EL決勝敗戦に落胆も、前を向くスールシャール「失敗、失望から学ばなければならない」
2021.05.27 11:02 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、あと一歩のところでタイトルを逃したことを悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えている。
この結果、ユナイテッドのEL準優勝が決定。2018年12月にスールシャール体制となってから、クラブにとって初のトロフィー獲得とはならなかった。
試合後のインタビューに臨んだスールシャール監督は、チームが思うようなパフォーマンスを発揮出来なかったとコメント。改善点があるのを認め、より大きな成長が必要だと語った。
「自分たちができるはずのプレーができなかった。序盤は良かったが、相手にゴールを決められてしまった。またセットプレーで失点したのは残念だ。同点後もゲームをコントロールできず、思うように支配できなかった。それがフットボールだ。彼らはよく守り、我々はビッグチャンスを十分に作ることができなかった」
「我々はもっと良くならなければならない。今シーズンはとてもうまくいったが、最初の頃は本当に大変だった。プレシーズンは全くなく、最初の6試合で3敗。しかもそのすべてがホームゲームだった。リーグでは好調で、思っていたよりトップに近づき、EL決勝にも進出できたが、良いシーズンにするためにはこうした決勝戦で勝たなければならない」
また、スールシャール監督はPK戦でシュートをストップできず、自身は外してしまったデ・ヘアが落胆していることに言及。一方で、ロッカルームの雰囲気は良好であり、ここから学んでいくはずだと強調した。
「もちろん、彼(デ・ヘア)も我々と同じようにがっかりしている。でも、それがフットボールなんだ。自分がヒーローになる時もあれば、うまくいかない時もある。彼はきっとこの一戦を乗り切るだろう」
「我々は強いチーム、競争力のあるチームを作っている。チームのメンタリティはとても良い。選手たちは腹をくくっているからね。それに今はシーズン全体を分析する時期ではない」
「強くなり、失敗、失望から学ばなければならない。今日の結果は我々がまだ望んでいる場所に到達していないという教訓だ。これから我々は解散して、ユーロ2020に出場する選手もいれば休暇をとる選手もいるだろう。しかし、皆がこの気持ちを数日間持ち続け、来シーズンはより強くなって戻ってくるはずだ」
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ユナイテッドは、26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でビジャレアルと対戦。勝てば2016-17シーズン以来のタイトル獲得となる試合だったが、セットプレーから先制点を許す苦しい展開に。後半FWエディンソン・カバーニのゴールで同点としたものの、以降は延長戦でも得点を奪えずPK戦に突入。両者ともゴールを決め続けたが、22人目のキッカーとなったGKダビド・デ・ヘアが外してしまい敗戦となった。試合後のインタビューに臨んだスールシャール監督は、チームが思うようなパフォーマンスを発揮出来なかったとコメント。改善点があるのを認め、より大きな成長が必要だと語った。
「自分たちができるはずのプレーができなかった。序盤は良かったが、相手にゴールを決められてしまった。またセットプレーで失点したのは残念だ。同点後もゲームをコントロールできず、思うように支配できなかった。それがフットボールだ。彼らはよく守り、我々はビッグチャンスを十分に作ることができなかった」
「今は、私が違うことができただろうと指摘するタイミングではないと思う。ただ、トロフィーがないということは、すべてがうまくいっているわけではないということだ」
「我々はもっと良くならなければならない。今シーズンはとてもうまくいったが、最初の頃は本当に大変だった。プレシーズンは全くなく、最初の6試合で3敗。しかもそのすべてがホームゲームだった。リーグでは好調で、思っていたよりトップに近づき、EL決勝にも進出できたが、良いシーズンにするためにはこうした決勝戦で勝たなければならない」
また、スールシャール監督はPK戦でシュートをストップできず、自身は外してしまったデ・ヘアが落胆していることに言及。一方で、ロッカルームの雰囲気は良好であり、ここから学んでいくはずだと強調した。
「もちろん、彼(デ・ヘア)も我々と同じようにがっかりしている。でも、それがフットボールなんだ。自分がヒーローになる時もあれば、うまくいかない時もある。彼はきっとこの一戦を乗り切るだろう」
「我々は強いチーム、競争力のあるチームを作っている。チームのメンタリティはとても良い。選手たちは腹をくくっているからね。それに今はシーズン全体を分析する時期ではない」
「強くなり、失敗、失望から学ばなければならない。今日の結果は我々がまだ望んでいる場所に到達していないという教訓だ。これから我々は解散して、ユーロ2020に出場する選手もいれば休暇をとる選手もいるだろう。しかし、皆がこの気持ちを数日間持ち続け、来シーズンはより強くなって戻ってくるはずだ」
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