3年半ぶりの代表活動となった川崎Fの主将・谷口彰悟、日本代表への思い「やってきたことを信じて、思い切りやりたい」
2021.05.31 18:35 Mon
日本代表は31日、6月3日のジャマイカ代表との国際親善試合に向けてトレーニングキャンプを実施した。
30日に国内組が合流。この日から、海外組と国内組が揃った合宿が行われる。
トレーニング前に選手たちがメディアのオンライン取材に応対。DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が、久々に招集された日本代表への思いなどを語った。
昨シーズンは明治安田生命J1リーグで優勝を果たし、今シーズンも圧倒的な強さを見せつける川崎Fの最終ラインを支える谷口。キャプテンとしてもチームを牽引しているが、なかなか日本代表とは縁がない。
日本代表にデビューしたのは2015年6月11日のイラク代表とのフレンドリーマッチだ。当時はボランチで出場し、MF長谷部誠(フランクフルト)との交代だったが、「まずはポジションも違いますし、ある程度一度呼ばれてから時間は経っていますが、自分がやらなければいけないこととか課題はJリーグで地道にやってきたつもりですし、できるようになったことも間違いなくあると思います。自信を持って参加できるかなと思っています」とコメント。当時を振り返りつつ、久々の日本代表招集には自信を持ってきていると語った。
実に3年半ぶりの代表活動。川崎Fでタイトルを獲るなど、谷口自身にも大きな成長が見られるが「周りを使って守る部分やビルドアップは比較的自信を持って当時もやっていたと思いますが、やっぱり代表という場所はそんなに準備の時間は長くなく練習も限られているので、個人で守り切るところ、バトルで勝たなければいけないというのは毎回感じています」と、個の部分での勝負が必要だとコメントした。
また「そういったところはリーグでもこだわってやってきていますし、そこで多少自信を持って臨めると思います。まだ練習もやっていないですし、そこら辺の手応えとかは全くないですが、どこまでできるかはしっかりとやりたいと思います」とコメント。トレーニングをする前での印象としては、ある程度自信もあると語った。
一方で日本代表との縁のなさについては「チームの結果はタイトルが獲れたり、僕も試合に出ながらできるだけ高いパフォーマンスを発揮することは心掛けていましたが、そこと代表が繋がらないと、充実や達成感は感じられないと思いながら、地道にできることをやって、課題を見つめてやってきました」と語り、代表に呼ばれない中でも努力を重ねてきたとコメント。「その結果、また呼んでもらえることができたので、その成果というか、やってきたことを信じて、思い切りやりたいなと思っています」と、この数年で積み上げてきたことを見せたいとした。
チームの結果が自信につながっているかという点については「チームの結果はそうですが、個人の結果、パフォーマンスという意味ではまだまだやらなきゃいけない部分があるのは分かっているので、フロンターレの結果が良いからということは考えていないです」とコメント。自身としてはまだまだ磨く必要があるとした。
今回、DF吉田麻也(サンプドリア)やDF冨安健洋(ボローニャ)がU-24日本代表の活動に参加することもあり、主軸のCBは不在。大きなチャンスが訪れたこととなる。
「麻也選手と冨安選手の壁は高いなと単純に代表戦を見ていたらわかります。でも、2人の影に甘んじているようではダメだと思うので、競争の中で、もっともっと日本のCBで戦える選手が出てこないといけないと思いますし、そういった選手になりたいです」と競争していく意欲を示した。また「2人が五輪に参加しているので、チャンスがどれだけ回ってくるかわからないですが、出られればチャンスですし、2人を脅かすプレーをしなければならないですし、そうでなければ強くはなれないと思います」とポジション争いに割って入りたいとした。
今回はDF昌子源(ガンバ大阪)やDF中谷進之介(名古屋グランパス)も招集されているが「僕以外のCBも考えていると思うので、みんなで切磋琢磨しながら、残り4試合しっかり良いパフォーマンスをしたいと思います」と語り、CB陣でもしっかりとパフォーマンスを上げていきたいとした。
今回の招集については「オリンピックの方に吉田選手と冨安選手が参加するので、2枠空いて、そこに入れてもらったかなというところが正直な気持ちです」と自身の立ち位置を考えているといい、「これはこれでチャンスだと思っているので、自分がこれだけできるというのをトレーニングやゲームで証明しないといけないと思います。そこは数少ないチャンスだと思うので、生かしたいと思いは強いです」と語り、主力不在のチャンスを生かしたいと意気込んだ。
久々の国際試合となるが「Jリーグと国際試合は多少違いますし、戦い方も違います。サッカーのスタイルも違います。チームとして合わせるところ、個人としてできる能力を上げていかないと、この代表というものには入れないと感じてやっていました」と高い意識を持っていたとコメント。「Jリーグでも意識してやれる環境にあると思うので、自分なりにやってきたつもりです。そういったものを代表の舞台でしっかり出せればと思います」と、自分が求めていたものと比較できる機会でもあるようだ。
来年にはカタールW杯が開催される。W杯については「正直、具体的にワールドカップに向けては考えていないというか、レベルじゃないのかなというのが正直なところです」と遠いものだとコメント。「レベルの高い競争に勝っていかないとその舞台に立つ権利はないです。今回得たチャンスをそこにつなげるために、目の前の試合を戦っていきたいと思います」と、ここからチャンスを掴みたいと闘志を燃やした。
