初めて国内と海外が一緒に合宿する中で、ホテルの活動は制限されていました。今回は前回A代表に呼ばれていた国内組が多いので、練習やスタジアムでしかコミュニケーション取れないので、そのイメージはできています」と語り、あまり大きな問題となはらないと考えているようだ。
一方で、「前回来ていない選手たち、昌子(源)や谷口(彰悟)は過去に日本代表に来ているので、海外組の選手の方が知っていて、国内組の方が初めての選手が多いかもしれないです」とコメント。「坂元(達裕)選手も良い選手なので、彼なんかはグラウンドでうまくコミュニケーションをとって、周りに生かしてもらえるようになったらと思います」と語り、ピッチ上でのコミュニケーションで連携を図ってほしいと語った。
また「日本代表に入る醍醐味は、レベル高い選手と練習できるというところにあるので、川島選手、シュミット選手、中村選手と海外でプレーしている選手。中村選手は試合に出ていなくても、海外から需要があるからプレーしていて、僕は需要がないので帰ってきたので、その点は刺激になります」と語り、海外の選手を見て吸収することも多いとした。
とは言え、GKは1人しか試合に出られないポジション。ポジション争いについては「最後誰が出るか決めるのは監督で、何かがあるから出番が来るポジションではないです」とコメント。難しいポジションだと語った。
「アジア2次予選でゼロに抑えることが大事なのか、モンゴル戦は枠内シュートがゼロだったと思うんですが、その試合でゼロに抑える評価と、難しい相手との試合で失点はするかもしれないけど、チームのピンチを何度も防ぐことでの評価。そこは非常に難しいなと僕も思っています」とGKの評価は難しいとし、「今はエスパルスでプレーしているので、攻撃されるシーンが多くてそれを防いでいるので、評価されるのか」と、基準がなかなか難しいとした。
それでも「勝てるGKの方が良いと思っているので、シュートが全然来なくて、ゼロに抑える方が良いかもしれないです」と結果でも大きく変わる可能性があるとした。それでも「僕がやれることは、日々成長すること。僕自身はヨーロッパでもう一度チャレンジしたい気持ちはありますし、川島選手じゃないですが、年を重ねてチャレンジしてポジションを奪って戦えるということは僕の目標です」と語り、「試合に誰を使うか決めるのは監督ですが、シュミット選手も中村選手も川島選手も一緒ですが、ピッチに立った時に備えて準備するだけです」と、選ばれた時のために備えることが大事だとした。
今回のアジア2次予選では無失点を続けていた権田。一方で、W杯最終予選には出場した経験が一度もない。
今シーズン清水に来た理由についても「僕自身ポルトガルで試合に出れる可能性はゼロではない中で、なぜ戻ってきたのは最終予選に出るためです」と明言。「僕自身はブラジルの時はベンチに置いてもらっていましたが最終予選は出たことがないです」と、これまでの経験がないと語った。
また、「最終予選は自分が勝ち抜く経験をすることが大事だなと思っていて、昨年の今頃まで試合に出ていて、その後試合に出なくなって、試合に出ないということは2次予選から最終予選、ワールドカップに向かうに当たってマイナスだなと」とコメント。クラブでプレー機会を失うことが、W杯の道を閉ざされることになるのが嫌だったと語った。
さらに、「試合に出ること、日本が勝ち抜くことにとっては大事だなと思っていました。最終予選で自分が出て勝ち抜いてと思っています」とコメント。「今回のワールドカップは人生で大きなウェイトを占めているので、最終予選もしっかり戦いたいなと。ただ、もっともっと成長しなければいけないと思ってもいるので、やり続けています」と語り、正守護神としてW杯に出場するために日々努力を重ねているとした。
また、変化するGKへ求められるものについては「最近のリアルタイムで言えば、チェルシーがCLを優勝していて、ケパをずっと使っていた中、ゴールを守ることでメンディを獲得して結果を残しました」とコメント。「GKはそこだよねと。メンディに足元の技術がないとは思わないですが、シュートを止めることに特化したチェルシーは間違い無いと思います」と語り、足元の技術を求められることが多くなったとはいえ、GKに本来求められるのはショットストップだと持論を語った。
日本代表での役割については「森保さんのサッカーは、90分試合があったら、10分攻めて80分守るサッカーでは無いです」とし、「ボールを持って主導権を握る試合を目指しています。マイボールの時間をできるだけ長くするサッカーを目指しているので、ビルドアップを求められる比率は高くなっています」と、それでもビルドアップや足元の技術は求められるとした。
ただ、「とはいえアジアだと遠くからいきなりシュートが来たり、その先の戦いでは守る時間が長くなることもあるので、守る能力も必要です」と語り、「清水では普通のビルドアップだけじゃなく遠くを見るビルドアップも試しましたが、自分たちが攻撃の時間を増やすことをチャレンジしています」と語り、ただビルドアップをすれば良いわけでもないと語り、求められるものが多様化していることを語った。
30日に国内組が合流。この日から、海外組と国内組が揃った合宿が行われる。
3月に続いて招集された権田。今回も海外組との接触は限られている中での活動となる。その点については「前回3月の活動の時は初めて国内と海外が一緒に合宿する中で、ホテルの活動は制限されていました。今回は前回A代表に呼ばれていた国内組が多いので、練習やスタジアムでしかコミュニケーション取れないので、そのイメージはできています」と語り、あまり大きな問題となはらないと考えているようだ。
