カウンター炸裂の広島が7試合ぶり勝利! G大阪は10試合でわずか1勝【明治安田J1第20節】
2021.05.12 20:00 Wed
明治安田生命J1リーグ第20節、ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島が12日にパナソニックスタジアム吹田で行われ、1-2で広島が勝利した。
AFCチャンピオンズリーグの日程との兼ね合いから前倒し開催となる一戦。前節は川崎フロンターレに完敗したG大阪は、ここまでわずか1勝に加え総得点も「1」と、開幕から続く長い不調から抜け出せずにいる。
対する広島も、前節はサガン鳥栖とゴールレスドローに終わり6戦未勝利。直近5試合ではG大阪よりも勝ち点が少ない状況だ。
互いに前節からスタメンを4人変更。6試合ぶりに宇佐美をベンチスタートとしたG大阪がポゼッションを高めていく入りに。広島は速攻から何度か浅野がゴール前に抜け出すが、オフサイドが続いてしまう。両チームとも思うようにシュートシーンまで運べない中、先にアウェイチームがチャンスを作る。
18分、自陣左サイドでボールを持ったハイネルが逆サイドへロングボールを供給。これで高い位置をとった森島が味方の攻め上がりを待って右サイドをオーバーラップしてきた野上へ。野上はこれをダイレクトで上げると、飛び込んだジュニオール・サントスが頭で合わせたが、惜しくも枠の上に外れた。
それでも徐々にゴールに近づく広島は、その直後の36分に均衡を破る。敵陣左サイドで得たFKの場面。森島が右足でクロスを上げると、フリーとなっていた佐々木が頭で合わせて先制点を奪った。
しかしG大阪も44分、左CKのシーンでチュ・セジョンが右足で入れたクロスをファーサイドの一美がヘディングシュート。地面に叩きつけたシュートにGK大迫も弾き切れず、ボールはゴールラインを割って、試合は振り出しに戻った。
互いに交代なしで迎えた後半。まず広島は51分、森島のパスからジュニオール・サントスがボックス右に侵入。クロスはGKに阻まれてしまったものの、こぼれ球を拾った浅野がボックス中央からシュート。決定機だったが、ゴール寸前で奥野にブロックされてしまった。
ここからG大阪に流れが傾いたが、迎えた65分、G大阪のCKを跳ね返した広島は、柏、ジュニオール・サントスと繋いでカウンターを発動。左サイドのハーフウェイラインまで運んだジュニオール・サントスは右足アウトサイドを使って右サイドに展開すると、駆け上がってきた川辺が勢いを持ってボックス右へ侵入。そのまま右足を振り抜き、強烈なシュートをネットに突き刺した。
このゴールを機に、広島は浅野と柏を下げて鮎川とエゼキエウを投入。G大阪も一美、パトリック、チュ・セジョンに代わり、宇佐美、レアンドロ・ペレイラ、山本と、一挙に3選手を入れ替えた。ホームチームはさらに、78分に井手口を下げてデビュー戦となるウェリントン・シウバを送り込んだ。
その後もボールを持つG大阪と、カウンターで応戦する広島という構図のまま、一進一退の攻防が続く。終盤に入っても広島は攻めの姿勢を崩さず追加点を狙いにいく。
そして、残り時間を上手く進めた広島が1-2で逃げ切り。7試合ぶりの勝利を挙げた。一方のG大阪は5試合未勝利となった。
ガンバ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
【G大阪】
一美和成(前44)
【広島】
佐々木翔(前36)
川辺駿(後20)
AFCチャンピオンズリーグの日程との兼ね合いから前倒し開催となる一戦。前節は川崎フロンターレに完敗したG大阪は、ここまでわずか1勝に加え総得点も「1」と、開幕から続く長い不調から抜け出せずにいる。
互いに前節からスタメンを4人変更。6試合ぶりに宇佐美をベンチスタートとしたG大阪がポゼッションを高めていく入りに。広島は速攻から何度か浅野がゴール前に抜け出すが、オフサイドが続いてしまう。両チームとも思うようにシュートシーンまで運べない中、先にアウェイチームがチャンスを作る。
18分、自陣左サイドでボールを持ったハイネルが逆サイドへロングボールを供給。これで高い位置をとった森島が味方の攻め上がりを待って右サイドをオーバーラップしてきた野上へ。野上はこれをダイレクトで上げると、飛び込んだジュニオール・サントスが頭で合わせたが、惜しくも枠の上に外れた。
35分には、左サイドを突破した藤井のクロスを再びジュニオール・サントスが頭で合わせるも、今日が35歳の誕生日というGK東口が足で反応。咄嗟に右足を動かし、相手の決定機を阻止した。
それでも徐々にゴールに近づく広島は、その直後の36分に均衡を破る。敵陣左サイドで得たFKの場面。森島が右足でクロスを上げると、フリーとなっていた佐々木が頭で合わせて先制点を奪った。
しかしG大阪も44分、左CKのシーンでチュ・セジョンが右足で入れたクロスをファーサイドの一美がヘディングシュート。地面に叩きつけたシュートにGK大迫も弾き切れず、ボールはゴールラインを割って、試合は振り出しに戻った。
互いに交代なしで迎えた後半。まず広島は51分、森島のパスからジュニオール・サントスがボックス右に侵入。クロスはGKに阻まれてしまったものの、こぼれ球を拾った浅野がボックス中央からシュート。決定機だったが、ゴール寸前で奥野にブロックされてしまった。
ここからG大阪に流れが傾いたが、迎えた65分、G大阪のCKを跳ね返した広島は、柏、ジュニオール・サントスと繋いでカウンターを発動。左サイドのハーフウェイラインまで運んだジュニオール・サントスは右足アウトサイドを使って右サイドに展開すると、駆け上がってきた川辺が勢いを持ってボックス右へ侵入。そのまま右足を振り抜き、強烈なシュートをネットに突き刺した。
このゴールを機に、広島は浅野と柏を下げて鮎川とエゼキエウを投入。G大阪も一美、パトリック、チュ・セジョンに代わり、宇佐美、レアンドロ・ペレイラ、山本と、一挙に3選手を入れ替えた。ホームチームはさらに、78分に井手口を下げてデビュー戦となるウェリントン・シウバを送り込んだ。
その後もボールを持つG大阪と、カウンターで応戦する広島という構図のまま、一進一退の攻防が続く。終盤に入っても広島は攻めの姿勢を崩さず追加点を狙いにいく。
そして、残り時間を上手く進めた広島が1-2で逃げ切り。7試合ぶりの勝利を挙げた。一方のG大阪は5試合未勝利となった。
ガンバ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
【G大阪】
一美和成(前44)
【広島】
佐々木翔(前36)
川辺駿(後20)
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