CL決勝、イスタンブールでの開催に黄色信号か…英国政府がトルコへの渡航規制を強化
2021.05.08 19:10 Sat
マンチェスター・シティとチェルシーによるイングランド勢対決となった今季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝だが、予定されているトルコ・イスタンブールでの開催が怪しくなってきているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
現在トルコでは、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、4月14日には1日の感染者数が6万人を超え、29日から今月17日までの期間に全国的なロックダウン(都市封鎖)措置を実施している。 その効果もあってか、最新7日の感染者数は2万5000人強と、日本と比べると遥かに多いものの、トルコ国内では右肩下がりで推移。一方で死亡者数は278人と、先月下旬から高止まりしている状況だ。
それを受けてイギリス政府は7日、トルコを最も厳しい渡航制限にあたる“レッドリスト”に加えることを発表。これにより、トルコからの帰国者は例外なく空港のホテルに10日間の隔離措置が適用されることになった。
シティとチェルシーのファンに向けては8000枚のチケットが用意されていたが、英国政府は「トルコへ渡航すべきではない」と強く警告。『スカイ・スポーツ』によると、これに伴ってUEFAは開催地の変更を検討し始めているという。
先日にはアストン・ビラの本拠地であるビラ・パークが開催地として名乗りを上げたが、昨季の決勝がコロナの影響でイスタンブールから変更されたリスボンも候補地として有力とのこと。ポルトガルはイギリスの“グリーンリスト”に位置づけられており、今のところ渡航制限はかけられていないという。
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今月29日にイスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥでの開催が予定されている今季のCL決勝。2年ぶり3度目のイングランド勢同士の対決として注目されているが、トルコでの開催は疑問の声が挙がっている。それを受けてイギリス政府は7日、トルコを最も厳しい渡航制限にあたる“レッドリスト”に加えることを発表。これにより、トルコからの帰国者は例外なく空港のホテルに10日間の隔離措置が適用されることになった。
シティとチェルシーのファンに向けては8000枚のチケットが用意されていたが、英国政府は「トルコへ渡航すべきではない」と強く警告。『スカイ・スポーツ』によると、これに伴ってUEFAは開催地の変更を検討し始めているという。
元々、決勝戦がマンチェスター・シティvsチェルシーに決まった時点で、トルコの感染拡大への懸念からイングランド国内での開催を求める声が高まっていた。なお、イングランドでCL決勝戦が最後に行われたのは2013年のドルトムントvsバイエルン。その舞台となったウェンブリー・スタジアムは、今年は同じ日にEFLプレーオフがすでに予定されている。
先日にはアストン・ビラの本拠地であるビラ・パークが開催地として名乗りを上げたが、昨季の決勝がコロナの影響でイスタンブールから変更されたリスボンも候補地として有力とのこと。ポルトガルはイギリスの“グリーンリスト”に位置づけられており、今のところ渡航制限はかけられていないという。
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