CL優勝チェルシーの心臓カンテ、決勝MOMも「それは二の次。大事なのは僕らが何をしたか」
2021.05.30 11:55 Sun
チャンピオンズリーグ(CL)決勝で欧州サッカー連盟(UEFA)のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いたフランス代表MFエンゴロ・カンテだが、謙虚さを保ち、チームの優勝を何よりも喜んだ。
この決勝で秀逸だったのがカンテだ。18日に行われたプレミアリーグ第37節のレスター・シティ戦でハムストリングを痛めた影響で最終節を欠場して、出場が危ぶまれたが、先発復帰。チェルシーの心臓として中盤で存在感を高め、攻守両面でシティを苦しめた。
決勝ゴールのハヴァーツとともに、優勝の立役者として称えられるべき活躍を披露して、個人としてもこのファイナルのMVPに輝いたカンテ。試合後、フランス『RMC Sport』でその感想を問われると、「二の次」と謙虚に振る舞い、チームの優勝に歓喜した。
「信じられないね。シーズン中の努力と謙虚さが実った。誇らしく、喜びも感じるよ。それ(MOM)は二の次で、大事なのは僕らが何をしたのかということ。懸命に戦ったのが報われ、優勝できた。多大な頑張りとグループ全体の仕事ぶりによる結果だ」
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マンチェスター・シティとチェルシーのイングランド勢が相対する形で、29日にポルトガルを舞台に行われた今季のCL決勝。チェルシーが42分にドイツ代表MFカイ・ハヴァーツの得点で均衡を破ると、堅守を武器に逃げ切り、9季ぶり2度目の欧州制覇を成し遂げた。決勝ゴールのハヴァーツとともに、優勝の立役者として称えられるべき活躍を披露して、個人としてもこのファイナルのMVPに輝いたカンテ。試合後、フランス『RMC Sport』でその感想を問われると、「二の次」と謙虚に振る舞い、チームの優勝に歓喜した。
「信じられないね。シーズン中の努力と謙虚さが実った。誇らしく、喜びも感じるよ。それ(MOM)は二の次で、大事なのは僕らが何をしたのかということ。懸命に戦ったのが報われ、優勝できた。多大な頑張りとグループ全体の仕事ぶりによる結果だ」
なお、UEFAはカンテのMOM選出について「チェルシーの中盤で常に安定した存在感を示してシティを苦しめ、巧みなインターセプトで攻撃を阻止した。レアル・マドリーとの準決勝2試合でいずれもMOMに輝いたカンテは後半開始早々、ケビン・デ・ブライネに決定的なタックルを仕掛け、可能な限りボールを前に運んだ」と説明している。
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