「良いアイデアで崩せた」チームの攻撃を活性化させたMF鎌田大地、自身の評価は「総合値は少し上」
2021.05.29 13:27 Sat
日本代表は29日、ミャンマー代表戦から一夜明けオンラインでのメディア対応を行った。
28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦では、大量10ゴールを奪い見事に勝利。この結果、最終予選進出を決めることとなった。
カタールW杯出場に向けて一歩進んだ日本。試合から一夜明け、フル出場を果たしたMF鎌田大地(フランクフルト)が取材に応じた。
鎌田はミャンマー戦にトップ下として先発出場。先制ゴールとなるMF南野拓実(サウサンプトン)のゴールをアシストするなど活躍。1ゴール1アシストと数字を残した。
試合を振り返り「引いてくる相手だったので、うまくワンタッチとかを使わないと崩せないと思っていたので、その辺りは良い感覚で、良いアイデアで崩せたかと思います」とコメント。先制点を含め、前線での良いコンビネーションを評価した。
前半は[4-2-3-1]で戦い、後半途中から[4-3-3]にシステムを変更。トップ下からインサイドハーフへとポジションを移した。
システム変更直後はなかなか上手くいかなかったが「練習していないので、ちょっとシステムを変えた時は選手間でうまく話して、やらないといけなかったので慣れるまで時間はかかりました」と振り返ったが「時間が経てば良くなっていったと思いますし、僕的にはあの形もありだと思います」とコメント。新たなシステムもありだと語った。
システム変更については「4-3-3でインサイドハーフと急に言われました」と語り、準備していたものではないとのこと。「相手に合わせるというよりも、うちが6月にチャレンジしてみたいこともあると思うので、試合内容も余裕があったので、色々試しているんだなと思いました」と語り、新たなチャレンジだと受け止めたようだ。
[4-3-3]のシステムについては「昨日は試合でずっとボール持っていたので、僕と(南野)拓実くんが両方8番(インサイドハーフ)というよりは、少し僕が下がり気味で前に拓実くんということでやっていました」と、自分は少し下がり目にポジションを取ったとコメント。「10番(トップ下)をやっている時は左右にうまく走らないといけないですが、8番(インサイドハーフ)だとそこまで走らず、ある程度決まったところで動くだけで良いので、無駄に多く走り過ぎる必要がないというのは良いところだと思います」とコメント。プレー範囲が違うと語った。
どちらのポジションでもプレーできる鎌田だが「どれが正しいかはあまり分からないですが、フランクフルトの時は1枚でトップ下より、2枚のトップ下の方が自分の仕事に集中しやすかったので、フランクフルトでは2枚トップ下が合っていたと思います」とやりやすいのは2枚で並ぶことだとコメント。しかし「代表ではまだそこまで強いチームともやっていないですし、昨日の試合だけではなんとも言えないところはあります」と、強い相手に対してどう動けるかが大事だと語った。
この試合では1ゴールを終盤に決めたが「1点は試合前から取りたいと思っていたし、取らないといけないと思っていたので、ホッとしたという感じです」とコメント。どちらかといえば周囲を生かすプレーが多かったが「他にも自分で打てるシーンはあったと思いますし、もっとうまくできたと思いますけど、フランクフルトでもずっとこんな感じでプレーしていました」と、普段通りだったとし、「ザ・トップ下というよりも、ちょっと低めに動いて周りの選手が生きるようにやっていました」と周りを生かすプレーをしていたと語った。
また、「僕がいつもトップ下でも得点力ある選手だとは思っていないので、うまく周りを生かしながら間で得点を取れるという感じだと思います」とし、ゴール以上に周りを生かす方が多いと振り返った。
一方で、後半にはゴール正面でのシュートチャンスを迎えたが、シュートを打たずにキックフェイントで南野へとパスを出し、南野はブロックされるシーンがあった。
そのシーンについては「あのシーンはフランクフルトの感じが染み付いていたと思います。フランクフルトだと(フィリップ・)コスティッチがいて、あの場面では逆サイドに決めるという形があって、普段あの場面でシュートを打っていないので、あの形になりました」とし、チームで普段やっている感覚のプレーが出たとコメント。「結果論なので、あれで点が入ればよかったですし、入らなかったので打てばよかったと思うこともあります」と、自身がシュートを打っても良かったと振り返った。
現在の自身の強みについては分からないとしていた鎌田。改めて自分の特徴については「総合値はある程度なんでもできるかなと思います」と語り、「他のチームの選手はよくわからないですが、フランクフルトでは何かが突出しているわけではないですが、総合値は普通の選手よりは上だと思います」と総合力では高いレベルにいると語った。
28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦では、大量10ゴールを奪い見事に勝利。この結果、最終予選進出を決めることとなった。