一方で、「前回来ていない選手たち、昌子(源)や谷口(彰悟)は過去に日本代表に来ているので、海外組の選手の方が知っていて、国内組の方が初めての選手が多いかもしれないです」とコメント。「坂元(達裕)選手も良い選手なので、彼なんかはグラウンドでうまくコミュニケーションをとって、周りに生かしてもらえるようになったらと思います」と語り、ピッチ上でのコミュニケーションで連携を図ってほしいと語った。
権田は今シーズンから清水に加入。ポルティモネンセからのレンタル移籍という形でJリーグに復帰した。その点については「僕自身はどこでプレーしているかはあまり重要じゃなくて、僕は何かを評価する立場ではないので、置かれている立場でやることが精一杯です」とコメント。「川島選手なんかはフランス1部でたくさん試合に出ていて、この舞台で一緒にプレーできる、練習できるということは刺激を受けると思います」と語り、海外でプレーする選手と過ごすことは大きいとした。
また「日本代表に入る醍醐味は、レベル高い選手と練習できるというところにあるので、川島選手、シュミット選手、中村選手と海外でプレーしている選手。中村選手は試合に出ていなくても、海外から需要があるからプレーしていて、僕は需要がないので帰ってきたので、その点は刺激になります」と語り、海外の選手を見て吸収することも多いとした。
とは言え、GKは1人しか試合に出られないポジション。ポジション争いについては「最後誰が出るか決めるのは監督で、何かがあるから出番が来るポジションではないです」とコメント。難しいポジションだと語った。
「アジア2次予選でゼロに抑えることが大事なのか、モンゴル戦は枠内シュートがゼロだったと思うんですが、その試合でゼロに抑える評価と、難しい相手との試合で失点はするかもしれないけど、チームのピンチを何度も防ぐことでの評価。そこは非常に難しいなと僕も思っています」とGKの評価は難しいとし、「今はエスパルスでプレーしているので、攻撃されるシーンが多くてそれを防いでいるので、評価されるのか」と、基準がなかなか難しいとした。
それでも「勝てるGKの方が良いと思っているので、シュートが全然来なくて、ゼロに抑える方が良いかもしれないです」と結果でも大きく変わる可能性があるとした。それでも「僕がやれることは、日々成長すること。僕自身はヨーロッパでもう一度チャレンジしたい気持ちはありますし、川島選手じゃないですが、年を重ねてチャレンジしてポジションを奪って戦えるということは僕の目標です」と語り、「試合に誰を使うか決めるのは監督ですが、シュミット選手も中村選手も川島選手も一緒ですが、ピッチに立った時に備えて準備するだけです」と、選ばれた時のために備えることが大事だとした。
今回のアジア2次予選では無失点を続けていた権田。一方で、W杯最終予選には出場した経験が一度もない。
今シーズン清水に来た理由についても「僕自身ポルトガルで試合に出れる可能性はゼロではない中で、なぜ戻ってきたのは最終予選に出るためです」と明言。「僕自身はブラジルの時はベンチに置いてもらっていましたが最終予選は出たことがないです」と、これまでの経験がないと語った。
また、「最終予選は自分が勝ち抜く経験をすることが大事だなと思っていて、昨年の今頃まで試合に出ていて、その後試合に出なくなって、試合に出ないということは2次予選から最終予選、ワールドカップに向かうに当たってマイナスだなと」とコメント。クラブでプレー機会を失うことが、W杯の道を閉ざされることになるのが嫌だったと語った。
さらに、「試合に出ること、日本が勝ち抜くことにとっては大事だなと思っていました。最終予選で自分が出て勝ち抜いてと思っています」とコメント。「今回のワールドカップは人生で大きなウェイトを占めているので、最終予選もしっかり戦いたいなと。ただ、もっともっと成長しなければいけないと思ってもいるので、やり続けています」と語り、正守護神としてW杯に出場するために日々努力を重ねているとした。
また、変化するGKへ求められるものについては「最近のリアルタイムで言えば、チェルシーがCLを優勝していて、ケパをずっと使っていた中、ゴールを守ることでメンディを獲得して結果を残しました」とコメント。「GKはそこだよねと。メンディに足元の技術がないとは思わないですが、シュートを止めることに特化したチェルシーは間違い無いと思います」と語り、足元の技術を求められることが多くなったとはいえ、GKに本来求められるのはショットストップだと持論を語った。
日本代表での役割については「森保さんのサッカーは、90分試合があったら、10分攻めて80分守るサッカーでは無いです」とし、「ボールを持って主導権を握る試合を目指しています。マイボールの時間をできるだけ長くするサッカーを目指しているので、ビルドアップを求められる比率は高くなっています」と、それでもビルドアップや足元の技術は求められるとした。
ただ、「とはいえアジアだと遠くからいきなりシュートが来たり、その先の戦いでは守る時間が長くなることもあるので、守る能力も必要です」と語り、「清水では普通のビルドアップだけじゃなく遠くを見るビルドアップも試しましたが、自分たちが攻撃の時間を増やすことをチャレンジしています」と語り、ただビルドアップをすれば良いわけでもないと語り、求められるものが多様化していることを語った。
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