一次政権終了時と「今回は違う」…ジダン、2度目退任の決断理由明かす
2021.05.31 15:55 Mon
ジネディーヌ・ジダン氏(48)がレアル・マドリーを去った理由を明かしている。
2016年1月から一次政権を築き、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げるなど、指揮官としても数々の栄冠をもたらしたジダン氏は2017-18シーズンを最後に退任。休養期間を経て、2019年3月から再び指揮を執ると、2019-20シーズンに3年ぶりのラ・リーガ制覇に導いた。
しかし、今季は2017-18シーズン以来の頂きを目指したCLだけでなく、最終盤まで宿敵アトレティコ・マドリーと優勝争いを演じたリーグ戦でも2位に終わるなど、無冠で終戦。まだ2022年までレアル・マドリーとの契約を残すが、自らの意向が通る形で先日に今季限りでの退任が決定した。
契約を全うせずの退任を巡り、様々な憶測が飛び交っているジダン氏だが、スペイン『アス』に宛てたファンに向けての公開書簡で退任に至った背景を説明。あくまで無冠という結果を受けての辞任としつつ、フロレンティーノ・ペレス会長にも感謝したが、ズレもあったと明かした。
「私は去ることになったが、船から飛び降りたわけじゃなければ、コーチングに疲れたわけでもない。2018年5月の退任は2年半で多くの勝利とトロフィーを手にして、それからチームがトップに走り続けるために変化が必要だと感じたからだ」
「しかし、私が日々築き上げてきたものを彼らに忘れられてしまったのだ。私は生まれながらの勝者であり、トロフィーを獲得するためにここにいるが、それ以上にいち人間であり、感情や人生もある。それらが大事にされず、非難もされた」
「私は一緒にただ成し遂げてきたことに敬意を払ってほしかっただけ。ここ数カ月間のクラブや会長との関係が少し違ったものであったら良かったのにと思う。別に特権を要求したわけじゃなく、当然、その気もなかったが、少し思い出してほしかった」
「今日において、ビッグクラブでの監督キャリアはそう長くない。長続きさせるとなれば、人間関係が不可欠。それは金や名声よりも大切なものだ」
2016年1月から一次政権を築き、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げるなど、指揮官としても数々の栄冠をもたらしたジダン氏は2017-18シーズンを最後に退任。休養期間を経て、2019年3月から再び指揮を執ると、2019-20シーズンに3年ぶりのラ・リーガ制覇に導いた。
契約を全うせずの退任を巡り、様々な憶測が飛び交っているジダン氏だが、スペイン『アス』に宛てたファンに向けての公開書簡で退任に至った背景を説明。あくまで無冠という結果を受けての辞任としつつ、フロレンティーノ・ペレス会長にも感謝したが、ズレもあったと明かした。
「私は去ることになったが、船から飛び降りたわけじゃなければ、コーチングに疲れたわけでもない。2018年5月の退任は2年半で多くの勝利とトロフィーを手にして、それからチームがトップに走り続けるために変化が必要だと感じたからだ」
「だが、今回は違う。クラブからの信頼や中長期的に何かを築き上げていくためのサポートをもう得られないと感じたからだ。私はフットボールを知り、マドリーのようなクラブの要求もわかっている。勝てなければ、去らねばならないのもだ」
「しかし、私が日々築き上げてきたものを彼らに忘れられてしまったのだ。私は生まれながらの勝者であり、トロフィーを獲得するためにここにいるが、それ以上にいち人間であり、感情や人生もある。それらが大事にされず、非難もされた」
「私は一緒にただ成し遂げてきたことに敬意を払ってほしかっただけ。ここ数カ月間のクラブや会長との関係が少し違ったものであったら良かったのにと思う。別に特権を要求したわけじゃなく、当然、その気もなかったが、少し思い出してほしかった」
「今日において、ビッグクラブでの監督キャリアはそう長くない。長続きさせるとなれば、人間関係が不可欠。それは金や名声よりも大切なものだ」
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