CL出場権逸のガットゥーゾ、今季限りでナポリ指揮官を退任…会長がツイッターで発表
2021.05.24 13:33 Mon
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(43)が今季限りでナポリを退団することが決定した。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が23日に自身のツイッターで発表した。
就任1年目の2019-20シーズンは、当時セリエAで7位だったチームを立て直すも、最終順位は上げられず7位フィニッシュ。だが、コッパ・イタリアではユベントスをPK戦の末に下し、6年ぶり6回目の優勝に導いていた。
そして、2年目の今シーズンは、コッパ・イタリアは準決勝で、ヨーロッパリーグではラウンド32で敗退した中、リーグ戦では最後までトップ4争いに絡んでいたが、23日に行われた最終節でヴェローナと引き分けに終わったことで、土壇場でユベントスに抜かれて5位で終了。最低目標だったチャンピオンズリーグ出場権を逃す格好となっていた。
その試合後、ラウレンティス会長がツイッターで今年6月30日までとなっている同監督との契約を更新しないことを発表。別れとエールの言葉を送っている。
現状でガットゥーゾ監督の後任は未定だが、イタリア人指揮官には、アンドレア・ピルロ監督解任の噂が立っているユベントスが関心を寄せていると、イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。
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ガットゥーゾ監督は2019年12月にカルロ・アンチェロッティ前監督の解任を受けてナポリの指揮官に就任。闘犬の異名をとった現役時代と変わらない熱血指導で選手に檄を飛ばす姿もよく見られた一方、メディア対応では打って変わって冷静な態度の違う表情を見せるなど、指導者として風格を徐々に漂わせていた。そして、2年目の今シーズンは、コッパ・イタリアは準決勝で、ヨーロッパリーグではラウンド32で敗退した中、リーグ戦では最後までトップ4争いに絡んでいたが、23日に行われた最終節でヴェローナと引き分けに終わったことで、土壇場でユベントスに抜かれて5位で終了。最低目標だったチャンピオンズリーグ出場権を逃す格好となっていた。
その試合後、ラウレンティス会長がツイッターで今年6月30日までとなっている同監督との契約を更新しないことを発表。別れとエールの言葉を送っている。
「およそ2シーズンの間、あなたと過ごせたことを嬉しく思う。感謝しているよ。どこへ行こうが我々は成功を祈っている。あなたの妻や子供たちへ抱擁を」
現状でガットゥーゾ監督の後任は未定だが、イタリア人指揮官には、アンドレア・ピルロ監督解任の噂が立っているユベントスが関心を寄せていると、イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。
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