1G1Aのケインが得点王&アシスト王ダブル受賞! スパーズがレスターのCL出場の夢打ち砕き7位でECL行き《プレミアリーグ》
2021.05.24 02:17 Mon
プレミアリーグ最終節、レスター・シティvsトッテナムが23日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが2-4で逆転勝利した。
そういった中、奇跡を信じる1万人のホームサポーターが詰めかけたホーム最終戦では、チェルシー戦からアジョセ・ペレスに代えてイヘアナチョを復帰させた以外同じメンバーを起用した。
一方、前節ホーム最終戦となったアストン・ビラ戦で逆転負けを喫してヨーロッパリーグ(EL)出場圏外の7位に転落したトッテナム(勝ち点59)。逆転でのEL出場はレスター同様に6位のウェストハム(勝ち点62)の敗戦が必要という厳しい状況だ。それでも、最低限のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権確保に向け、メイソン暫定体制ラストマッチでは敗れたビラ戦から先発2人を変更。タンガンガ、ダイアーに代えてドハーティ、ダビンソン・サンチェスを起用した。
試合の入りは背後への長いボールを効果的に使ったトッテナムが優勢に試合を進める。だが、時間の経過と共にレスターが素早いトランジションから2トップを起点とした縦に速い仕掛けで押し返していく。
幸先よく先制に成功したレスターだが直後にアクシデント発生。負傷箇所は不明もプレー続行不可能となったフォファナに代わって21分にメンディが投入された。これにより、エンディディが3バックの中央にポジションを下げた。
以降はトッテナムが少しずつ相手陣内でのプレータイムを増やしていくが、レスターの素早い囲い込みに遭い、アタッキングサードでケインやデレ・アリが潰されてフィニッシュまで持ち込むことができない。一方、レスターは引き続きカウンターを仕掛ける中、36分にはオルブライトンが鋭いミドルシュートを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKロリスの好守に遭う。
前半終盤にかけて攻勢を強めたトッテナムは、以前からレスターキラーとして知られるエースが仕事を果たす。41分、右CKの二次攻撃でドハーティのシュートのこぼれ球をゴール右のソン・フンミンが折り返す。DFが頭でわずかに触って中央にこぼれたところをケインが豪快な右足のボレーで蹴り込んだ。
2016–17シーズン以来3度目の得点王を狙うケインの今季23点目によって1-1のイーブンで折り返した試合だが、レスターが再び早い時間帯にスコアを動かす。52分、ボックス内に抜け出しかけたヴァーディがDFサンチェスと交錯すると、この試合2つ目のPKが与えられた。これを再びヴァーディが冷静に流し込んだ。
この勝ち越しゴールによって落ち着きを取り戻したレスターはボールの主導権を握りつつ、62分にはマディソンに代えてリカルド・ペレイラを投入し、逃げ切りを意識した戦い方にシフトする。
一方、ウェストハムのリードによって逆転でのEL出場は絶望的もECL出場と宿敵アーセナルより上の順位でのフィニッシュに向けて意地を見せたいトッテナムは68分、デレ・アリ、ベルフワインに代えてベイルとルーカス・モウラを同時投入。すると、この選手交代が完璧に嵌った。
徐々に相手を押し込む形まで持ち込んだトッテナムは76分、左CKの場面でソン・フンミンが右足インスウィングのクロスをゴール前に入れると、GKシュマイケルの痛恨のパンチングミスによってコースが変わったボールがゴールネットを揺らす。
これで再びゴールが必要となったレスターはオルブライトンに代えてアジョセ・ペレスをピッチに送り出し、攻勢を仕掛けていく。
だが、87分にはベイル、ソン・フンミン、ケインの3選手のカウンターによってボックス内まで持ち込まれ、ケインにGKとDFが釣り出されてマイナスのパスを入れられると、これをベイルに左足で流し込まれて逆転を許す。
さらに、試合終了間際には今季リーグ10点目で勢いづくベイルにトドメの4点目まで叩き込まれて万事休す。
この結果、ホーム最終戦で痛恨の逆転負けを喫したレスターは5位フィニッシュとなり、悲願のCL出場権獲得を逃すことになった。
一方、今季限りでの退団が濃厚と言われるケインが2016–17シーズン以来3度目の得点王(23点)、初のアシスト王(14アシスト)を獲得することになったトッテナムは、7位フィニッシュでのECL行きを決めた。
