ゴールレスドローで鳥栖は3連勝ストップ、広島は6戦未勝利に【明治安田J1第13節】

2021.05.08 15:59 Sat
明治安田生命J1リーグ第13節、サガン鳥栖vsサンフレッチェ広島が8日に駅前不動産スタジアムで行われ、0-0の引き分けに終わった。

3位・鳥栖(勝ち点26)と8位・広島(勝ち点17)の対戦。鳥栖は前節、ヴォルティス徳島をホームで2-0で下して3連勝。今節は2度目の4連勝を目指す。一方の広島は5戦未勝利。前節はヴィッセル神戸に前半だけで3ゴールを許し完敗を喫した。
前節と同じ11人を起用した鳥栖に対し、2人入れ替えた広島が序盤の主導権を握る。まずは2分、CKの流れから今日がJ1通算400試合目の出場となる青山がミドルシュートで相手を牽制。11分には、相手のパスを奪った浅野がシュートまで運んだが、ここは枠を捉えられず。

なおも攻勢が続くアウェイチームは13分に決定機を迎える。前線から果敢にプレスをかける鮎川が最終ラインのエドゥアルドからボールを奪取。そのままゴール前まで侵入し、GKと一対一の局面を迎えたが、シュートは朴一圭のファインセーブに遭った。更にその直後のFKでは、敵陣左サイドのやや離れた位置から森島が狙ったシュートが左ポストを直撃するなど、先制の匂いをうかがわせる展開に。

しかし、その後も何度かゴールに迫った広島だが、今一つフィニッシュの精度が上がらない。最前線で奮闘する鮎川も空回りするうちに、徐々に鳥栖も押し返してくる。すると45分、広島陣内でボールの奪い合いになる中で、ボールはボックス左の林の下へ。林は荒木のマークをターンで振り切り左足でニアを狙ったが、ポストに嫌われゴールならず。試合はゴールレスで折り返した。
後半立ち上がりに林のシュートでゴールに迫った鳥栖は、54分にも樋口のミドルシュートで強襲。ハーフタイムにかけて勢いを持続させて点を取りにいく。その中で広島は57分、エゼキエウを下げて永井を投入し、先にテコ入れを図った。

対する鳥栖も72分に2選手を入れ替え。その直後に樋口がミドルシュートを放つも、ここはGK大迫に阻まれる。広島も75分、自陣中央でこぼれ球を拾った浅野がそのままドリブルを開始。スピードに乗って相手を次々と躱し、最後はボックス手前左から左足を一閃。決まっていればスーパーゴールだったが、GK朴一圭がそれを許さなかった。

GK朴一圭は、広島のロングボールに対しても高い位置を取りながらピンチを未然に防ぐ。時にはディフェンスラインまで上がり、組み立てに参加するプレーも。

後半は完全に主導権を奪い返して攻め込んだ鳥栖だったが、最後までゴールが遠く、連勝は「3」でストップ。一方の広島は6戦未勝利となった。

サガン鳥栖 0-0 サンフレッチェ広島
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