レーティング:ローマ 3-2(AGG:5-8) マンチェスター・ユナイテッド《EL》

2021.05.07 06:54 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、ローマvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-2で勝利した。ただ、2戦合計スコアでは5-8としたユナイテッドの決勝進出が決定している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
83 ミランテ 5.5
1失点目は虚を突かれたが、それ以外の場面では安定したシュートストップにスペースケアを見せた
DF
2 カルスドルプ 6.5
対面が同胞ファン・デ・ベークであったこともあり、サイドで優位性を保った。攻守両面で良い出来だった

6 スモーリング 5.5
前回対戦で惨敗した古巣相手に気迫の入りを見せたが、筋肉系のトラブルで前半半ばに負傷交代…

(→ダルボー 6.5)
5年前に難民としてイタリアに来た19歳が直近のサンプドリア戦でのセリエAデビューに続きELデビュー。緊急投入となった中、ユナイテッド相手に堂々たるパフォーマンス。鋭いターンで相手をいなすなど、見事なプレーだった
3 イバニェス 6.0
2失点は喫したが、個人としては初戦に続きソリッドなプレー。前がかりなチームを後方から支援

33 ブルーノ・ペレス 5.5
後半半ばに負傷交代するまで攻守に奮闘。全体的に質はそこまで高くなかったが、ハードワークが光った

(→サントン 5.5)
決勝点をお膳立て

MF
11 ペドロ 6.5
負傷明け即先発で1アシストを記録するなど、チャンスメークでさすがの存在感を発揮

(→ザレフスキ 6.0)
トップチームデビュー戦となった19歳。決勝点はオウンゴールに訂正も大仕事をやってのけた

4 クリスタンテ 7.0
見事なフィニッシュで1ゴールを記録。ロングフィードは捨てがたいが、やはり持ち味はダイナミズムであることを改めて証明する一戦に

7 ペッレグリーニ 7.0
カピターノとして最後まで攻守に奮闘。クリスタンテのゴールをアシストするなど、司令塔として躍動

23 G・マンチーニ 6.0
1失点目はB・フェルナンデスを深追いしてしまったが、試合を通してはアンカーとセンターバックの両ポジションで強度の高い守備など素晴らしい出来だった

77 ムヒタリアン 6.5
古巣相手の恩返し弾はならずも、再三のチャンスメークで相手の脅威であり続けた

FW
9 ジェコ 6.5
2戦連発に確度の高いポストプレーと存在感を発揮。ただ、ゴール以外の決定機のいずれかを決め切りたかった

(→マジョラル 5.5)
すんなり試合に入ったが、決定的な仕事はできず

監督
フォンセカ 6.5
苦しい台所事情の中で一矢報いた。システム変更に加え、スモーリング負傷時にクンブラではなくダルボーを入れ、抜擢したザレフスキが仕事を果たすなど、未来への種も蒔いた

▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 デ・ヘア 7.0
低調なチームの影響で3失点も、個人としては鬼神のごとくビッグセーブを連発。2戦合計スコアで逆転負けもあり得そうな苦境を救った

DF
29 ワン=ビサカ 5.5
危険なタックルでカードをもらうなど、本来の出来ではなかったが、それでも要所は締めた

(→B・ウィリアムズ 4.5)
攻守両面でクオリティ不足を露呈。相手の攻撃陣に翻弄される

3 バイリー 4.5
試合勘のなさが顕著で判断ミスやポジショニングミスが散見。ジェコに決定的な仕事を許した

5 マグワイア 4.5
あわやハンドという不用意な対応を含め、低調なチームに引きずられる形で拙守が目立った

23 ショー 5.5
出来は今一つだったが、それでも交代で入ったテレスの数倍上のパフォーマンスレベルだった

(→テレス 4.5)
後半立ち上がりにリスキーな攻撃参加を見せるなど、試合展開を全く読めていなかった。オウンゴールは不運だったが、守備面の低調さが目立った

MF
11 グリーンウッド 5.0
トップチーム通算100試合達成もほろ苦い一戦に。前後半に訪れた決定機は決めたかった

6 ポグバ 4.5
初戦の大差による油断があったか、明らかに試合に入れていなかった。攻守両面で切り替えの鈍さが相手に流れを渡す一因に

(→マティッチ 5.0)
中盤の引き締め役としての起用となったが、その役目を果たせず

18 ブルーノ・フェルナンデス 6.5
絶妙なチャンスメークで2点をお膳立て。カバーニとデ・ヘアと共に唯一普段のパフォーマンスレベルを維持

(→マタ -)

17 フレッジ 5.5
前半にアシスト場面を含め2本の絶好機を演出。ただ、2失点目に繋がる軽率なロストは猛省を

34 ファン・デ・ベーク 4.5
得意ではない左ウイングでのプレーだったとはいえ、ポジション奪取に繋がらない低調なパフォーマンス。今後の過密日程がなければ、フル出場はできないレベルの出来

