フェルマーレンの劇的弾で神戸が辛くもドロー!C大阪は終盤逃げ切れず…【明治安田J1第14節】
2021.05.15 18:39 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節、ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪が15日にノエビアスタジアム神戸で行われ、1-1のドローに終わった。
前節横浜F・マリノスに敗れ9試合ぶりの黒星を喫した神戸は、サンペールに代えて郷家をスタメンで起用。第5節川崎フロンターレ戦以降、負傷離脱していたドウグラスがベンチに入った。システムは [4-4-2]を採用しており、山口と郷家がダブルボランチを組んでいる。
一方、こちらも前節名古屋グランパスに敗れ、連敗は避けたいC大阪。前節からスタメンを1人変更しており、中島に代わり加藤が入っている。システムは 神戸同様[4-4-2]を採用しており、加藤と豊川が2トップを組む形となった。
立ち上がりは一進一退の攻防が続き、互いにサイドからのクロスを放つが、両チームともセンターバックが高さと強さを見せボールをはね返す。9分にはフェルマーレンの正確なフィードに抜け出した古橋がシュートを狙うが、これはダンクレーにブロックされた。
こう着した展開が続くなか、神戸は深い位置から古橋へのロングボール、C大阪は清武の精度の高さを活かしたセットプレーからチャンスを作り出そうとするが、いずれも集中した守りを崩すまでには至らない。30分には前線に攻め上がった山口蛍が井上とのコンビネーションからシュートを放つが、大きくゴールから外れた。
堅い展開に終わった前半を受け、神戸は後半開始から中坂に代えて初瀬を投入するなど、変化をつけようとする。すると49分、左サイドでの郷家、初瀬のパス交換から最後は酒井高徳がシュートを放つが、これは枠外に。50分には井上が裏に出したパスに反応した古橋がシュートを狙うが、こちらも僅かに枠を外れた。
後半の立ち上がりに攻め込まれたC大阪だが、51分にはカウンターから豊川が鋭いシュートを放つなど反撃。前半と比べややオープンな展開となると、神戸は57分に井上と代えてイニエスタを投入するなど攻撃的な姿勢を強める。対するC大阪も加藤に代わって入った高木が何度かサイドを突く動きを見せるが、決定機を作るまでには至らない。
お互いなかなか相手守備を崩せない中で、スコアが動いたのは75分。左サイドでボールを握った高木から清武、丸橋とつなぎ、再びボールを持った高木がピンポイントでクロスを上げると、逆サイドから飛び込んできた坂元がヘディングシュートを叩き込み、C大阪が均衡を破った。
リードを許した神戸は郷家、山川を下げてリンコン、マシカを投入。すると81分にはドウグラスとのワンツーからリンコンがいきなりシュートを放ったが、これはポスト直撃となった。86分には左サイドで古橋からボールを受けたリンコンが、独力でサイドを突破して鋭いクロスを放つも、キム・ジンヒョンが辛うじて防ぐ。
このまま試合終了かに思われた96分、神戸はリンコンのパスに抜け出したドウグラスがシュート。これはキム・ジンヒョンに防がれ、こぼれ球に反応した菊池、古橋のシュートもディフェンダーにブロックされたものの、最後はマシカの冷静な落としをボックス内中央で受けたフェルマーレンが、ゴール右隅に豪快にシュートを突き刺し同点に。VARチェックがあったもののゴールは覆らずそのままタイムアップ。神戸にとっては劇的な、C大阪にとっては痛恨のドローとなった。
ヴィッセル神戸 1-1 セレッソ大阪
【神戸】
トーマス・フェルマーレン(後51)
【C大阪】
坂元達裕(後30)
前節横浜F・マリノスに敗れ9試合ぶりの黒星を喫した神戸は、サンペールに代えて郷家をスタメンで起用。第5節川崎フロンターレ戦以降、負傷離脱していたドウグラスがベンチに入った。システムは [4-4-2]を採用しており、山口と郷家がダブルボランチを組んでいる。
立ち上がりは一進一退の攻防が続き、互いにサイドからのクロスを放つが、両チームともセンターバックが高さと強さを見せボールをはね返す。9分にはフェルマーレンの正確なフィードに抜け出した古橋がシュートを狙うが、これはダンクレーにブロックされた。
こう着した展開が続くなか、神戸は深い位置から古橋へのロングボール、C大阪は清武の精度の高さを活かしたセットプレーからチャンスを作り出そうとするが、いずれも集中した守りを崩すまでには至らない。30分には前線に攻め上がった山口蛍が井上とのコンビネーションからシュートを放つが、大きくゴールから外れた。
徐々に押し込み始めたC大阪は、39分に藤田がボックス外からミドルシュート。ディフレクションした難しいボールとなったが、これは前川が好セーブで弾き出した。その後もC大阪はCKや藤田のロングスローからチャンスを得ようとするが、菊池の身体を張ったプレーもあり得点には結びつけられず。45分には右サイドで相手のボールをカットした山口蛍のパスに佐々木が反応しシュートを決めるも、これはオフサイド判定により取り消されている。
堅い展開に終わった前半を受け、神戸は後半開始から中坂に代えて初瀬を投入するなど、変化をつけようとする。すると49分、左サイドでの郷家、初瀬のパス交換から最後は酒井高徳がシュートを放つが、これは枠外に。50分には井上が裏に出したパスに反応した古橋がシュートを狙うが、こちらも僅かに枠を外れた。
後半の立ち上がりに攻め込まれたC大阪だが、51分にはカウンターから豊川が鋭いシュートを放つなど反撃。前半と比べややオープンな展開となると、神戸は57分に井上と代えてイニエスタを投入するなど攻撃的な姿勢を強める。対するC大阪も加藤に代わって入った高木が何度かサイドを突く動きを見せるが、決定機を作るまでには至らない。
お互いなかなか相手守備を崩せない中で、スコアが動いたのは75分。左サイドでボールを握った高木から清武、丸橋とつなぎ、再びボールを持った高木がピンポイントでクロスを上げると、逆サイドから飛び込んできた坂元がヘディングシュートを叩き込み、C大阪が均衡を破った。
リードを許した神戸は郷家、山川を下げてリンコン、マシカを投入。すると81分にはドウグラスとのワンツーからリンコンがいきなりシュートを放ったが、これはポスト直撃となった。86分には左サイドで古橋からボールを受けたリンコンが、独力でサイドを突破して鋭いクロスを放つも、キム・ジンヒョンが辛うじて防ぐ。
このまま試合終了かに思われた96分、神戸はリンコンのパスに抜け出したドウグラスがシュート。これはキム・ジンヒョンに防がれ、こぼれ球に反応した菊池、古橋のシュートもディフェンダーにブロックされたものの、最後はマシカの冷静な落としをボックス内中央で受けたフェルマーレンが、ゴール右隅に豪快にシュートを突き刺し同点に。VARチェックがあったもののゴールは覆らずそのままタイムアップ。神戸にとっては劇的な、C大阪にとっては痛恨のドローとなった。
ヴィッセル神戸 1-1 セレッソ大阪
【神戸】
トーマス・フェルマーレン(後51)
【C大阪】
坂元達裕(後30)
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