広島が後半ATの川辺のスーパーゴールで浦和とドロー 浦和はユンカー4戦連発も実らず連勝ストップ【明治安田J1第16節】
2021.05.26 21:05 Wed
明治安田生命J1リーグ第16節、サンフレッチェ広島vs浦和レッズが26日にエディオンスタジアム広島で行われ、2-2の引き分けに終わった。
17連戦中の広島は、アウェイでのセレッソ大阪戦となった前節はジュニオール・サントスと浅野のゴールで逆転勝利を収めた。対する浦和は、前節はヴィッセル神戸を下して3連勝。その中で新加入のユンカーはJリーグデビュー以降3試合連続ゴールを記録しており、今節も先発に名を連ねた。
連戦を考慮してか、前節から森島や川辺、青山ら主力メンバーをベンチに回した広島。5分にボックス左でスルーパスを受けたジュニオール・サントスがチャンスを迎えるが、ここは戻りの早い浦和守備陣に対応され、シュートで終われなかった。
一方でなかなかゴール前まで運べない浦和だったが15分、小泉のスルーパスで田中が右サイドを突破し好機到来。クロスは一度ファーサイドに流れてしまうものの、左の汰木がグラウンダーで入れ直すと、ユンカーがダイレクトでGKの股を抜き先制点を挙げた。
絶好調のデンマーク人ストライカーに4試合連続ゴールを許した広島だが、23分に獲得したCKで振り出しに戻す。ハイネルが右足インスイングのクロスを送ると、これが直接ゴールイン。浦和GK鈴木にとっては、リーグ戦4試合目にして初失点となった。
後半立ち上がりに、浦和はユンカーのチャンスメイクから汰木がゴールに接近。ボックス左まで攻め上がるも、シュートはサイドネットを叩いた。
58分を迎えたところで、広島は柴崎と長沼を下げて川辺と浅野を投入。すると直後のプレーで浅野が華麗なバックヒールでハイネルのシュートシーンを演出し、いきなり存在感を放つ。さらに61分には川辺も枠内シュートでゴールに迫った。
対する浦和も選手を入れ替えるなか、65分に西のクロスからユンカーに三度決定機。グラウンダーのクロスに飛び込んだが、広島DFも体を張ってブロックする。
74分には、味方のスルーパスに飛び出した明本がGK大迫に倒されるも、ここは先にオフサイドの判定に。それでも徐々に攻勢を強めていくと、ユンカーに代わって入った興梠が荒木のハンドを誘ってPKを獲得。これを自ら沈めて84分にアウェイの浦和が勝ち越した。
後半のアディショナルタイムはハイネルの治療で中断したこともあり、7分と長めに取られたなか、直前にジュニオール・サントスが惜しいシュートを放っていた広島は92分、右サイドでパスを受けた藤井がトラップと同時にマークを外してスルーパスを供給。これは相手に当たって通らなかったものの、こぼれ球に反応した川辺がボックス手前右から見事なシュートを突き刺し、土壇場で同点に追いついた。
そして、試合はこのまま終了。広島はホームに2か月半ぶりの白星を飾ることはできなかったが、貴重な勝ち点1を手にした。一方の浦和は連勝が「3」でストップした。
サンフレッチェ広島 2-2 浦和レッズ
【広島】
ハイネル(前23)
川辺駿(後47)
【浦和】
キャスパー・ユンカー(前15)
興梠慎三(後39)
17連戦中の広島は、アウェイでのセレッソ大阪戦となった前節はジュニオール・サントスと浅野のゴールで逆転勝利を収めた。対する浦和は、前節はヴィッセル神戸を下して3連勝。その中で新加入のユンカーはJリーグデビュー以降3試合連続ゴールを記録しており、今節も先発に名を連ねた。
一方でなかなかゴール前まで運べない浦和だったが15分、小泉のスルーパスで田中が右サイドを突破し好機到来。クロスは一度ファーサイドに流れてしまうものの、左の汰木がグラウンダーで入れ直すと、ユンカーがダイレクトでGKの股を抜き先制点を挙げた。
絶好調のデンマーク人ストライカーに4試合連続ゴールを許した広島だが、23分に獲得したCKで振り出しに戻す。ハイネルが右足インスイングのクロスを送ると、これが直接ゴールイン。浦和GK鈴木にとっては、リーグ戦4試合目にして初失点となった。
その後、広島は38分に柴崎がシュートを放つも枠の外。浦和は40分に再びユンカーに決定機が訪れるが、ここはGK大迫の正面に飛び、試合は1-1で折り返した。
後半立ち上がりに、浦和はユンカーのチャンスメイクから汰木がゴールに接近。ボックス左まで攻め上がるも、シュートはサイドネットを叩いた。
58分を迎えたところで、広島は柴崎と長沼を下げて川辺と浅野を投入。すると直後のプレーで浅野が華麗なバックヒールでハイネルのシュートシーンを演出し、いきなり存在感を放つ。さらに61分には川辺も枠内シュートでゴールに迫った。
対する浦和も選手を入れ替えるなか、65分に西のクロスからユンカーに三度決定機。グラウンダーのクロスに飛び込んだが、広島DFも体を張ってブロックする。
74分には、味方のスルーパスに飛び出した明本がGK大迫に倒されるも、ここは先にオフサイドの判定に。それでも徐々に攻勢を強めていくと、ユンカーに代わって入った興梠が荒木のハンドを誘ってPKを獲得。これを自ら沈めて84分にアウェイの浦和が勝ち越した。
後半のアディショナルタイムはハイネルの治療で中断したこともあり、7分と長めに取られたなか、直前にジュニオール・サントスが惜しいシュートを放っていた広島は92分、右サイドでパスを受けた藤井がトラップと同時にマークを外してスルーパスを供給。これは相手に当たって通らなかったものの、こぼれ球に反応した川辺がボックス手前右から見事なシュートを突き刺し、土壇場で同点に追いついた。
そして、試合はこのまま終了。広島はホームに2か月半ぶりの白星を飾ることはできなかったが、貴重な勝ち点1を手にした。一方の浦和は連勝が「3」でストップした。
サンフレッチェ広島 2-2 浦和レッズ
【広島】
ハイネル(前23)
川辺駿(後47)
【浦和】
キャスパー・ユンカー(前15)
興梠慎三(後39)
|
関連ニュース