FW
7 カバーニ 7.0
2度の決定機は逸したが、ストライカーのお手本のようなプレーで2ゴール。デ・ヘアと共に突破の立役者となった

(→ラッシュフォード 5.0)
攻守に無難にプレーもカウンターの脅威を与えられず

監督
スールシャール 5.0
初戦の大勝と今後の過密日程を考えれば、モチベーションの低下は否めないとしても控え選手の覇気のなさは頂けなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
勝利したローマからクリスタンテやペッレグリーニを選ぶ考えもあったが、ユナイテッドのあまりの劣勢の中で孤軍奮闘だったスペイン代表GKをMOMに選出。驚異的な反応で後半の連続ピンチを見事に凌ぎ切った。今日のパフォーマンスで新天地候補に良いイメージも与えたか。

ローマ 3-2(AGG:5-8) マンチェスター・ユナイテッド
【ローマ】
ジェコ(後12)
クリスタンテ(後15)
OG(後38)
【マンチェスター・ユナイテッド】
カバーニ(前39)
カバーニ(後23)
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ドルトムントvsPSVが13日に行われ、2-0でドルトムントが勝利した。この結果、2戦合計スコアを3-1としたドルトムントがベスト8へ進出した。 ▽ドルトムント採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240313_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 コベル 6.0 後半はピンチの連続だったが、デ・ヨングのシュートミスに救われた DF 25 ジューレ 6.0 後半はロサーノのスピードに苦戦も何とか耐える 23 ジャン 6.0 リエルソンの欠場でセンターバック起用に。無難にこなした 15 フンメルス 6.0 後半はラインを低くして凌いだ 22 マートセン 6.5 前半は攻撃で後半は守備で貢献 MF 21 マレン 6.5 好調を維持。攻撃を牽引していた (→アデイェミ 5.5) カウンターの起点になりきれず 6 エズジャン 5.5 守備に追われていた 19 ブラント 5.5 前半はバイタルエリアでボールを受けてアクセントに (→フェリックス・エンメチャ 5.5) 前線からの守備で奮闘 20 ザビッツァー 6.5 直近のヴォルフスブルク戦退場を帳消しにするハードワーク。前半は質の良いパスを前線に入れた 10 サンチョ 6.5 公式戦連発。調子を上げている様子だが、負傷が心配される (→ロイス 6.5) 勝負を決定付ける追加点 FW 14 フュルクルク 6.0 VARでゴール取り消しに。前線で起点となっていた 監督 テルジッチ 6.0 難しい試合になったが、勝ち切って自身2度目のベスト8進出 ▽PSV採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240313_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ベニテス 5.5 枠内シュートは無難にセーブしていた DF 3 ティーゼ 5.5 守備重視のプレー。サンチョの対応に腐心 22 スハウテン 5.5 フュルクルクに押されながらも何とか凌ぐ 18 ボスカリ 5.5 デストと共にマレンに対応 8 デスト 6.0 マレンとのマッチアップは流石に苦戦も後半は攻撃で盛り返す MF 20 ティル 5.0 攻守に貢献できず前半で交代 (→ロサーノ 6.0) 攻撃を活性化。後半の攻勢を促す 23 フェールマン 5.5 前半はバイタルエリアのケアが厳しかったが、後半は中盤を掌握 (→ペピ -) 17 マウロ・ジュニオール 5.5 独特なリズムで攻撃に多少のアクセントを生んだ (ババディ ー) FW 11 バカヨコ 6.0 カットインからの仕掛けで脅威に 9 L・デ・ヨング 5.0 後半ATの絶好機を仕留めきれず 10 ティルマン 5.5 目立ったプレーは少なかった 監督 ボス 6.0 後半の反撃は古巣ドルトムントを大いに脅かした ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! マレン(ドルトムント) 1stレグに続き、古巣相手に脅威となった。ゴールこそなかったものの、守勢の中、牽制する役割を担った。 ドルトムント 2-0 PSV 【ドルトムント】 サンチョ(前3) ロイス(後50) ※2戦合計スコア3-1でドルトムントがベスト8進出 2024.03.14 07:01 Thu

