横浜FMが好調同士の一戦を制し、11戦無敗の4連勝! 神戸は9試合ぶり黒星【明治安田J1第13節】
2021.05.09 14:56 Sun
明治安田生命J1リーグ第13節、横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸が9日に日産スタジアムで行われ、2-0で横浜F・マリノスが勝利した。
4位・横浜FM(勝ち点24)と5位・神戸(勝ち点23)による上位対決。前節はFC東京にオナイウ阿道のハットトリックで快勝した横浜FMは、第2節以降の無敗を継続するとともに、直近3連勝を収めた。2試合連続でのクリーンシートと守備陣も安定し始めた中、攻撃もしっかりとハマり3試合連続の3ゴール以上と好調を維持している。
対する神戸も、前節はホームにサンフレッチェ広島を迎え、こちらも3-0と完勝。苦手としていた相手からの勝利で、チームの好調さを感じさせる結果となった。横浜FMは10試合無敗、方や神戸は8戦無敗と、今最も勢いのある2チームによる今節屈指の好カードだ。
互いに前節と同じスタメンを起用した中、ホームチームがボールを保持する形でスタートする。だが、先に決定機を迎えたのはアウェイチームだった。15分、センターサークル付近のサンペールのロングボールに反応した古橋が一気にゴール前へ。相手に囲まれながら何とかシュートに繋げたが、GK高丘のビッグセーブに遭った。
仕切り直したい横浜FMだったが、20分にマルコス・ジュニオールが負傷し、天野をスクランブル投入する事態に。しかし、そんなアクシデントにも揺るがず、31分に前線からプレスをかけてボールを奪うと前田にビッグチャンス。GKも躱してゴールへ流し込みにかかったが、懸命に戻ったDFに寸前でブロックされてしまった。
1点ビハインドで残りの45分に臨む神戸は、サンペールと井上を郷家とリンコンに変更。さらに60分には、佐々木と中坂を下げてイニエスタとマシカを投入し、控えていた外国籍選手をすべて送り込む。
直後にそのマシカのクロスから郷家がシュートシーンを迎えるが、ここは横浜FMもしっかり対応し、失点を許さない。そんなホームチームは73分に2度目の交代として、オナイウと前田に代えてレオ・セアラと水沼を入れて、前線をリフレッシュさせる。
後半は両チームともなかなか決定機が迎えられないでいたが、神戸は77分、イニエスタの針の穴を通すような見事なスルーパスを古橋に供給。ボックス左へ侵入したが、シュートは角度が小さくサイドネットを叩いた。
このプレーを機に攻勢に転じたい神戸だったが、80分に痛恨のミスを冒してしまう。相手に攻め込まれる中で、GK前川がアグレッシブな守備から高い位置でボールを奪取。素早く味方にパスを繋げようとしたが、これが水沼に渡ってしまい、一転して大ピンチに。
対して、思わぬ形でチャンスを迎えた横浜FMはショートカウンターを発動し、ボックス手前のレオ・セアラを経由して、エウベルがボックス左からシュート。ここは慌てて戻ってきたGK前川に止められてしまったものの、こぼれ球を天野が押し込んで、決定的な2点目を決めた。
そして、試合はこのままタイムアップ。好調同士の一戦は、横浜FMが11戦無敗の4連勝を収めた一方、神戸は9試合ぶりの黒星となった。
横浜F・マリノス 2-0 ヴィッセル神戸
【横浜FM】
OG(前41)
天野純(後35)
4位・横浜FM(勝ち点24)と5位・神戸(勝ち点23)による上位対決。前節はFC東京にオナイウ阿道のハットトリックで快勝した横浜FMは、第2節以降の無敗を継続するとともに、直近3連勝を収めた。2試合連続でのクリーンシートと守備陣も安定し始めた中、攻撃もしっかりとハマり3試合連続の3ゴール以上と好調を維持している。
互いに前節と同じスタメンを起用した中、ホームチームがボールを保持する形でスタートする。だが、先に決定機を迎えたのはアウェイチームだった。15分、センターサークル付近のサンペールのロングボールに反応した古橋が一気にゴール前へ。相手に囲まれながら何とかシュートに繋げたが、GK高丘のビッグセーブに遭った。
仕切り直したい横浜FMだったが、20分にマルコス・ジュニオールが負傷し、天野をスクランブル投入する事態に。しかし、そんなアクシデントにも揺るがず、31分に前線からプレスをかけてボールを奪うと前田にビッグチャンス。GKも躱してゴールへ流し込みにかかったが、懸命に戻ったDFに寸前でブロックされてしまった。
それでも攻勢続く横浜FMは41分、途中出場の天野のロングボールでティーラトンが左サイドの深い位置まで切り込みマイナス方向へクロス。すると、GK前川が弾き切れなかったボールがフェルマーレンに当たってオウンゴールに。ラッキーな形でトリコロールが先手を取った。
1点ビハインドで残りの45分に臨む神戸は、サンペールと井上を郷家とリンコンに変更。さらに60分には、佐々木と中坂を下げてイニエスタとマシカを投入し、控えていた外国籍選手をすべて送り込む。
直後にそのマシカのクロスから郷家がシュートシーンを迎えるが、ここは横浜FMもしっかり対応し、失点を許さない。そんなホームチームは73分に2度目の交代として、オナイウと前田に代えてレオ・セアラと水沼を入れて、前線をリフレッシュさせる。
後半は両チームともなかなか決定機が迎えられないでいたが、神戸は77分、イニエスタの針の穴を通すような見事なスルーパスを古橋に供給。ボックス左へ侵入したが、シュートは角度が小さくサイドネットを叩いた。
このプレーを機に攻勢に転じたい神戸だったが、80分に痛恨のミスを冒してしまう。相手に攻め込まれる中で、GK前川がアグレッシブな守備から高い位置でボールを奪取。素早く味方にパスを繋げようとしたが、これが水沼に渡ってしまい、一転して大ピンチに。
対して、思わぬ形でチャンスを迎えた横浜FMはショートカウンターを発動し、ボックス手前のレオ・セアラを経由して、エウベルがボックス左からシュート。ここは慌てて戻ってきたGK前川に止められてしまったものの、こぼれ球を天野が押し込んで、決定的な2点目を決めた。
そして、試合はこのままタイムアップ。好調同士の一戦は、横浜FMが11戦無敗の4連勝を収めた一方、神戸は9試合ぶりの黒星となった。
横浜F・マリノス 2-0 ヴィッセル神戸
【横浜FM】
OG(前41)
天野純(後35)
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