リバプールでの引退を希望するロバートソン「このクラブでプレーするのが大好き」

2021.05.28 13:42 Fri
Getty Images
スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンがリバプールでの引退を希望した。イギリス『ミラー』が伝えている。

ロバートソンは2017年7月にハル・シティからリバプールに加入すると、ユルゲン・クロップ監督にとって絶対的な主軸であり続け、これまで公式戦177試合出場5ゴール37アシストを記録。今シーズンは多くの負傷者を抱えたリバプールにあって、プレミアリーグ全試合に出場し、チームを支えた。
現在27歳のロバートソンはポッドキャスト『The Lockdown Tactics』内で今後のキャリアについて問われた際、リバプールでの引退を希望。その目標のためにも、コンディションを維持したいと語った。

「僕の目標はリバプールで引退することだ。ただ、最高レベルでプレーし続けることがどれほど大変かは理解しているよ。いつか去就についての決断をするときは来るだろう」

「今はまだ契約期間がしっかり残っているから、ずっとここにいたい。30代になれば状況も変わると思うけど、このまま続けて体調も健康も良ければ、このクラブで引退したいと思っている」
また、ロバートソンはユース時代を過ごし、心のクラブであることを公言しているセルティックでプレーする可能性について言及。先のことはわからないとしつつ、今はリバプールが自分のすべてだと断言した。

「もしハルでプレーしていたとき、『セルティックでプレーしたいか』と聞かれたら、100%自分の少年時代のクラブでプレーしたいと答えていたよ。でも、今はリバプールで自分の帰る場所を見つけた。このクラブでプレーするのが大好きなんだ」

「リバプールでプレーするのは信じられないことだ。2週間に1度、アンフィールドのファンの前でプレーすることは素晴らしいよ」

「若い頃はセルティックでプレーして、セルティックに自分のキャリア最高の時間を捧げたいと思っていた。33歳や34歳になって、自分のベストが終わっているのがわかるのに、そこにしがみつこうとするのは嫌だったからね」

「僕は今でもセルティックを追いかけているし、心の中にある。でも、もしリバプールで引退するという選択肢があるなら、僕は君の手を噛んででもそれを選ぶだろうね。契約があれば、おそらく今すぐにでもサインすると思うよ」
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