ライバルに敗れ連敗のユナイテッド、スールシャールは完敗認める「リバプールは勝利に値した」

2021.05.14 11:39 Fri
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、ライバル相手の敗戦を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。
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ユナイテッドは13日に行われたプレミアリーグ第34節延期分で、リバプールと対戦。前節レスター・シティに敗れリーグタイトルを逃すことが決定したチームは、この日もMFブルーノ・フェルナンデスの得点で先制にこそ成功したものの、前半だけで逆転される展開に。後半にFWマーカス・ラッシュフォードが1点を返すも及ばず、2-4で敗れた。
この結果、ユナイテッドはリーグ連敗。3位レスターとの勝ち点差は「4」にまで縮まっており、2位の座がやや危うくなっている。

試合後のインタビューに応じたスールシャール監督は敗北を受け入れつつ、チームはより良いパフォーマンスができたはずだと落胆。ライバル相手に喫した敗北から学んでいきたいと語った。

「リバプールは勝利に値する。とはいえ、我々はキックオフからのスタートダッシュをもっと生かすべきだった。これは我々が学ぶべきことだろう。相手がリバプールだと理解できていなかったかもしれない。良いプレー、素晴らしいフットボールをしていたが、ボールロストの際に少し後手に回ってしまったため、気持ちよくプレーさせてしまった。もっとプレスをかけるべきだったが、ここから学ぶことにしよう」
「ハーフタイム直前、後半開始直後、そしてアディショナルタイムと、悪いタイミングでの失点だった。我々は相手に3つのゴールを与えてしまったが、2-3とした後は自分たちに勢いがあり、大量のチャンスもあったんだ。あのピンボールのようなプレーの時、どうしてゴールが決まらなかったのか…。あれは我々が生かすべきチャンスの瞬間だった」

「セットプレーでの失点は絶対に避けなければならない。後半の始め方については、我々は後方からプレーしたいと考えており、選手たちを信頼している。ただ、うまくいかない時もあり、残念ながら今日はその日だった。後半の立ち上がりは本当に悪かったね」

また、スールシャール監督は負傷により離脱したDFハリー・マグワイアの存在の大きさに言及。一方で、主将の不在は言い訳にならないと認めており、残った選手で再び勢いを取り戻したいと語った。

「ハリーは我々にとって本当に重要な存在であり、このクラブに来てからずっとトップを走っている。ただ、彼がいなくなるのは寂しいといっても、離脱してしまった以上はそれに対応しなければならない。我々にはそれができるだけの優秀な選手が揃っており、そうすべきだ。リーグ戦は残り2試合、そして(ヨーロッパリーグの)決勝戦があるため、自信と勢いを取り戻したい」

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