30日に国内組が合流。この日から、海外組と国内組が揃った合宿が行われる。
昨シーズンは明治安田生命J1リーグで優勝を果たし、今シーズンも圧倒的な強さを見せつける川崎Fの最終ラインを支える谷口。キャプテンとしてもチームを牽引しているが、なかなか日本代表とは縁がない。
日本代表にデビューしたのは2015年6月11日のイラク代表とのフレンドリーマッチだ。当時はボランチで出場し、MF長谷部誠(フランクフルト)との交代だったが、「まずはポジションも違いますし、ある程度一度呼ばれてから時間は経っていますが、自分がやらなければいけないこととか課題はJリーグで地道にやってきたつもりですし、できるようになったことも間違いなくあると思います。自信を持って参加できるかなと思っています」とコメント。当時を振り返りつつ、久々の日本代表招集には自信を持ってきていると語った。
その後、同年8月のEAFF E-1サッカー選手権で北朝鮮代表戦に出場。その後は代表に招集されない期間が続くと、久々に呼ばれたのは2017年12月。再びE-1選手権で北朝鮮代表との試合に出場した。
実に3年半ぶりの代表活動。川崎Fでタイトルを獲るなど、谷口自身にも大きな成長が見られるが「周りを使って守る部分やビルドアップは比較的自信を持って当時もやっていたと思いますが、やっぱり代表という場所はそんなに準備の時間は長くなく練習も限られているので、個人で守り切るところ、バトルで勝たなければいけないというのは毎回感じています」と、個の部分での勝負が必要だとコメントした。
また「そういったところはリーグでもこだわってやってきていますし、そこで多少自信を持って臨めると思います。まだ練習もやっていないですし、そこら辺の手応えとかは全くないですが、どこまでできるかはしっかりとやりたいと思います」とコメント。トレーニングをする前での印象としては、ある程度自信もあると語った。
一方で日本代表との縁のなさについては「チームの結果はタイトルが獲れたり、僕も試合に出ながらできるだけ高いパフォーマンスを発揮することは心掛けていましたが、そこと代表が繋がらないと、充実や達成感は感じられないと思いながら、地道にできることをやって、課題を見つめてやってきました」と語り、代表に呼ばれない中でも努力を重ねてきたとコメント。「その結果、また呼んでもらえることができたので、その成果というか、やってきたことを信じて、思い切りやりたいなと思っています」と、この数年で積み上げてきたことを見せたいとした。
チームの結果が自信につながっているかという点については「チームの結果はそうですが、個人の結果、パフォーマンスという意味ではまだまだやらなきゃいけない部分があるのは分かっているので、フロンターレの結果が良いからということは考えていないです」とコメント。自身としてはまだまだ磨く必要があるとした。
今回、DF吉田麻也(サンプドリア)やDF冨安健洋(ボローニャ)がU-24日本代表の活動に参加することもあり、主軸のCBは不在。大きなチャンスが訪れたこととなる。
「麻也選手と冨安選手の壁は高いなと単純に代表戦を見ていたらわかります。でも、2人の影に甘んじているようではダメだと思うので、競争の中で、もっともっと日本のCBで戦える選手が出てこないといけないと思いますし、そういった選手になりたいです」と競争していく意欲を示した。また「2人が五輪に参加しているので、チャンスがどれだけ回ってくるかわからないですが、出られればチャンスですし、2人を脅かすプレーをしなければならないですし、そうでなければ強くはなれないと思います」とポジション争いに割って入りたいとした。
今回はDF昌子源(ガンバ大阪)やDF中谷進之介(名古屋グランパス)も招集されているが「僕以外のCBも考えていると思うので、みんなで切磋琢磨しながら、残り4試合しっかり良いパフォーマンスをしたいと思います」と語り、CB陣でもしっかりとパフォーマンスを上げていきたいとした。
今回の招集については「オリンピックの方に吉田選手と冨安選手が参加するので、2枠空いて、そこに入れてもらったかなというところが正直な気持ちです」と自身の立ち位置を考えているといい、「これはこれでチャンスだと思っているので、自分がこれだけできるというのをトレーニングやゲームで証明しないといけないと思います。そこは数少ないチャンスだと思うので、生かしたいと思いは強いです」と語り、主力不在のチャンスを生かしたいと意気込んだ。
久々の国際試合となるが「Jリーグと国際試合は多少違いますし、戦い方も違います。サッカーのスタイルも違います。チームとして合わせるところ、個人としてできる能力を上げていかないと、この代表というものには入れないと感じてやっていました」と高い意識を持っていたとコメント。「Jリーグでも意識してやれる環境にあると思うので、自分なりにやってきたつもりです。そういったものを代表の舞台でしっかり出せればと思います」と、自分が求めていたものと比較できる機会でもあるようだ。
来年にはカタールW杯が開催される。W杯については「正直、具体的にワールドカップに向けては考えていないというか、レベルじゃないのかなというのが正直なところです」と遠いものだとコメント。「レベルの高い競争に勝っていかないとその舞台に立つ権利はないです。今回得たチャンスをそこにつなげるために、目の前の試合を戦っていきたいと思います」と、ここからチャンスを掴みたいと闘志を燃やした。
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