S・インザーギの心変わりに怒りのラツィオ会長「個人的なレベルで言えばがっかりだ」
2021.05.28 11:07 Fri
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がシモーネ・インザーギ監督への不満を露わにした。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
現役時代もラツィオでプレーした S・インザーギ監督は2016年4月に同クラブの指揮官に就任。2018-19シーズンにコッパ・イタリア優勝を果たすと、2019-20シーズンにはセリエAで4位の座を確保して、クラブに13年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらすなど、着実にチームを成長させてきた。
今シーズンはリーグ戦とCLの二足の草鞋に苦しみ、6位でシーズンを終えたが、首脳陣はその手腕を高く評価。契約延長交渉はなかなか進んでいなかったが、シーズン終了後に現地メディアで年棒220万ユーロ(約2億9000万円)の3年契約が間近と報じられていた。
しかし、インテルのアントニオ・コンテ監督がクラブとの軋轢から退任を発表すると、状況が一変。インテルから新指揮官としてのオファーを受けたS・インザーギ監督はラツィオのオファーを受け入れず、27日に退任が発表された。
ラツィオは退任発表の声明を出した際、S・インザーギ監督の名前を出さない処置をとっている。ロティート会長は同監督への憤懣を隠さなかった。
「彼は電話をかけてきて、考えた末に辞めることにしたと伝えてきた。昨日は7時間も一緒に過ごして、合意に達し、握手もしたのにね」
「彼は、『自分にはもうモチベーションがない。選手たちを奮い立たせることができない』と言ってきた。そんなことを言われて、どうしてなお引き留めようと思うんだ」
「もし、前日の夜に彼がそう言ってくれていたら、私は契約書など用意しなかっただろう」
現役時代もラツィオでプレーした S・インザーギ監督は2016年4月に同クラブの指揮官に就任。2018-19シーズンにコッパ・イタリア優勝を果たすと、2019-20シーズンにはセリエAで4位の座を確保して、クラブに13年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらすなど、着実にチームを成長させてきた。
しかし、インテルのアントニオ・コンテ監督がクラブとの軋轢から退任を発表すると、状況が一変。インテルから新指揮官としてのオファーを受けたS・インザーギ監督はラツィオのオファーを受け入れず、27日に退任が発表された。
ラツィオは退任発表の声明を出した際、S・インザーギ監督の名前を出さない処置をとっている。ロティート会長は同監督への憤懣を隠さなかった。
「個人的なレベルで言えばがっかりした。彼は一夜にして気が変わったのだ。契約の準備はできていて、私はサインを済ませていた。彼は秘書と会ってサインすることになっていたが、結局姿を見せなかったんだ」
「彼は電話をかけてきて、考えた末に辞めることにしたと伝えてきた。昨日は7時間も一緒に過ごして、合意に達し、握手もしたのにね」
「彼は、『自分にはもうモチベーションがない。選手たちを奮い立たせることができない』と言ってきた。そんなことを言われて、どうしてなお引き留めようと思うんだ」
「もし、前日の夜に彼がそう言ってくれていたら、私は契約書など用意しなかっただろう」
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