優勝決定後の一戦で乱戦のペップ「想定内」 フェラン・トーレス&カーソンにも言及

2021.05.15 08:45 Sat
Getty Images
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がプレミアリーグ制覇後一発目の試合を制した喜びとスペイン代表FWフェラン・トーレスに賛辞を送った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
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13日に行われた第36節のリバプール戦で2位マンチェスター・ユナイテッドが敗れたため、2シーズンぶり7度目のリーグ優勝が決定したシティ。14日に行われたニューカッスルとのアウェイ戦は載冠後最初の試合となり、打ち合いの末に4-3で競り勝った。
王者の貫禄を示す形で2度のビハインドを跳ね除け、優勝決定後の初戦をリーグ新記録のアウェイ12連勝で飾ったグアルディオラ監督。試合後、選手たちを労い、3つ目のタイトルに向けて弾みをつける勝利だと語った。

「チャンピオンだからこそのミスを犯した。ここ数日間、選手たちの気が少し散漫だったのを鑑みれば、普通のことだ。こうなるのは想定内だったが、最初の1分から最後の1分まで、魂は完全にあった」

「本当に嬉しく、これを糧にしてくれれば良い。こうなり得るのもわかりきったことだったが、最終的に勝てた。これからチームで祝杯をあげ、(18日に予定する次節の)ブライトン戦に向けて準備をする」
「(29日に行われるチェルシーとの)チャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けてもより集中して、準備をしていけるはずだ」

スペイン人指揮官はまた、ハットトリックの活躍を披露したフェラン・トーレスにも触れ、称賛した。

「今晩だけの話じゃない。もちろん、今晩の活躍も大きなものだったが、彼がイングランドでの1stシーズンで残す数字は素晴らしい。ウィングとしての加入だったが、ストライカーとしての働きも求められている」

「セルヒオ(・アグエロ)やガブリエウ(・ジェズス)がいないときにそこで使われ、リーズ戦やクリスタル・パレス戦でゴールを決めた。出場時間は多くないが、プレーすれば、ゴールセンスを示してくれている」

そして、加入後初出場を果たした35歳のイングランド人GKスコット・カーソンについても述べた。

「彼はロッカールームや大きなクラブでの経験を生かして、自分の意見をどんな選手にもはっきりと言っていける。素晴らしい人物であり、今日の試合でプレーできたのは私のみならず、選手全員が喜んでいる」 

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