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前節、チェルシーとのシックスポインターを落としてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落したレスター(勝ち点66)。これにより、逆転でのトップ4フィニッシュに向けては3位のチェルシー(勝ち点67)、4位のリバプール(勝ち点66)の取りこぼしが必須となった。一方、前節ホーム最終戦となったアストン・ビラ戦で逆転負けを喫してヨーロッパリーグ(EL)出場圏外の7位に転落したトッテナム(勝ち点59)。逆転でのEL出場はレスター同様に6位のウェストハム(勝ち点62)の敗戦が必要という厳しい状況だ。それでも、最低限のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権確保に向け、メイソン暫定体制ラストマッチでは敗れたビラ戦から先発2人を変更。タンガンガ、ダイアーに代えてドハーティ、ダビンソン・サンチェスを起用した。
試合の入りは背後への長いボールを効果的に使ったトッテナムが優勢に試合を進める。だが、時間の経過と共にレスターが素早いトランジションから2トップを起点とした縦に速い仕掛けで押し返していく。
すると、15分には縦に仕掛けたヴァーディがボックス中央に切り込んだ際にDFアルデルヴァイレルトと交錯。一旦はノーファウルの判定が下されるが、オンフィールドレビューの結果、アルデルヴァイレルトがヴァーディの足を引っかけたとしてPKが与えられる。これをキッカーのヴァーディが冷静に決めて18分の先制点とした。
幸先よく先制に成功したレスターだが直後にアクシデント発生。負傷箇所は不明もプレー続行不可能となったフォファナに代わって21分にメンディが投入された。これにより、エンディディが3バックの中央にポジションを下げた。
以降はトッテナムが少しずつ相手陣内でのプレータイムを増やしていくが、レスターの素早い囲い込みに遭い、アタッキングサードでケインやデレ・アリが潰されてフィニッシュまで持ち込むことができない。一方、レスターは引き続きカウンターを仕掛ける中、36分にはオルブライトンが鋭いミドルシュートを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKロリスの好守に遭う。
前半終盤にかけて攻勢を強めたトッテナムは、以前からレスターキラーとして知られるエースが仕事を果たす。41分、右CKの二次攻撃でドハーティのシュートのこぼれ球をゴール右のソン・フンミンが折り返す。DFが頭でわずかに触って中央にこぼれたところをケインが豪快な右足のボレーで蹴り込んだ。
2016–17シーズン以来3度目の得点王を狙うケインの今季23点目によって1-1のイーブンで折り返した試合だが、レスターが再び早い時間帯にスコアを動かす。52分、ボックス内に抜け出しかけたヴァーディがDFサンチェスと交錯すると、この試合2つ目のPKが与えられた。これを再びヴァーディが冷静に流し込んだ。
この勝ち越しゴールによって落ち着きを取り戻したレスターはボールの主導権を握りつつ、62分にはマディソンに代えてリカルド・ペレイラを投入し、逃げ切りを意識した戦い方にシフトする。
一方、ウェストハムのリードによって逆転でのEL出場は絶望的もECL出場と宿敵アーセナルより上の順位でのフィニッシュに向けて意地を見せたいトッテナムは68分、デレ・アリ、ベルフワインに代えてベイルとルーカス・モウラを同時投入。すると、この選手交代が完璧に嵌った。
徐々に相手を押し込む形まで持ち込んだトッテナムは76分、左CKの場面でソン・フンミンが右足インスウィングのクロスをゴール前に入れると、GKシュマイケルの痛恨のパンチングミスによってコースが変わったボールがゴールネットを揺らす。
これで再びゴールが必要となったレスターはオルブライトンに代えてアジョセ・ペレスをピッチに送り出し、攻勢を仕掛けていく。
だが、87分にはベイル、ソン・フンミン、ケインの3選手のカウンターによってボックス内まで持ち込まれ、ケインにGKとDFが釣り出されてマイナスのパスを入れられると、これをベイルに左足で流し込まれて逆転を許す。
さらに、試合終了間際には今季リーグ10点目で勢いづくベイルにトドメの4点目まで叩き込まれて万事休す。
この結果、ホーム最終戦で痛恨の逆転負けを喫したレスターは5位フィニッシュとなり、悲願のCL出場権獲得を逃すことになった。
一方、今季限りでの退団が濃厚と言われるケインが2016–17シーズン以来3度目の得点王(23点)、初のアシスト王(14アシスト)を獲得することになったトッテナムは、7位フィニッシュでのECL行きを決めた。
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