スパーズのキットマンが亡き父偲んでチャリティーオークション開催! イングランド全クラブがユニフォーム提供
2021.05.15 00:55 Sat
トッテナムのキット&エキップメント部門の責任者であるスティーブ・デュークス氏が亡き父を偲んでユニークなサッカーユニフォームのオークションをスタートした。クラブ公式サイトが意義ある試みを伝えている。
これを受けて、息子のデュークス氏は父への追悼の意味を込めて、自転車用ヘルメット着用の重要性を啓発する活動と、地元のエセックス&ハーツ航空救急サービスの慈善団体を支援するためにチャリティーオークションを行うことを決意。そしてサッカー業界の友人や同僚に呼びかけてイングランドのサッカーリーグに所属する全92クラブのユニフォームを集めて出品することになった。
また、今回のチャリティーに賛同したセルティックやレンジャーズなどイングランド以外のクラブや、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランドの代表チームからもユニフォームが提供されることになった。さらに、サッカー以外にもスコットランド代表、ウェールズ代表、サラセンズのサイン入りのラグビーシャツも提供され、出品されるユニフォームの総数は106枚という驚異的な数字となった。
デュークス氏は今回のチャリティーオークションの開催の意義について以下のように説明している。
「もしかしたら父は自分のために何を騒いでいるのかと聞くかもしれないですが、誇りに思ってくれると思います。父が私たちを見守ってくれていることを願っています。父は熱心なサイクリストで、ロンドンからブライトン、ロンドンからケンブリッジなど、さまざまなルートを走ってチャリティを行っていました」
「去年5月のあの日、もし父が自転車用のヘルメットをかぶっていたら、生き延びるチャンスがあったかもしれません。そのこと自体はわからないですが、ヘルメットをかぶることの大切さを伝えることができれば、父のおかげで将来的に命が救われるかもしれないと思うと、私も安心できます」
「また、エセックス&ハーツ・エア・アンビュランスが世間の人たちに知ってもらえることも重要なことだと考えています。彼らは慈善団体であり、資金を必要としていることを多くの人たちに理解してもらいたいと思っています。これは彼らにとっても素晴らしいことであり、さらに多くの命を救うことができると期待しています」
1987年からかつての本拠地ホワイト・ハート・レーンでスチュワードとして働き始めたデュークス氏は、2005-06シーズンからアシスタント・キットマネージャー、その数カ月後にはメイン・キットマネージャーに就任。大規模なランドリー作業、クラブのすべてのキットや用具の配布、メンテナンス、保管を長年にわたって管理してきたプロフェッショナルは、その献身的な人柄も含めて多くの選手や監督から厚い信頼を集めているという。
なお、今回のオンライン・オークションは、チャーリー氏の一周忌となる5月23日に終了する予定だ。
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デュークス氏の父親であるチャーリー・デュークス氏(享年73)は、昨年5月に自転車の事故により急逝。頭部に重傷を負い、トラックの脇で意識を失っているところを通行人に発見された同氏は、病院に搬送されたものの、5日後に逝去した。また、今回のチャリティーに賛同したセルティックやレンジャーズなどイングランド以外のクラブや、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランドの代表チームからもユニフォームが提供されることになった。さらに、サッカー以外にもスコットランド代表、ウェールズ代表、サラセンズのサイン入りのラグビーシャツも提供され、出品されるユニフォームの総数は106枚という驚異的な数字となった。
デュークス氏は今回のチャリティーオークションの開催の意義について以下のように説明している。
「私には何かに従事する必要性、父のために何かをしたいと思っていたので、これは良い機会だと思いました」
「もしかしたら父は自分のために何を騒いでいるのかと聞くかもしれないですが、誇りに思ってくれると思います。父が私たちを見守ってくれていることを願っています。父は熱心なサイクリストで、ロンドンからブライトン、ロンドンからケンブリッジなど、さまざまなルートを走ってチャリティを行っていました」
「去年5月のあの日、もし父が自転車用のヘルメットをかぶっていたら、生き延びるチャンスがあったかもしれません。そのこと自体はわからないですが、ヘルメットをかぶることの大切さを伝えることができれば、父のおかげで将来的に命が救われるかもしれないと思うと、私も安心できます」
「また、エセックス&ハーツ・エア・アンビュランスが世間の人たちに知ってもらえることも重要なことだと考えています。彼らは慈善団体であり、資金を必要としていることを多くの人たちに理解してもらいたいと思っています。これは彼らにとっても素晴らしいことであり、さらに多くの命を救うことができると期待しています」
1987年からかつての本拠地ホワイト・ハート・レーンでスチュワードとして働き始めたデュークス氏は、2005-06シーズンからアシスタント・キットマネージャー、その数カ月後にはメイン・キットマネージャーに就任。大規模なランドリー作業、クラブのすべてのキットや用具の配布、メンテナンス、保管を長年にわたって管理してきたプロフェッショナルは、その献身的な人柄も含めて多くの選手や監督から厚い信頼を集めているという。
なお、今回のオンライン・オークションは、チャーリー氏の一周忌となる5月23日に終了する予定だ。
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