鎌田はミャンマー戦にトップ下として先発出場。先制ゴールとなるMF南野拓実(サウサンプトン)のゴールをアシストするなど活躍。1ゴール1アシストと数字を残した。
試合を振り返り「引いてくる相手だったので、うまくワンタッチとかを使わないと崩せないと思っていたので、その辺りは良い感覚で、良いアイデアで崩せたかと思います」とコメント。先制点を含め、前線での良いコンビネーションを評価した。
数字上では2ゴールに絡むに留まった鎌田だが、ライン感や選手の脇にポジションを取り、チームの攻撃を活性化していた。その中でもダイレクトプレーを効果的に使い、相手のプレスを回避してリズムを作っていたが「僕のイメージは日本代表の選手はみんなそういったことがうまいと思います」とコメント。「オリンピック世代からワンタッチでプレーすることはずっとやってきたことですし、日本がずっと育成年代からやっていることなので、みんな上手いと思います」と、日本代表の選手であれば、そのリズムについてこれるというイメージを持っているとした。
前半は[4-2-3-1]で戦い、後半途中から[4-3-3]にシステムを変更。トップ下からインサイドハーフへとポジションを移した。
システム変更直後はなかなか上手くいかなかったが「練習していないので、ちょっとシステムを変えた時は選手間でうまく話して、やらないといけなかったので慣れるまで時間はかかりました」と振り返ったが「時間が経てば良くなっていったと思いますし、僕的にはあの形もありだと思います」とコメント。新たなシステムもありだと語った。
システム変更については「4-3-3でインサイドハーフと急に言われました」と語り、準備していたものではないとのこと。「相手に合わせるというよりも、うちが6月にチャレンジしてみたいこともあると思うので、試合内容も余裕があったので、色々試しているんだなと思いました」と語り、新たなチャレンジだと受け止めたようだ。
[4-3-3]のシステムについては「昨日は試合でずっとボール持っていたので、僕と(南野)拓実くんが両方8番(インサイドハーフ)というよりは、少し僕が下がり気味で前に拓実くんということでやっていました」と、自分は少し下がり目にポジションを取ったとコメント。「10番(トップ下)をやっている時は左右にうまく走らないといけないですが、8番(インサイドハーフ)だとそこまで走らず、ある程度決まったところで動くだけで良いので、無駄に多く走り過ぎる必要がないというのは良いところだと思います」とコメント。プレー範囲が違うと語った。
どちらのポジションでもプレーできる鎌田だが「どれが正しいかはあまり分からないですが、フランクフルトの時は1枚でトップ下より、2枚のトップ下の方が自分の仕事に集中しやすかったので、フランクフルトでは2枚トップ下が合っていたと思います」とやりやすいのは2枚で並ぶことだとコメント。しかし「代表ではまだそこまで強いチームともやっていないですし、昨日の試合だけではなんとも言えないところはあります」と、強い相手に対してどう動けるかが大事だと語った。
この試合では1ゴールを終盤に決めたが「1点は試合前から取りたいと思っていたし、取らないといけないと思っていたので、ホッとしたという感じです」とコメント。どちらかといえば周囲を生かすプレーが多かったが「他にも自分で打てるシーンはあったと思いますし、もっとうまくできたと思いますけど、フランクフルトでもずっとこんな感じでプレーしていました」と、普段通りだったとし、「ザ・トップ下というよりも、ちょっと低めに動いて周りの選手が生きるようにやっていました」と周りを生かすプレーをしていたと語った。
また、「僕がいつもトップ下でも得点力ある選手だとは思っていないので、うまく周りを生かしながら間で得点を取れるという感じだと思います」とし、ゴール以上に周りを生かす方が多いと振り返った。
一方で、後半にはゴール正面でのシュートチャンスを迎えたが、シュートを打たずにキックフェイントで南野へとパスを出し、南野はブロックされるシーンがあった。
そのシーンについては「あのシーンはフランクフルトの感じが染み付いていたと思います。フランクフルトだと(フィリップ・)コスティッチがいて、あの場面では逆サイドに決めるという形があって、普段あの場面でシュートを打っていないので、あの形になりました」とし、チームで普段やっている感覚のプレーが出たとコメント。「結果論なので、あれで点が入ればよかったですし、入らなかったので打てばよかったと思うこともあります」と、自身がシュートを打っても良かったと振り返った。
現在の自身の強みについては分からないとしていた鎌田。改めて自分の特徴については「総合値はある程度なんでもできるかなと思います」と語り、「他のチームの選手はよくわからないですが、フランクフルトでは何かが突出しているわけではないですが、総合値は普通の選手よりは上だと思います」と総合力では高いレベルにいると語った。
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