レーティング:アーセナル 1-0(AGG:0-1[PK:4-2]) ポルト【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、アーセナルvsポルトが12日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが1-0で勝利。2戦合計1-1となった中、PK戦を4-2で制したアーセナルの準々決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽アーセナル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240313_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 22 ラヤ 7.0 前後半に見事なシュートストップを見せ、PK戦では殊勲の2本のPKストップ DF 4 ホワイト 6.5 攻撃面でサカをサポートしつつ、守備では一度入れ替わられそうになった場面以外はキーマンのガレーノにうまく対応した 2 サリバ 5.5 大崩れすることはなかったが、細かいミスや相手に出し抜かれる場面もあり本来の出来ではなかった 6 ガブリエウ 6.0 相手のカウンターに手を焼いたが、要所を締めてクリーンシート 15 キヴィオル 6.5 コンセイソンのアジリティに手を焼いた場面もあったが、試合を通しては攻守両面でソリッドなパフォーマンスを見せた (→ジンチェンコ 5.5) 攻撃を期待されたものの、思うようにチャンスメークできず。守備ではキヴィオルに比べて危うい対応が散見 MF 8 ウーデゴール 7.0 圧巻のアシストに幻のゴールも…。プレーの質を落とさずに120分間走り切った上、PK戦でも一番手で流れを引き寄せる 20 ジョルジーニョ 5.5 中盤で無難にボールを捌いたが、局面をうまく進めることはできなかった。それでも、攻守両面で最低限の仕事はこなした (→ガブリエウ・ジェズス 6.0) 投入直後に決定機に絡むなど攻撃に変化を加えた。守備でもしっかりとハードワーク 41 ライス 6.0 普段に比べて疲労感を窺わせるパフォーマンスとなったが、プレー水準は高かった FW 7 サカ 5.5 右サイドで攻撃の起点を担ったが、決定的な仕事には至らず 29 ハヴァーツ 6.0 ロングボールへの反応から2つの決定機に絡んだ。センターフォワードとインサイドハーフで多くの仕事をこなした 19 トロサール 6.5 値千金のゴールを記録。後半はやや消える場面も多かったが、要所でアクセントを加えた (→エンケティア 5.5) 最低限の仕事はこなしたが、なかなか脅威とはなれなかった 監督 アルテタ 6.0 非常に苦しい試合となったが、自身の鬼門となっていたベスト16の壁を見事に越えた ▽ポルト採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240313_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 99 ジオゴ・コスタ 6.0 PK戦ではヒーローになれなかったが、後半終盤にジェズスの決定機を阻止。攻守両面で安定したゴールキーピングを見せた DF 23 ジョアン・マリオ 6.0 自サイドを崩されての1失点となったが、堅実な守備に加えて要所で推進力も見せた (→ホルヘ・サンチェス 5.5) 守勢の状況での投入となったが、大きな穴を開けず 3 ペペ 6.5 フィールドプレーヤーとして史上初の41歳でのCL出場達成。衰えを感じさせないフィジカル能力に加え、絶妙なプレーリードでピンチの芽を積み続けた 31 オタヴィオ 6.5 頼れるペペのサポートを受けながら無理の利く守備で強力攻撃陣の前に立ちはだかる。繋ぎの局面でも圧力を受けながら冷静にプレー 18 ヴェンデウ 6.0 痛恨のPK失敗となったが、前回対戦に続いて相手のキーマンであるサカに決定的な仕事を許さなかった MF 10 コンセイソン 6.0 持ち味のスピードと献身性を遺憾なく発揮し、攻守両面で父親にとって戦術上のキーマンの一人だった (→ボルジェス 5.5) 推進力を示したが、決定的な仕事には至らず 22 バレラ 6.0 前回対戦に比べて走らされる展開になったが、負傷交代まで危険なエリアを埋めつつ球際でもよく粘った (→グルイッチ 5.5) 割り切って守りに入った延長戦でフィルター役を完遂 11 ペペー 6.0 献身的なプレスバックで守備をサポートしつつ、豊富な運動量と打開力でカウンターの起点も担った 16 ニコ・ゴンサレス 6.0 攻撃面での貢献は限定的だったが、守備面での際立つハードワークでウーデゴールやハヴァーツに食らいついた (→エウスタキオ 5.5) 堅実な守備でチームを助けた 13 ガレーノ 5.5 痛恨のPK失敗。カウンターの起点を担おうとしたが、前回対戦に比べて切れ味、精度を欠いた FW 30 エヴァニウソン 6.0 前線でまずまずボールを収めてボックス内では効果的にフィニッシュに繋げた。守備の貢献も素晴らしかった (→タレミ 5.5) 負傷明けでのプレーということもあり、エヴァニウソンに比べて仕事量はいまひとつ 監督 コンセイソン 6.0 PK戦で敗れたものの、2試合連続でソリッドなパフォーマンスを披露。アーセナルを最後の最後まで苦しめた ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ラヤ(アーセナル) 前回対戦の失点に関して批判的な声も挙がった中、それを払しょくする見事なパフォーマンスで突破の立役者に。ペペやウーデゴールの活躍も素晴らしかったが、やはりPK戦の主役をMOTMに選出。 アーセナル 1-0(AGG:1-1[PK:4-2]) ポルト 【アーセナル】 トロサール(前41) 2024.03.13 07:59 Wed
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