湘南が4試合ぶり勝利で8戦負けなしのクラブ記録更新! 名古&ウェリントンの一発で大分戦制す【明治安田J1第13節】
2021.05.09 17:45 Sun
明治安田生命J1リーグ第13節の1試合が9日にレモンガススタジアム平塚で催され、ホームの湘南ベルマーレが2-0で大分トリニータを下した。
7戦負けなしと安定感のある一方、うち6試合が引き分けの15位湘南は前節の北海道コンサドーレ札幌戦から先発を2人変更。大橋が今季初めてベンチスタートとなり、前節に決定的な場面を作ったタリクが初スタメンを飾った。
9試合ぶりの勝利を手にし、7連敗の長いトンネルから抜け出した大分は前節の清水エスパルス戦からスタメンを2選手入れ替え、香川、小林成豪が外れ、福森、渡邉が名を連ねた。
自陣の深い位置からボールを繋ぐ大分に対して、高い位置からプレッシャーをかける湘南。大分がプレス回避のためにロングボールを織り交ぜるも、強く巻いた風の影響もあり、前線の長沢に収まらない。
そうしたなか、9分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスからクロスの跳ね返りを拾った名古の右足シュートでゴールに迫った湘南が17分に先取する。左サイドで町野が高橋からボールを引き出し、深い位置から左足のクロス。風に戻されて大きく曲がったボールが名古に収まると、ペナルティエリア中央から倒れ込みながら左足を振り抜く。低い弾道のシュートは右のポストに当たってゴールに吸い込まれた。
攻撃の糸口を見いだせず、前半にシュートシーンがなく、後半に入った大分だが、59分に味方とのワンツーで右サイドのスペースに走り込んだ松本のクロスから渡邉がフィニッシュ。大分の1stシュートだったが、GK谷のビッグセーブに阻まれ、セカンドボールに反応した渡邉の押し込みも左ポストに嫌われてしまう。
守備に体力を割かれた湘南は60分に3枚替え。町野、名古、山田に代えて大橋、茨田、古林を投入し、落ち始めた中盤の運動量を再び上げて大分のパス回しに対して制限をかけにいく。
その湘南は67分、GK谷からロングボールが送られると、大橋が飛び出してきたGKポープ・ウィリアムと入れ替わり、右サイドの深い位置から無人のゴールにシュート。しかし、角度が厳しく、枠に飛ばせない。
72分には大分も選手交代。屋敷、エンリケ・トレヴィザンを入れ、三竿を一列上げて攻撃の活性化を図ると、81分には町田のクロスをボックス内の長沢が収めて、反転からシュート。さらに84分、町田の縦パスを長沢が落としてペナルティエリア手前から下田が左足で狙うも、枠の右に外れる。
押し込まれる展開となった湘南だったが、途中出場選手が絡んで後半アディショナルタイムに貴重な追加点。左サイドでこぼれ球を拾った池田がインスイングのクロスを上げると、77分から出場のウェリントンが得意のヘディングシュートをゴール左に決めて、勝利をさらに手繰り寄せた。
結局、粘る大分を無失点で振り切った湘南が4試合ぶりの白星。J1での7試合負けなしのクラブ記録をさらに更新して、「8」に伸ばした。
湘南ベルマーレ 2-0 大分トリニータ
【湘南】
名古新太郎(前17)
ウェリントン(後47)
7戦負けなしと安定感のある一方、うち6試合が引き分けの15位湘南は前節の北海道コンサドーレ札幌戦から先発を2人変更。大橋が今季初めてベンチスタートとなり、前節に決定的な場面を作ったタリクが初スタメンを飾った。
自陣の深い位置からボールを繋ぐ大分に対して、高い位置からプレッシャーをかける湘南。大分がプレス回避のためにロングボールを織り交ぜるも、強く巻いた風の影響もあり、前線の長沢に収まらない。
そうしたなか、9分に敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスからクロスの跳ね返りを拾った名古の右足シュートでゴールに迫った湘南が17分に先取する。左サイドで町野が高橋からボールを引き出し、深い位置から左足のクロス。風に戻されて大きく曲がったボールが名古に収まると、ペナルティエリア中央から倒れ込みながら左足を振り抜く。低い弾道のシュートは右のポストに当たってゴールに吸い込まれた。
飲水タイム明けから大分がボールを握り倒すものの、縦パスを入れるコースやタイミングを見つけられず、湘南の守備ブロックの前に攻めあぐねる時間が続く。すると、直近7試合でわずか2失点の堅守が光る湘南は40分、波状攻撃からまたしても名古。ペナルティアーク付近から右足のシュートを放っていくが、GKポープ・ウィリアムにセーブされる。
攻撃の糸口を見いだせず、前半にシュートシーンがなく、後半に入った大分だが、59分に味方とのワンツーで右サイドのスペースに走り込んだ松本のクロスから渡邉がフィニッシュ。大分の1stシュートだったが、GK谷のビッグセーブに阻まれ、セカンドボールに反応した渡邉の押し込みも左ポストに嫌われてしまう。
守備に体力を割かれた湘南は60分に3枚替え。町野、名古、山田に代えて大橋、茨田、古林を投入し、落ち始めた中盤の運動量を再び上げて大分のパス回しに対して制限をかけにいく。
その湘南は67分、GK谷からロングボールが送られると、大橋が飛び出してきたGKポープ・ウィリアムと入れ替わり、右サイドの深い位置から無人のゴールにシュート。しかし、角度が厳しく、枠に飛ばせない。
72分には大分も選手交代。屋敷、エンリケ・トレヴィザンを入れ、三竿を一列上げて攻撃の活性化を図ると、81分には町田のクロスをボックス内の長沢が収めて、反転からシュート。さらに84分、町田の縦パスを長沢が落としてペナルティエリア手前から下田が左足で狙うも、枠の右に外れる。
押し込まれる展開となった湘南だったが、途中出場選手が絡んで後半アディショナルタイムに貴重な追加点。左サイドでこぼれ球を拾った池田がインスイングのクロスを上げると、77分から出場のウェリントンが得意のヘディングシュートをゴール左に決めて、勝利をさらに手繰り寄せた。
結局、粘る大分を無失点で振り切った湘南が4試合ぶりの白星。J1での7試合負けなしのクラブ記録をさらに更新して、「8」に伸ばした。
湘南ベルマーレ 2-0 大分トリニータ
【湘南】
名古新太郎(前17)
ウェリントン(後47)
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