ベンゼマのフランス代表電撃復帰についてデシャン監督「1年前なら同じではなかった」
2021.05.19 10:15 Wed
フランス代表のディディエ・デシャン監督は18日、ユーロ2020に向けたメンバーを発表。レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマが約6年ぶりに招集された。
ベンゼマは、代表の元同僚であるMFマテュー・ヴァルブエナに対する“セックステープ恐喝事件”に関与した容疑で逮捕され代表チームから追放。その後、無罪判決が出たものの、規律を重んじるデシャン監督はこれまで幾度も復帰待望論が出ていた中で頑なに再招集を固辞してきた。
しかし、近年のパフォーマンスとピッチ内の態度を評価。大事なユーロに向けて電撃的に招集した。
デシャン監督はメンバー発表に際して会見でコメント。話題はベンゼマの招集に集まったが、今回選んだ理由を語り、話し合った結果で決めたとした。
「私の仕事はみなさんを驚かせることではない。みなさんが私の選択に驚くのはいつものことだ。カリムに関しては、お互いに会い、一緒に話し合うことが重要なステップだった。時間をかけて振り返り、お互いに話したことを分析した。今日の選考に至るまでの少し前に話し合った内容はここでは話さない」
「集団生活?私が選択したことに対する答えはみなさん持っている。そうでなければ、別の選択をしただろう」
また、これまで招集せずにこのタイミングで突然招集したことについてもコメント。今の状況を見て、選んだと語り、豊富な攻撃陣をどう使うかを楽しみにしていると語った。
「以前にも起こる可能性はあったが、それは起こらなかった。今は起きている。今がタイミングなのかどうか。ユーロ2020が開催されるはずだった1年前にこのリストを作成しなければならなかったとしたら、カリム・ベンゼマに限らず、それは同じではなかっただろう」
「私の選択はフランス代表の利益に基づいている。競争は存在するし、常に存在していた。盲目ではない。カリム・ベンゼマの不在の理由は、オリヴィエ・ジルーにあったことを知っている。しかし、彼らはフランス代表で数年間一緒にプレーし、どちらかが相手の存在を妨げるということはなかった」
「オリヴィエが2月以降、クラブで難しい状況にあることは現実だ。以前にも、選手がクラブで苦しんでいるのを見たことがある。彼らは精神的に、スポーツ的に、そしてピッチ上での方向性の欠如に影響を受ける。選択肢が多いことについて文句を言うつもりはない」
「今、攻撃的な選手が多い。私は彼らが好きで、そこには違いがあると思っている。必要以上に入れることはできないが、バランスは考えていきたいと思う。選んだ中には、関連性や実績、いくつかのポジションをカバーできるなどいくつかの多様性がある」
「バランスを崩した要素をいくつか挙げてみる。これだけの攻撃力があることに文句を言うつもりはない」
ベンゼマは、代表の元同僚であるMFマテュー・ヴァルブエナに対する“セックステープ恐喝事件”に関与した容疑で逮捕され代表チームから追放。その後、無罪判決が出たものの、規律を重んじるデシャン監督はこれまで幾度も復帰待望論が出ていた中で頑なに再招集を固辞してきた。
デシャン監督はメンバー発表に際して会見でコメント。話題はベンゼマの招集に集まったが、今回選んだ理由を語り、話し合った結果で決めたとした。
「私の仕事はみなさんを驚かせることではない。みなさんが私の選択に驚くのはいつものことだ。カリムに関しては、お互いに会い、一緒に話し合うことが重要なステップだった。時間をかけて振り返り、お互いに話したことを分析した。今日の選考に至るまでの少し前に話し合った内容はここでは話さない」
「カリム・ベンゼマが選ばれないと言ったことは一度もなかった。なぜ今なのか?と聞かれるかもしれない。私はマジシャンでもないし、彼もそうだ。でも今日起こったことは事実だ。彼にも会いたいという衝動があり、彼もそうだった。重要なことは互いに会ったことだ」
「集団生活?私が選択したことに対する答えはみなさん持っている。そうでなければ、別の選択をしただろう」
また、これまで招集せずにこのタイミングで突然招集したことについてもコメント。今の状況を見て、選んだと語り、豊富な攻撃陣をどう使うかを楽しみにしていると語った。
「以前にも起こる可能性はあったが、それは起こらなかった。今は起きている。今がタイミングなのかどうか。ユーロ2020が開催されるはずだった1年前にこのリストを作成しなければならなかったとしたら、カリム・ベンゼマに限らず、それは同じではなかっただろう」
「私の選択はフランス代表の利益に基づいている。競争は存在するし、常に存在していた。盲目ではない。カリム・ベンゼマの不在の理由は、オリヴィエ・ジルーにあったことを知っている。しかし、彼らはフランス代表で数年間一緒にプレーし、どちらかが相手の存在を妨げるということはなかった」
「オリヴィエが2月以降、クラブで難しい状況にあることは現実だ。以前にも、選手がクラブで苦しんでいるのを見たことがある。彼らは精神的に、スポーツ的に、そしてピッチ上での方向性の欠如に影響を受ける。選択肢が多いことについて文句を言うつもりはない」
「今、攻撃的な選手が多い。私は彼らが好きで、そこには違いがあると思っている。必要以上に入れることはできないが、バランスは考えていきたいと思う。選んだ中には、関連性や実績、いくつかのポジションをカバーできるなどいくつかの多様性がある」
「バランスを崩した要素をいくつか挙げてみる。これだけの攻撃力があることに文句を言うつもりはない」
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